徒然草

実は私、隠れガンマニアだったんです・・・

毎日暑いです。特に夜の蒸し暑さがすごいです。もともと暑がりなので、嫌な季節です。

まずはこの話題から。

NBAファイナルが終わりました。私の予想が見事に的中し、4勝1敗でボストン・セルティックスが優勝しました。

相手チーム、ダラス・マーベリックスは、二大エースであるルカ・ドンチッチとカイリー・アービングの大活躍で、下馬評をひっくり返しファイナルまで勝ち進んできた素晴らしいチームでしたが、やはりセルティックスの選手層の厚さ、積み上げてきたチームプレーの完成度に負けてしまいました。やはりセルツが1枚も2枚も上手でした。今年のプレーオフも面白かったですね。若手主体で勝ち上がり、プレーオフを盛り上げてくれたウルブスやマブス、ペイサーズの来年に期待です。なんせマブスにウォリアーズからクレイ・トンプソンが移籍してきましたから。

そんな中、嬉しいニュースが飛び込んできました。

バスケ五輪代表でもある冨永啓生選手がNBA強豪チームのペイサーズとエグジビット10契約を受託しました。正式な契約ではなく、まだ保証無しの仮契約って感じですが、渡邊雄太選手もこの契約から頑張って、ついに本契約に辿り着いた経緯があります。

彼のは188cmありますが、バスケ業界では小柄。お父様は2m超えのバスケ選手で元日本代表だったそうです。

やはり彼の代名詞といえばスリーポイントです。

昨年度の大学バスケオールスター戦で開催されたスリーポイントコンテストで日本人初の優勝を果たしましたから。

少しスリーポイントラインから離れて放つ「ディープ・スリー」となるものが有名になりましたが、こんなことよりも大切なのは成功率です。

NBAのスーパースターレベルでは40%超えが一つの基準となります。まずは本契約を目指し、NBAの舞台に立ってくれることを願っております。

その前にパリ五輪で大爆発して、NBAチームの監督たちの目に留まることが重要です。頑張って!

 

今日は久しぶりの超マニアック談義です。ものすごい長文になるので興味のない方はスルーしてください。

小学校高学年時代から中学時代にかけて、かなりディープなガンマニアだった私。

「月刊Gun」とか「コンバットマガジン」を食い入るように読んでました。まだ10歳ちょっとの頃です。

お陰様で、当時はとある銃を見ただけで、どの国の銃で装弾数は何発とか普通に言えてました。

なぜ私が超ディープガンマニアになってしまったかというと、伝説のテレビ番組がきっかけでした。

あの大人気刑事ドラマ「西部警察」です。

当時は「太陽にほえろ」と並ぶ二大巨頭だった刑事ドラマ。私は断然西部警察派でした。

今思えばものすごい豪華なキャストで、石原軍団の全盛期だったと思います。

派手なカーアクションと銃撃戦。当然CGなどなかった当時。思いっきり車をぶつけたり、爆発を起こしたり。どれも超リアルで、かなりの衝撃を受けながら、毎回、毎回楽しみにテレビで見てました。当時はまだビデオ録画が普及したばかりくらいで、ビデオに残して後から見るというよりは、リアルタイムでテレビの前に座って応援してました。

そして整備警察で絶対に忘れてはならない存在が、団長こと大門警部です。渡哲也さんが演じておりました。

どんな激しい銃撃戦でも、大門警部が最後に現れ、彼の愛銃であるレミントンM31でケリをつけるというのがお決まりのパターンでした。

いやー、超絶かっこよかったです。大門警部は。最後はスペシャルドラマで撃たれてしまい殉職してしまった彼。当時、この西部警察スペシャルを何十回もビデオで見ました。その度に泣いてました。

そこからどっぷりとガンマニアの世界に浸り、色々と勉強しました。

そこで大きな矛盾点に気づきます。

え、大門警部の持っている銃ってショットガンだよね?ショットガンっていわゆる「散弾銃」みたいなものであり、玉が多く入ったショットシェルを使って、広範囲を攻撃できる銃なんです。ただ遠距離攻撃には向いておらず、ましてやスコープをつけて、さらにはヘリコプターから犯人の銃を持っている利き手だけを撃ち抜くというのは絶対に無理なはず。

少し銃器の勉強をすればわかる話ですが、当時はそんなことお構いなく興奮しておりました。

ただ、リアルじゃないですよね?

こうして少しずつ日本の刑事ドラマから興味がなくなってきた中学時代。

で、お次にハマったのが戦争映画です。その中でもこの二作品との出会いが私の人生を変えました。

「ランボー2」と「コマンドー」です。ランボーはシルベスタ・スタローンが、コマンドーはアーノルド・シュワルツネッガーが主役でした。

まだ若手だった頃の彼らの大出世作品です。この映画も無茶苦茶見ました。セリフを覚えることができるくらい何度も見ました。銃を扱う彼らの仕草も勉強し、さらにガンマニアのディープな世界に陥りました。

ちなみに彼らは映画俳優であり、軍人ではありません。

特にスタローンがヘリについていたM60E3を外し、ジャラジャラと連なった弾丸をくるくるって腕に回し、そして乱射し、最後の最後には自分を裏切ったマードック司令官のところに行って、自分を支援していた最新機器を打ち壊すシーンが衝撃的でした。

うーん、マニアック。

この話は今月から始まるラジオ番組「須恵小魂」でいつか話そうと思います。あ、今回のラジオでは「医療系の話」をちょっとだけ、そして「旬の話」をメインにし、そして最後の10分くらいで「新平の泣ける映画、泣いた映画」をご紹介する予定です。

この映画を何度も何度も見ているうちに、だんだんと違和感を抱くようになった私。

え、なんで彼らってあれだけ撃たれて、弾丸が当たらないの?こちらが打てばほぼ百発百中なのに。ま、それは映画だからって思いながらも、変態ガンマニアになってしまった私はだんだんと懐疑的になり違和感を感じてしまいました。

特に「コマンドー」のシュワちゃんって、映画を見てる限り100回くらい弾丸にあったてもおかしくないような状況を難なく乗り越えていきました。だって映画だから。だって主人公だから。でも私は納得がいきませんでした。

ちょうどその頃、ハリウッド映画界もその辺の違和感を払拭すべく、リアルな戦争描写映画がどんどん出てきました。かなり現実的で、超リアルで、痛々しい内容ばかりでしたが、おそらく本物の軍人が監修している感じがよくわかりました。その中でも最も衝撃を受けた映画がこれ。

超有名な映画「プラトーン」です。

新兵の役を演じた主人公テイラーはチャーリー・シーン。そして人間らしさを残した温かみのある分隊長エリアスを演じたウィレム・デフォー。そして憎まれ役軍曹でエリアスを打ってしまった悪役軍曹バーンズはトム・ベレンジャーが演じておりました。

この配役が見事!

特に私はエリアスが大好きで、映画に感情移入してしまった私はしばらくバーンズを本気で恨んでいました。

後から知ったことですが、ちょい役でジョニー・デップも出てました。

こんなリアルな戦争映画って当時はとても珍しく、なんとこんな過激な映画がアカデミー賞を受賞したんですよ。

この映画の監督はオリバー・ストーン。当時は彼の作品が大好きで、「ウォール街」とか「JFK」とか「7月4日に生まれて」とか、全部映画館で鑑賞しました。

その後も戦争映画にどっぷり。「フルメタル・ジャケット」とか「ハンバーガー・ヒル」とか、数年前に公開された比較的新しい「ブラックホーク・ダウン」など、万人にはお勧めできないけど、リアルで面白い映画がたくさんあります。

話せば長くなるのでこの辺で紹介は終わっておきます。

そして私が辿り着いた世界。それがガンマニアの世界なんです。

映画で出てくる銃の中で、一番好きなのがM16A1です。当時は世界最高傑作と言われていた名銃です。

このM16ベトナムバージョンを、お年玉を使って中学生時代に購入しました。当時はガスガンが全盛で、フロンガスを注入してBB弾を飛ばすシステムでした。フロンガスですよ、フロンガス。今では考えられません。オゾン層を破壊する悪魔のガスですから。

ベトナムバージョンの特徴はマガジン(弾を入れる弾倉)が短めとなっているところです。これまたマニアック。

プラトーンでテイラーがこの銃を持つ仕草とか色々勉強しました。

この銃はフルオートで連射可能でした。しかし大量のガスがいるため、当時は背中に重たい空気ボンベを背負って打ってました。

このような専用ボンベを使い、空気入れで一生懸命エアを入れ、3気圧とか4気圧まで熱量を高め、銃にエアホースを繋いで連射するという、総重量5、6kgの装備を持って走り回ってました。

いわゆるサバイバル・ゲームを中学時代からやってました。当然ゴーグルなどつけて公式のルールで遊んでました。

当時はお年玉を全て銃に注ぎ込むという大暴挙。自動玉入れ機や銃を入れるケース、専用の迷彩柄軍服などたくさん購入し、プラトーンの世界にどっぷりと浸っておりました。ただ、ここまで本格的なのは私だけで、他の友人たちは小さなハンドガンを持って走ってたため、私はいつも負けてました。

今の時代は電動ガン全盛です。

昔ラジコンで使っていたような専用バッテリーを使ってモーター駆動する銃が今の主力です。

ただ、銃本体の重量が結構凄まじく、平気で4、5kgするそうです。

モーター駆動とはいえ、軽量化が進んでいない数十年。サバゲーをする皆さん、よくこんな重たいものを持って走れますね。それを思うと本当の軍人さんたちってこれくらい、いやもっと重い装備で戦ってるんでしょう。すごいです。

軽い銃として「エアコッキング」ガンがあります。シリンダー内にバネがあり、エアを圧縮して一発ずつ弾を発射するタイプです。流石に連射は出来ませんが、複雑な機構を使っておらず、何よりも軽量です。

なんだか久しぶりにエアガンが欲しいなって思い、色々調べ始めました。最新の電動ガンもいいけど、サバゲーなどしないし、重たいのも嫌だな。おそらく部屋で鑑賞するのがメインになるだろうと考えました。ということで、エアコッキング式のスナイパーライフルを今回購入しました。電動ではありません。手動です。

最近息子が私と同じガンマニアになりつつあるので、息子を喜ばせる意味でも購入してしまいました。言い訳です。

西小倉駅前にある専門店「エチゴヤ」さんに行って、色々説明を聞いてから購入しました。

ついでにオプションもゲット。

まだ一度もBB弾を詰めて発射したことはありませんが、気分はまさにゴルゴ13。色々な決めポーズをしながら、自室で銃を構えてニヤニヤする変態ガンマニアでした。

お次は、映画「プレデターズ」で主人公が使用していた最新のショットガン狙いです。

これは電動ガンです。かなりの重量みたいですが、なんと一度に三発の弾を発射可能で、さらにフルオート連射もできるみたいです。一気に弾がなくなってしまいます。

なんだかんだで、結局は映画の影響を受け、映画内で活躍していた銃が欲しくなる。これって中学生時代から何も変わっておりません。もう35年くらい前の話から進化しておりません、私。

まだまだ語り足りないけど、長くなってしまったのでこの話はこれでおしまいです。

いいですよ、ガンマニアの世界。

 

追伸:我がジャイアンツの話題。

あまりにも貧打で急遽シーズン途中に加わったヘルナンデス選手。ただいま彼は大活躍中です!こんなにも早く馴染み、そして大活躍するなんて、誰もが予想しておりませんでした。

まさに超絶優良助っ人。クロマティや呂明賜(ロメイシ)級の助っ人です。

ただいまセ・リーグは混戦状態ですが、ジャイアンツが優勝するって信じております!頑張れ!