徒然草

カーマニアの聖地に行ってきました!(その1)

今月は毎週木曜日に厚狭准看学校の講義があります。1コマ90分の講義を12コマしないといけないので、毎回2コマずつ、3時間話しっぱなしです。

毎年のことなのでもう慣れましたが、スライドのマイナーチェンジ作業に追われ、ブログ更新がやや滞っております。ネタはたくさんあるんですけど。あ、言い訳です。

 

今回はマニアック車ネタでかなりの長文になります。興味のない方はスルーしてください。

まずは最新の話題。

かつて日産を代表する名車だった「シルビア」が今度の東京モーターショーで復活するというニュースが流れてきました。スポーツカー氷河期の時代に嬉しい嬉しいニュースですが、あとは値段設定です。かつて若者が熱中した車ですが、トヨタ86のように300万前後の価格だと若者が買えません。せめて廉価版グレードは200万円前後から帰るようにしてほしいもんです。無理かな?

先日、三重県で開催された日本外来小児科学会に参加してきました。当日入りは厳しいので、今回は気合の前日入り。スタッフ2名も同行したので、スタッフの希望で前泊は名古屋にしました。

個人的にも絶対に行きたいカーマニアの聖地が愛知県にあります。ついに念願叶って初訪問することができました。

そこは「トヨタ博物館」です!

カーマニアなら一度は訪れたい、世界中の名車が集められた素敵な素敵な博物館です。

名古屋駅から電車を乗り継ぎ、30分くらいのところにあります。

ここの博物館は最新鋭の車を飾っているのではなく、これまで100年以上続いた車の歴史的名車が陳列されています。

まずは世界初の量販自動車と言われたアメリカのT型フォード。市販車の原点とも言われる名車です。やっぱり旧車は雰囲気あります。タイヤは細いし、燃料タンクむき出しだし、安全基準なんて全く関係ない構造です。

ここの博物館が凄いのは、すべて「動態保存」ということです。簡単に言えば「今でも運転可能」ということです。すごいことです。もう取扱説明書のない100年以上前の車をどうやって整備するんでしょうね。優秀なメカニックが何人もここの裏方で働いているそうです。

この車は古〜いベンツです。

かつてはあの有名なベンツマーク、「スリーポインテッド・スター」が付いていません。アルファベット表記でベンツって書いてあるだけですが、それがまたキュート。

説明を読んでみると、当時もでかなり高価だったみたいで、今も昔もベンツ=高級車って言うブランドイメージが確立されていたみたいです。凄いことです。

訪問した日が平日だったのもあり、館内はガラガラでした。たまに観光客とすれ違う程度でほぼ貸切状態。おかげさまでゆーっくりと車を眺めることができました。

昔の車はデザインがとっても可愛いです。

今みたいなトランクルームがないため、木箱をドアの側面にくっつけていたり、後部には荷物用にカゴまでくくりつけてありました。カゴですよ、カゴ。

当時の車はさほど速度が出なかったため、これでも問題なかったんでしょう。

戦後頃にはかなり現代の車のスタイルに近づいてきました。

ベンツマークもこの頃に出来上がったみたいです。それにしても迫力のある車。全長はゆうに6m近くあり、今の道路交通事情であれば運転困難極まりないって感じです。

昔は車は少なかったのでこんな大きな車でも悠々と走ることができたんだと思います。いい時代です。

それでは私の心に響いた名車をいくつかご紹介いたします。

まずはフェラーリBB。スーパーカーブーム時代の人なら誰でも知っているクルマです。BBとはベルリネッタ・ボクサーの略です。

今見ても美しい姿です。リトラクタブルライトがまた素敵。でもこんなクルマを今買ったら維持費がとっても大変です。そもそも故障時にパーツが手に入りません。観賞用として家の置物にしたいですね。エンジンなくてもいいから。

続きましてメルセデス・ベンツ300SLです。この時代にしてすでに跳ね上げ式のドアを採用しております。ただ、跳ね上げ式になった理由は、重量軽減の技術を開発をしていたらドアの着け場所がなくなったからみたいです。それはそれで素敵な話です。

博物館内にある数多くの古い外車軍団の中で、一番欲しいと思ったクルマがこれです。

迫力満点のフロントマスクですが、内装は意外にもプリティー。このギャップがたまりません。チェック柄のシートがとっても素敵です。

この初代ミニや初代ゴルフもなかなか素敵でした。

どちらのクルマもかなりの名車で、今このままの姿で発売されても人気が出そうな素敵なルックスを持っています。

そしてかなりのインパクトを受けたのがこのジャガーEタイプ・ロードスターです。

ロングノーズ、ショートデッキ(前のボンネットが長く、運転席スペースが短いスタイル)というスポーツカーの方程式を見事に具現化したクルマです。シンプルな面構成ですが迫力満点。ホイールベースの長さが少し気になりますが、運転すると心がウキウキして、思わず笑顔になってしまうクルマです。

でもちょっとデカ過ぎ!

今回は外車を中心にコメントしましたが、次回は国産車メインで熱く語ろうと思います。クルマ談義になると絶対に長文になってしまう私。ということで、続きは次回に。

ここに来た本当の理由、人生で一番出会いたかったクルマ(国産車)が後に控えていますので。

さぁ、答えは何でしょうか?私が最も愛している国産車です!

正解は次回!

 

追伸:首相の予定通り?解散総選挙の運びとなりました。

この人の不出馬宣言には驚きました。小西小百合議員です。あれだけマスコミを騒がせていた彼女ですが、さすがに今回は勝ち目がないと判断したんでしょう。

東国原さんとのバトルが見たかったのに。ま、政治家にはモラルが必要ということです。

都知事のおばちゃんは予想通り新党のリーダーになって国政選挙に出てきましたね。やはり本音は国政に戻りたいんでしょう。都議選でタッグを組んだ公明党の立ち位置が微妙になりました。

はてして結果は?