徒然草

カーマニアの聖地に行ってきました!(その2)

朝晩の冷え込みで喘息の調子が悪い私。皆さんは大丈夫ですか?

まずはうれしい話題。

職場では主にiMacを使用していますが、学生講義や講演会用のモバイルパソコンはMacBook Airでした。約5年間もハードに使っていたのでついに液晶にヒビが。ということで新しいノートパソコンを購入しました。

今回はMacBook Pro!しかも色はローズゴールド!このピンク色がとってもキュートです。しかもAirよりもかなり小さいです。しばらく自分の強力な相棒として共に過ごそうと思います。

 

今回もマニアック車談義です。興味のない方はスルーしてください。かなりの長文になりますので。

トヨタ博物館訪問記の第二弾です。

今回は国産車メインでお話しさせていただきます。

前回のブログでお話しましたが、この博物館訪問の最大の目的がありました。私が世界一カッコいい車と思っている日本の名車がここに展示されております。ということで今回はトヨタ博物館の国産車紹介をランキング形式でお送りいたします。当然自分のお目当の車はぶっちぎりの第1位です。

 

<国産車ランキング第3位:トヨタハイラックス・サーフ>

先日もお話しましたが、私はハイラックスが大好きです。今回リニューアルして再発売となりますが、先代と比較し、かなり巨大化してしまいました。博物館で展示されていたのは初代モデルです。

やっぱり雰囲気あります。角ばったデザインがグッド!パジェロやランクルと違ってトラックベースなので、3列目のシートはありません。その代わりに広大な荷物スペースがあります。スキーや釣りの相棒として最高の車です。近い将来復活すると噂されているサーフですが、是非ともディーゼルエンジン&マニュアル車の組み合わせも出して欲しいと願っております。

 

<国産車ランキング第2位:マツダ・コスモスポーツ>

日本初の量産型ロータリーエンジンを搭載した記念すべきモデルです。マツダが世界で初めてロータリーエンジンを開発し、そのエンジンを載せた車がすぐにルマン24時間レースで優勝した逸話は有名です。

この時代のスポーツカー代表として初代セリカとかフェアレディなど素敵な車がたくさん展示されていましたが、その中でもコスモスポーツは異彩を放っておりました。

フロントマスクが日本車に見えません。このデザインをモダン風にアレンジして再販してもらった思わず購入してしまいそうです。ただ、ロータリーエンジンの燃費の悪さは有名で、マツダが現在新型のロータリーエンジンを開発しているという噂がずっと流れていますが、さすがにまだ実現されていないようです。

コスモスポーツをじーっと眺めると、なんだかあの世界的名車に似ていると思いませんか?

これまた超マニアックなお話になりますが、スーパーカーブーム時代の真っ盛り、漫画「サーキットの狼」で矢吹さんが乗っていたあの伝説の名車に似ていませんか?

ん?わからない?答えを教えて欲しいですか?

そうです!あの伝説の名車「ロータス・ヨーロッパ」です。フロントシートに腰掛けたまま、ドアを開けてアスファルトでタバコの火を消す仕草は有名です。それくらい車高の低い車です。実はこのロータス・ヨーロッパの実車を山口県内で2度ほど見かけたことがあります。どこかの超マニアックカーマニアの方が山口県におられるようです。初めて遭遇した時なんて、しばらく後ろをつけて行きましたからね。

 

<国産車ランキング番外編>

第1位の発表の前に、いくつか気になった国産車もご紹介致します。

これは「ダットサン・フェアレディ」です。

日産の前身であるダットサンが開発した素敵な名車です。何よりもそのネーミングが超ハイセンス。フェアレディですよ、フェアレディ。「貴婦人」とか「淑女」という美しい女性を意味する言葉です。

フェアレディの名前とは裏腹に、かなりの凶暴な車だったそうです。かなり速い車だったと聞いております。今では改名して「フェアレディZ」になりました。なんですかね「Z(ゼット)」って。なんだかももクロみたいです。

この車は「スバル360」と「ホンダS500」です。

二台ともかっこいい車です。数年前に姿を変えてリニューアルデビューしたこともあります。内装はとってもシンプルでしたが、それはそれで潔い。この時代は衝突安全基準とか厳しくなかったので、デザインがなんだかノビノビしており自由度が高いと思います。いい時代です。

この2台はちょっと新しい車です。

「トヨタレビン・トレノ(通称86)」と「トヨタソアラ」です。

この2台はあまりにも有名な車なので多くは語りません。

86は数年前に復活して今でも売られていますし、ソアラはレクサスSC、レクサスLCと進化していきました。しかし気になるのはそのお値段です。86なんて260万円〜だし、レクサスLCに関しては1300万円〜という超絶高価な値段です。とてもとても若者が買える値段設定ではありません。どうにかして欲しいもんです。

最後はレクサスLFAです。

レクサスの技術の全てを結集した日本車最高峰の車です。なんとお値段は3750万円也!

台数限定で発売されましたが即完売。現在でも中古車市場でプレミア付きの超高値で取引されており、1億円以上するという噂も流れています。

ハリウッドスターや世界の名だたるセレブ達が購入したそうですが、実車を見たのは今回が初めてです。思っていた以上にビッグサイズでかなり迫力がありました。

自分ならもし購入できるお金があったとしても、この値段の半分以下の車を買い、残りを維持費に回そうと思います。ま、そんなケチくさいことを話す人には一生縁のない車ですけどね。そうだ、宝くじ買いに行こう!

 

<国産車ランキング第1位:トヨタ2000GT>

私が世界で一番かっこいいと思う車、今回の博物館訪問の最大の目的はこの車、「トヨタ2000GT」に会うことでした。

感動しました。

人生初の2000GTです。ずっと読んでいる車雑誌で何度も何度も見たことのある車ですが、初めて本物を見ました。

美しい!どこのアングルから眺めても完璧な美しさ!パーフェクトです。

1967年に開発された車ですが、今見ても最新鋭の車に見えます。今年がちょうど2000GT生誕50周年記念になります。わずか337台しか作られなかった幻の車。当時の世界新記録をいくつも塗り替えた日本最高峰の名車です。

平日訪問だったので人が全然いなかったこともあり、この車の写真を色々な角度から撮りまくりました。

フロントやサイドビューもカッコいいですが、リアのスタイルもまたグッド。おしりのデザインって意外に重要ですからね。

時の経つのを忘れ、2000GTの目の前にあるソファーに座って1時間以上無言で眺めていました。するとコンパニオンのお姉さんから、「2000GTお好きなんですね。ご一緒に記念撮影はいかがですか?」と声をかけてくれました。

普通の男性ならコンパニオンのお姉さんも一緒に撮影!ってところですが、ここは超変態カーマニアの私。愛すべき名車と共にツーショットを撮ってもらいました。これをツーショットって言うのか疑問ですけどね。

いやー、とっても貴重な時間でした。あったかいコーヒーでも飲みながら2、3時間眺めておくことができるなって本気で思います。本当に素敵な出会いでした。

ありがとう!トヨタ博物館!ありがとう!トヨタ2000GT!!

最後は2000GTとトヨタ800(通称ヨタハチ)の2ショットで締めましょう。

最新鋭の車もカッコいいけど、旧車の魅力にも気付かされた私。将来、2000GTとまではいかなくても、何か素敵な旧車を購入してじっくりメンテナンスしながら大事に乗るのもいいなって思いました。お金かかりそうですけど。

素晴らしかったトヨタ博物館。ここなら一日中過ごせそうですが、家族連れだと厳しいかも。いつか息子がクルマ好きになってくれたら再訪問しようと思います。

数々の名車の余韻に浸りながら、ガラガラの博物館内レストランで遅めのランチ。名古屋名物あんかけスパをいただきました。

見た目は美味しそうに見えなかったけど、食べてみるとこれまた絶品。見かけによらない美味しさでした。名古屋はB級グルメの宝庫と言われているみたいです。次回は名古屋&三重県グルメ話をしようと思います。

実は学会って三重県で開催されたんですよね。名古屋は関係ありません。

やはり車談義になると長くなってしまいます。申し訳ないです。

長文・駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

 

追伸:ここまで語ったら締めも車ネタで。

マツダの3列版SUV、CX9が発表されました。相変わらずチャレンジャーのマツダですが、国産車ではあまり見かけない新しいコンセプトです。

ミニバンの走りに満足できない私のような走り屋おっさんの琴線に触れることでしょう。ただやっぱりデカいです。しかもデザインが同じような感じ。お値段が結構高いのでもう少しプレミアム感出してもいいのにね・・・