いよいよ年末。今日は大晦日です。こんな日に休日診療所で9時から17時までお仕事。天気も悪いし。年末の〆の大仕事として頑張ってきます!
少し文字が小さいですが、12/29更新された中国・四国地方の感染症の推移です。青の線がインフルエンザです。学校や幼稚園が冬休みに入ったので、なんとなくピークは過ぎたような感じですが、まだまだ油断できません。インフルエンザBも出始めましたからね。年明けが心配です。
今回は沖縄旅行記の最終回話となります。長々と書いてすみません。
沖縄在住の大先輩、我が人生の相談役である方と遅くまで飲み明かし、翌日はやはり二日酔いでした。
しかしホテルの朝食ってとても素敵なので、少し散歩して酔いを覚まして食べました。
ムカムカしているのであまり食欲はありませんでしたが、とっても美味しそうな「アグー豚のカレー」と「イカ&海ぶどう丼」をいただきました。とっても美味しかったけど、体調の良い時にもっと他の料理も食べてみたいなって後悔しました。
みなさん、飲み過ぎ注意ですよ!
今回の旅の大きな目的の一つは、先輩が約1年前に開業した精神科クリニックに見学に行くことでした。
沖縄県のうるま市にあります。
先輩が開業される前、山口に学会でこられた際、私のクリニックを参考にしたいからと見学にもきてくれました。是非とも先輩のクリニックの見学をさせていただきたいと思い、今回の旅行3日目は帰りの飛行機まで完全自由行動としています。スタッフの皆様は国際通りでお買い物したり、近くの観光地に行っております。
清潔感あふれたクリニックで、白を基調としたおしゃれな感じです。
ちなみに私のクリニックはブラウン(茶色)基調にして造ってもらったので雰囲気が全然違います。ここは好みの問題ですね。
やはり精神科と小児科の性格の違いというか、受診された方への時間の使い方が全然違います。聴診器や舌圧子を使って診察する小児科スタイルとは大きく異なり、やはり精神科でもっとも重要なのが「問診」です。
3つほどある診察室の中を見て驚きました。
想像以上に超絶シンプル。余計なものはいっさい置いておりません。色々なものを置いてごちゃごちゃしている私の診察室とは大違いです。しかも部屋の広さがかなり大きめに確保されており、これくらい大きなスペースであればプライバシーの確保はもちろんですが、受診された方もゆっくりリラックスしてお話しできる雰囲気です。素敵です。
見学した後、クリニックの待合室の椅子に座って2時間くらい話し込みました。
仕事のことはもちろんですが、お互いの家族のことや、今後の我々の生き様など、ここでは語り尽くせないくらい熱い話をさせていただきました。
大学時代からずっと私のことを可愛がってくれた大先輩ですから、久しぶりに会うと話が止まりません。
ちなみに我々が着ているTシャツは、沖縄で開催されたバスケW杯を観戦した時に購入してくれたもので、なんと二人お揃いのペアルックです。48歳と50歳の中年おじさんがペアルック。沖縄の暖かい風土がそれを許してくれています。兄弟と思われたかもしれないですね。お互い身長が少しでっかいですから。
見学後にランチタイム。
私の強い希望で「沖縄そば」を食べに行きました。紹介してくれたお店は地元の人がよく通っているという老舗の名店。かなり歴史のある(ボロっちい)お店の雰囲気に感動しました。
11時すぎに行ったのに、すでに店内に行列ができていました。地元の方が沖縄そばをすすりながらビールを飲んでいる雰囲気がまた素敵。地域密着のお店って感じです。
こんなお店ってガイドブックには絶対に掲載されないだろうなって思います。貴重な体験です。
私はお肉の塊が入った、大好きな「ソーキそば」を頼みました。先輩が「せっかくなら沖縄名物ご飯、ジューシーも頼もうぜ!」と言われ、二日酔いからようやく復活してきた胃袋に大量の沖縄郷土料理が注入されました。
沖縄料理って苦手な人が少なからずいるみたいですが、私は大大大大好きです。このソーキそばもジューシーも絶品でした。また行きたいなって思うけど、場所が全然わかんないから、今度もまた先輩に連れて行ってもらおうと思います。今度は絶対私の愛する家族を連れて行きます!
沖縄在住の先輩ですが、仕事や学会の帰りに山口に来てくれたことが何度もあり、山陽小野田市の学校保健会の講演会で講師としてお呼びしたこともあります。
ということで全然懐かしさはないです。医師バスケで全国も一緒に回っているし、なんだかんだで年に1、2回はお会いしてますからね。普通に考えると仲良しなんでしょうね。酔っ払ったら結構頭を叩かれますけど。
那覇市からうるま市まで車で送迎してもらい、帰りは自分でバスで帰ろうと思っていたら、先輩が「那覇まで送るよ」と言ってくれました。
実はこの日、那覇で「大綱挽まつり」が開催されており、那覇市内は参加者や観光客で大混雑することがわかっており、人混みが大嫌いな私はあえてここを避け、首里城見学に行くことにしました。
ということで、先輩に首里城入り口まで送迎してもらい、ここでお別れとなりました。濃厚な時間を過ごさせていただきました。本当に感謝、感謝です。
久しぶりに首里城に来ましたが、数年前の大火事で本殿がほとんど消失してしまっており、復興工事現場を見学することしかできず、こりゃもう数年後に来た方がいいなって後悔してしまいました。というのも、10月にも関わらず、この日は余裕の30度超えで激アツ。大きなスーツケースも一緒に運んでいたこともあり、最初から最後まで汗だくでした。10月で30度ですよ。暑過ぎ。
もう暑くてたまらん!って思い、さっさと首里城を後にし、那覇空港でゆっくり涼むことにしました。
せっかくなので数年前に沖縄にできたモノレール「ゆいレール」に乗って行くことにしました。沖縄って鉄道網が整備されていないので、このモノレールが名護市くらいまで伸びてくれればなって思います。沖縄は土地の高騰が凄いらしく、今更平地に鉄道のレールを引くことは大変みたいで、モノレールしか作れなかったと聞きました。
そして空港でのんびり時間を過ごし、スタッフと無事合流して、帰宅の途につきました。
色々あった、盛りだくさんの沖縄旅行でした。
我がクリニックのスタッフ、門前薬局のスタッフも皆さん楽しんでくれていたようです。
さて、次は15周年記念旅行ですね。5周年の時はソウルに行き、10周年は沖縄。
次回はグアムか北海道って案が出てますが、私は四国の徳島県や高知県をゆっくり巡りたいって何度も提案していますが、皆さんから全力で却下されてます。多数決で決めるので、院長の1票だけ大敗します。
次回の旅行が楽しみです。
長くなりましたが、10周年記念旅行の話はこれにておしまいです。
今年もくだらないブログにお付き合いくださり、ありがとうございました!来年もまた頑張って更新しますので、興味のある方のみ読んでくださいね。来年こそ少し短めに文章書きます(多分)。
追伸:ちょっと前に話題になった、「高島屋クリスマスケーキ事件」。高級ケーキを注文して楽しみにしていた方々の夢をぶち壊した事件です。
結局は「原因不明」ってオチになっていますが、明らかに冷凍技術の不備だって思いませんか?
監修したパティシエのお店にも苦情の電話が殺到しているみたいです。でもそれってお門違いだと思います。冷凍や運搬の問題だと思うのに、監修したお店に苦情を言うのはどうなんでしょう?「風評被害でお店が潰れる!」って悲痛の声をあげているのにも納得。なんとなく「事なかれ主義」で終わらせる高島屋が一番悪いです。
そんな事件の後、ほっこりするような話題が。
ぐちゃぐちゃになったケーキを逆手に取り、派手にデコレートした子どもたちがたくさん。
結果的にそれが一番盛り上がったみたいで、どこかのお母さんが「一生忘れられないクリスマスになりました!」って書いてました。
やっぱり子どもたちの発想力、想像力って凄いですよね。悲しみを一瞬にして喜びに変えてくれます。
我が子にも毎日、毎日振り回されっぱなしですが、ごく稀に見せる天使のような仕草にメロメロになってしまう親バカの私です。