徒然草

長崎・佐賀の旅(後編)

まだまだ毎日暑いですね。この時期は「残暑」って表現される頃ですが、まだ「酷暑」の状態です。今年は10月くらいまで暑い日が続くみたいです。辛いですね。

日本を熱くさせたバスケW杯。

まさかの快進撃でパリ五輪内定獲得いたしました。

この話は次回、色々と書かせていただこうと思います。

バスケにこれまで興味のなかった方々まで大騒ぎしてくれることに喜びを感じる私。もっとバスケ選手が増えて、世界の強豪たちと互角に戦える日を心から願ってます。

ドイツやオーストラリアには絶対に勝てないって思ってたけど、格上のフィンランド、ベネズエラに逆転勝利したのは凄かったですよね。

ただ、最終試合カーボベルデ戦の第4Qの展開だけは許せなかった私。

第2、第3Qで富永選手の神がかり的な3Pシュートとフル出場したホーキンソン選手の活躍がなければ逆転負けしてたかもしれません。

あと、審判のファウル判定がやや日本有利だったのも否めません。ただ、バスケってホームコートアドバンテージが他の競技よりもかなり強いし有利で、沖縄開催という地の利を活かしたのも事実。

言い忘れてました。

おめでとうございます!

(バスケに関しては厳しい目で見てしまう私。W杯戦記は次回に。毒吐きそう。)

 

遅くなりましたが、今回は夏休みに行った九州旅行のお話後編です。

長崎から山口県に帰る途中に佐賀県を通ります。ということで二日目に選んだ旅先は佐賀県の呼子です。

大学時代に友人たちと何度かイカを食べに来たことがあります。山口県のイカも有名ですが、佐賀県の呼子も「イカの町」として有名です。まずは呼子名物、海中展望船ジーラに乗船しました。

この船は船底がガラス張りになっており、海の中を眺めることができるようになってます。よくあるやつです。

この日は平日だったこともあり、船の中は混雑しておりませんでした。おかげでのんびり、広々と席を使えました。

初めてジーラに乗船しましたが、思った以上に魚が多いことに感動。よく見れば船の上から小さなエサを巻いておりました。魚を集めているんですね。

集まった魚の大半はチヌ(黒鯛)でした。結構なサイズで、40〜50cmくらいありました。これって釣れたら結構強烈なヒキを楽しめそうだなって思ってしまう釣師の私。時折クロ(メジナ)やキュウセンベラも混じってました。

この日はめちゃくちゃ暑かったのであまり外遊びしておりません。

ジーラ乗船場のすぐ近くにあるお店で有名なイカ煎餅(イカのプレス焼き)を購入しました。これがまた結構な大きさで。しかも超絶美味。ぺったんこになってもイカはイカ。やっぱりイカは美味しい魚ですね。

展望台とかにも行ったけど、あまりにも暑かったためテンションが上がらず。

二日目のメインは「呼子のイカを食べる」ことだったので、さっさと涼しい旅館に避難しました。

ちょっと奮発して特別個室を予約したこともあり、とってもとっても素敵なお部屋で広々しておりました。

洋室と和室の両方があり、景色も最高でした。最近リニューアルした旅館です。

さあ、お待ちかねの夕食タイムです!

すでに温泉に入り済みだったので最高にリラックスして夕食をいただきました。さすがは港町呼子の旅館です。

いきなりドドーンって巨大なヒラメのお造りが置いてあり、後から出てきたウニなんかも最高でした。

どの料理も美味しかったけど、やっぱり今回のメインは「イカ」でしょう!

この時期なのでケンサキイカだと思いますが、やや小ぶりのイカだったけど、これがまた超絶美味!

アオリイカを釣って食べたことあるけど、イカってやや小降りの方が甘みがあって柔らかく、美味しく食べることができます。最高です、呼子のイカ。

当然のことながらイカは新鮮でまだ生きており、足がモゾモゾ動いておりました。家族五人で最後まで美味しくいただくことができました。

イカを食べた後はお決まりの展開。残ったゲソを天ぷらにしてもらいました。これもまた最高でした!

そして呼子のもう一つの名物が「イカシュウマイ」です。

他のシュウマイとは異なり、ワンタンの皮を細く切って周りにまぶして作られる、呼子オリジナルのシュウマイです。中華料理のお肉シュウマイとはまた食感が異なってとっても柔らかくて超絶美味でした。

3歳の次女は海鮮料理よりもお子様ランチに夢中でした。イカのお刺身とか挙げましたが、まだイカの美味しさに興味がなかったみたいです。

右の写真は食べ終わったヒラメの骨をカリッと揚げてもらった骨煎餅です。これがまた美味しくてお酒が進む、進む。最高のおつまみでした。

最初から最後まで大満足の素敵な夕食タイムとなりました。素敵な夜です。

どこに行っても早起きの私。朝5時に目が覚めてしまったため朝日を拝みながら読書してました。もう老人です。

言い忘れましたが、今回お世話になった旅館は呼子港から車で5分くらいの場所にある「大望閣」というところです。前述しましたが、数年前にリニューアルしたばかりで、とっても綺麗な旅館でした。

仲良し家族で全体写真をパチリ。

最近二次性徴が始まり、声変わりしつつある長男。それに伴いちょっとずつ私につれない態度をとる息子。全体写真もなかなか撮影させてもらえなくなりました。

ま、これもまた正常発達の一プロセスです。特に私は反抗期が長くて大変だったみたいなので、息子もまた同じような感じになるのかも。先日私の母と話した時、「あんたはまだ反抗期だからね!」って言われたことに妙に納得。未だ反抗期の48歳です。

呼子のもう一つの名物がこれ。朝市です。

呼子の朝市って実は日本三大朝市の一つらしいです(諸説あり)。岐阜県飛騨高山の朝市、石川県輪島の朝市、そしてここ、佐賀呼子の朝市を三大朝市と言います。

この日は平日月曜日だったこともあり、お店の数がまばらでした。お店のおばちゃんに聞いたところ、週末はこの2、3倍のお店が出てるよってことでした。

人混みが大嫌いな私にとってはこれくらいスカスカの方がありがたいですけどね。

数ヶ月前に自分が大好きなYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」で呼子を訪問した動画がありましたが、その時はめちゃくちゃ混雑してました。

ちなみに江頭さんは佐賀出身です。

余談ついでですが、岐阜県高山の朝市にも数年前に行ったことがあります。日本医師バスケ大会参加ついでに熊大バスケ部の後輩たちと行ってきました。

比較したらダメですが、高山朝市は呼子の規模の5倍くらいあります。機会があればぜひ訪れてくださいね。岐阜県って観光地がめちゃくちゃ多いし、名古屋から岐阜まであっという間に到着します。岐阜県とってもいいところです。今度は家族旅行で岐阜に行こうと本気で思っています。あ、長男が大好きな沖縄が先かも。

娘二人は朝市に並ぶ海鮮ものよりもスピードくじに心を奪われておりました。

娘二人に懇願されたらパパのお財布の紐はゆるゆるです。一等賞は出ませんでしたが、可愛いクジラのぬいぐるみをいただきました。

妻はイカシュウマイの味にハマってしまい、山口土産にたくさんのイカシュウマイを購入しておりました。

海鮮マニアの私は当然のごとくサザエの壷焼き店へ直行。

おばちゃんに1000円くらいで見繕ってくださいってお願いしたらこの数のサザエが出てきました。我が子たちは無関心。妻と二人で美味しくいただきました。

やっぱり家族旅行って本当に素晴らしいですね。なんだか家族の一体感が増し、自分の家族愛もさらに深まります。

息子も来年は中学生になり、長女もだんだんと成長してパパ離れが始まり、こうして五人で仲良く旅行に行ける回数も減ってくるのかもしれませんが、まだ付き合ってくれているうちは、仲良し家族全員でめいいっぱい楽しもうと思います。

海外旅行なんかもいいですけど、日本国内にまだまだある素敵な場所に行きたいから、まずはそこから。自分としては熊野古道とか伊勢神宮にお参りに行きたいし、福島や陸前高田などの被災地の今の状況を見に行きたいし、中尊寺金色堂なども見てみたいです。そういえば長男が昔、マグロ釣りのドキュメント番組を見てから「大間に行きたい!」って言ってました。

大間って青森県なんですけど。

今回のオチでした。

 

追伸1:今更ですが、夏の甲子園も盛り上がりましたね!

エンジョイ野球をモットーに、これまでの既成概念を覆すような練習方法や精神論。

慶應高校の投手が帽子を脱いだらサラサラヘアだったことに衝撃を受けた方は多いはず。私もです。

さらには日焼け止めを塗って真っ白なお肌の高校球児もいました。

真っ黒で、丸坊主で、根性論丸出しの昔のスタイルも大好きな私。でも今後はこんな感じに変わっていくんでしょうね。

WBCの時も感じたことですが、完全管理野球で監督の指示絶対という古典的なスタイルはもうそろそろ時代遅れなのかもしれません。選手の自主性を大いに育て、自分で考えて動く時代になりつつあります。国際大会でどんどん結果を出している今の各日本代表チームを見ていて特に思います。みなさんずっと笑顔ですから。昔のスポーツシーンでは見られなかった光景です。巨人の原監督も完全に時代遅れなんでしょう。

今回のバスケW杯男子監督ホーバスさんの口癖は「Trust(トラスト)!」です。和訳すると「信じる!」っていう意味です。選手を心から信じているから出てくる言葉です。WBCの栗山監督もずっと「君たちを信じる!」って連呼してました。これから求められる監督像はこんな感じなんですね。見習おうっと。

ちなみに慶應高校の補欠選手に清原選手のご子息がおられたことも有名な話です。

いわゆるKKコンビ、桑田さんと清原さんが当時最強だったPL高校の主力として甲子園で大暴れした時代が懐かしいです。

で、偶然にも今年の夏の甲子園の決勝戦と同じ日に、清原選手が初めて甲子園で優勝したそうです。なんという偶然。親子揃って甲子園決勝戦の舞台に立ったのが同じ日。しかも初優勝したのが同じ日です。これって運命でしょうか?

しかもさらに驚いたのはその対戦相手高校です。

なんと、初優勝した時の決勝戦の相手は山口県宇部商業高校!

当時は「ミラクル宇部商」と言われ、名将玉国監督のもとで何度も大逆転勝利を繰り返し、甲子園決勝戦まで出ることができました。

一点を争う好ゲームでしたが、最後は宇部商のサヨナラ負け。清原選手が放った特大ホームランは今でも脳裏に焼き付いております。1985年の出来事です。

 

追伸2:最後は大谷選手のお話。

WBCが終わり、メジャーリーグのレギュラーシーズンも終盤に入ってきて、これまでずっと休むことなく試合に出続けた大谷翔平選手。

普通なら「怪我大丈夫?」って思ってしまうくらい、試合に出続けました。

とある日の出来事です。

ダブルヘッダーの1試合目で先発し、ホームランを打ってから肘を痛めて緊急降板。その後の2試合目も強行出場してツーベースを放った彼。

結果的には「すごいね!」ってなるけど、ここまで酷使し続けたエンジェルスの監督や首脳陣、コーチ陣の大バカぶりがやはり出てきました。予想していた通り「靭帯損傷」。やっぱりね、って思ってしまった方は多いと思います。こんな無謀な選手起用を続けていれば絶対に怪我をします。本人の強い意志で出場を続けているそうですが、周りのコーチ陣が説得して休養期間を設けるべきでした。

規定打席は多分クリア出来るだろうから、シーズン中に少しは体を休めることをお勧めします。

エンゼルス弱いくせに。このバカ幹部。大谷選手はさっさと移籍すればいいのに。

本当にバカ球団です。弱いくせに。