ごあいさつ

私は小児科医であり、子どもが大好きな人間です。普段元気な子どもたちが急に病気になったとき、ご両親はもちろんご家族中が心配になります。
そして病院受診が必要になったとき、皆さんはどう思われるでしょうか。元々病院のイメージは「怖い、暗い、痛い」などといったネガティブなイメージが先行しています。

そんな病院のイメージを少しでも明るいものに出来ればと思い、「病院らしくない病院をつくること」を目指しました。
さらに自分は、「医師らしくない医師」になりたいと考えています。
医師の仕事として、「病気を治す」ということが第一です。しかしそれだけではダメだと思います。

そもそも病気にならなければ病院に行かなくてもよいし、必要のないお薬は飲む必要がありません。

病気を治すことはもちろんですが、病気にならないための健康づくりがより大切だと考えています。

私は皆さんが思っているような真面目で怖い医師にはなりたくありません。
子どもたちといつまでも笑顔でいられるよう、ご家族全員が健康的な生活を送れるよう、陰ながらお手伝いをさせていただきながら、仕事をして参りたいと思います。

また、子育ての大変さに日々奮闘されておられるご両親をはじめとした方々に、少しでも癒しの場を提供できればと思い、当院の2階に「井戸端会議のできる部屋」を設けました。どなたでも自由に利用していただき、育児サークルやママ会、パパ会などで活用できればと思っております。時にはミニ講演会なども開催しようと考えています。

また同フロアには、授乳中のお母様を対象とした、「母乳マッサージ」ができる部屋もあります。
妻が助産師であり、母乳のトラブルや育児相談など、子育て支援に関して微力ながらお手伝いをさせていただければと思っています。

まだまだ若輩者ですが、地域の皆さんと一緒に、よりよい病院になれるよう日々成長していければと願っています。
そして、自分の故郷山陽小野田市が「子育てしやすい町、子どもたちが健全に育つ町」と言われるようなところにしたいと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

医療法人社団 平成会 すながわこどもクリニック 院長 砂川新平

砂川新平 昭和50年5月30日生まれ

医学博士、日本小児科学会専門医、こどものこころ相談医(日本小児科医会)

学歴

高千帆小百合幼稚園 卒園
小野田市立須恵小学校 卒業
宇部短期大学付属中学校(現フロンティア大学付属) 卒業
鹿児島県私立ラ・サール高等学校 卒業
熊本大学医学部 卒業

職歴

山口大学医学部小児科入局
勤務先: 山口大学医学部附属病院小児科、済生会下関市立豊浦病院、済生会下関総合病院、山口大学医学部附属病院総合周産期母子医療センターNICU

山口大学医学部附属病院小児科助教、同小児科医局長などを経て、平成25年6月6日、生まれ故郷の山陽小野田市にて「すながわこどもクリニック」開院。

所属学会

日本小児科学会、日本新生児成育医学会、日本外来小児科学会