徒然草

長崎・佐賀の旅(前編)

お盆休みが始まりました。妻の実家で開催された大宴会がお休みスタートの合図です。暑いのが苦手で人混みが大嫌い、渋滞大嫌いの私はゆっくりクーラーの効いた部屋で、色々と事務作業をしております。

まずは女子サッカーの話題から。

なんとなーく始まって、さほど評価の高くなかった女子サッカーW杯の「なでしこジャパン」。

予想外の快進撃で、なんと強豪スペインまで4-0で完封勝利するという勢い。急にテレビ業界がざわつき始めて気づいた方も多いと思います。

私はサッカー好きではないけど、W杯クラスの大会はどのスポーツも鑑賞して楽しんでいます。

今年はバスケとラグビーのW杯がありますから!

結果的にはベスト16で敗退し、澤穂希選手が率いて優勝した2011年のW杯の再来とはいきませんでしたが、どの試合も大健闘でした。

組織的に守って超高速カウンターアタックが持ち味ですが、これって男子サッカーW杯で日本がベルギーにやられてしまった戦法と同じです。特にすごかったのがミッドフィルダーの宮澤選手。足が速いしアシストもシュートもお上手。

最近の日本サッカー界はどんどん若い選手が世界の強豪リーグに挑んでいる影響か、レベルが上がり続けています。野球も同じです。どんどんメジャーに移籍して、世界クラスの技術や精神論を学んできてほしいです。巨人の選手も主力が1、2年の短期留学でもしてくればいいのに。

 

今回は少し早めにちょっとだけ夏休みをいただいて長崎・佐賀に旅行に行った時のお話です。

コロナ行動制限が解け、県外までの移動に遠慮が少しなくなった今、本当に久しぶりに第二の地元、九州に旅行に行くことにしました。

初日は長崎へ。真のお目当ては最近出来たばかりのグランピング施設に宿泊することでしたが、やはり長崎に行けば、まずは平和公園に行かないと!って思い、めちゃくちゃ暑い最中、平和公園に行ってきました。ちょうど式典前だったこともあり、それに向けての工事が行われていました。

長男はともかくとして、まだ歴史の勉強をしていない長女と次女は「ここ何?」って感じだったけど、いつの日か戦争について学び、原爆投下について学び、そして平和の大切さを知った時、ここに来たことの意味を知ると思います。その時まで覚えてくれていればいいけど。我が家なりの「平和学習」です。

そんな厳かな場所にも関わらず、つい旅行大好き一家の我々はすぐにはしゃいでしまうのもご愛嬌。おどける場所ではないことを十分理解しているつもりです。

平和公園のすぐ近くに入って、軽い気持ちでおやつ代わりに購入した文明堂のカステラ。なんとその美味しいことか!山口にも美味しいカステラ(小川の蜜カス)とかあるけど、やっぱり長崎のそれは別格。歴史と文化が違います。独特の柔らかさの生地。そして文明堂カステラの最大の魅力。それは底についているざらめ。最高です。

自然に「カステラ一番、電話は二番♪」って、無意識に口ずさんでいました。

でも「電話は二番」って意味はどういうことなんでしょう。オチとしては「3時のおやつは文明堂」となっているので、そこにつながるフレーズだけなんでしょうか?今度長崎の友人に聞いてみようっと。

今回の一番の目的地のグランピング施設に到着!

長崎あぐりの丘リゾートに今年3月オープンした「グランゾNAGASAKI」です。

お部屋はグランピング施設定番のドームテントですが、当然冷暖房完備でトイレ、お風呂、冷蔵庫など、なんでも揃っております。屋外には化学燃料(バイオエタノール)を利用する暖炉があり、専用ジャグジーがあり、食卓もなんとお外でした。贅沢な造りです。

ドームテント内はとっても快適ですが、やはり微妙に下の隙間があるみたいで、入り口に各種虫除けが置いてあった理由がわかりました。トイレに小さなムカデが出てきたからです。

ま、ここは山の中。普通にテント張ったらこの100倍は虫が来ると思うので大きな問題ではありません。外の暖炉も超オシャレでした。

やはりグランピングはラグジュアリー感たっぷりです。グランピング施設宿泊者専用のプールがあり、ほぼ貸切状態で遊べます。

あとで述べますが、このプールの利用時間は夜の9時まで。そうです。ここは憧れのナイトプールです。人生初体験です。

プール横には専用サウナもあり、ここであの有名な「ロウリュ」を楽しむことができます。

最近流行っているフィンランド式サウナで、ロウリュはフィンランド語で「蒸気」を指すそうです。

テレビではよくお見かけしていましたが、熱々に熱した石がサウナ室内にあり、そこに水をかけてさらに蒸気を足していくスタイル。お水のほかにもほうじ茶なども準備してあり、いろいろな香りの蒸気が楽しめました。やっぱりグランピングって色々観光に出かけるのではなく、そこでゆっくりのんびり、そしてちょっとリッチな時間を過ごすスタイルが王道だって思っています。

水中撮影カメラを持っていってたので、子ども達の写真をパチリ。

やっぱり家族旅行っていいですね。子ども達の満面の笑みを見ていると、「ここに来て良かったな」って毎回思います。

パパはちょっと早めにプール&サウナを切り上げテントに戻りました。

目的はこれ。

大学時代の親友と会うことでした。彼は長崎在住です。事前に連絡を入れても良かったけど、奥様含め、彼に気を遣わせるような気がしたので、ちょっと失礼と思いつつ、平和公園についてから電話しました。

「今長崎来てるよ!」って。

でもわざわざホテルまで来てくれ、そして手土産までもらってしまい、気を遣わせてしまったことには変わりありません。

あえば昔のまま。懐かし話や今の状況や医療関係のお話など、時間はあっという間に過ぎてしまいました。ちなみにこの2ショットも掲載許可済みです。もともと彼は私のブログ読者なので、彼の方から「ぜひ写真載せてよ!」って頼まれています。

プールの後は部屋備え付けのジャグジーへ。

冷えた体を温めるにはもってこいですね。家族五人で入るには狭いけど、みなさん楽しそうにしております。一応、外から丸見えなので水着で入るのが基本みたいです。

そしてお次はお待ちかねの夕食タイム。

グランピングの大きな特長の一つ。それは用意も後片付けも向こう任せってことです。

「それってキャンプじゃないじゃん!」ってツッコまれるかもしれません。でもそれがグランピングです。

大人用、子ども用の食事が事前に準備されており、専用グリルで自分たちで調理するスタイルです。

調理担当は長男がしてくれました。美味しいお肉や魚介はもちろんありますが、パエリヤや温めるだけのブイヤベースなど、どれもこれも絶品でした。

ちょっと明るい時間からの食事がおすすめですね。でもここって完全に外です。当然屋根や一部分は壁に覆われているので普通の雨風は凌げますが、大雨や強風の時って大丈夫なのかな?って心配になるくらいです。

楽しい夕食タイムとなりました。

その後は楽しみにしていたナイトプールです。

チャラ芸人EXITさんが、毎回ネタの途中に「間違いナイトプール、パシャパシャ!」って言ってるくらいしか情報がなく、山口みたいな田舎町にそんな文化が根付いているわけでもなく。

間違いなく人生初体験となりました。

結論。

ナイトプール最高です!

ここの施設がすごかったのは、なんとプールに入っているのはぬるめのお湯です。お昼間から少し温めてありました。だから夜に入っても全然寒くないです。

当然泳いでいるのはテント宿泊者のみ。なんという贅沢な時間なんでしょう。しかも夜に泳ぐプールがライトアップされており、水の上に浮かべる防水ライトなど設置してあり、とても楽しくて贅沢な時間を楽しむことができました。21時までだったので1時間くらいしか泳げなかったけど、十分楽しむことができました。おすすめですよ、ナイトプール!

プールの後は、水着のままジャグジーへ。お風呂の中がライトアップされているのがとても幻想的で素敵でした。

繰り返しになりますが、雨が降ったら楽しさ半減ですね、こりゃ。

散々楽しんだ後は、隣接するホテルの大浴場へ。こちらも出入り自由です。大きなお風呂に息子とゆっくり浸かって長旅&プールの疲れをとりました。

その後は朝まで家族全員爆睡。クーラの効いたドームテントで快適に寝ることができました。当然ふかふかベッドの上でです。ドームテントと言いつつ、これって普通の大きめの部屋ですね。

朝食もセルフスタイル。

自分たちでハンバーガーの材料を焼いて、美味しくいただきました。温かいスープやラタトゥーユなど、準備されていた食事もオシャレなものばかり。

もう一つ洒落たものがありました。それがコーヒーミルです。

息子が豆から挽いてくれたコーヒーを妻と二人で楽しみました。

コーヒー付きの私ですが、手動のミルを使ってコーヒーを飲む経験はなく、しかもコーヒー豆を挽いてくれたのが長男。

愛情たっぷりの贅沢コーヒーを朝から美味しくいただきました。

色々とあったので長文になってしまいましたが、今流行りのグランピングを家族全員で心から満喫いたしました。確かに普通のホテルに宿泊する時よりも結構高額になってしまいますが、子ども達と楽しむにはとてもいい選択だと思います。おそらく我が子達が独立して巣立ってしまった後に、妻と二人でグランピングに行くかな?って疑問はありますが、もしそうなら料理も全て作って欲しいです。え、それってグランピングじゃないじゃーん(今回のオチ)!

長くなったので、大満足の長崎旅行話はこれにて終わります。

二日目は佐賀県呼子を目指して出発しました。

 

追伸1:ただいまAmazonプライム限定で、期間限定上映されたWBCの記録映画が公開されています。

試合のダイジェストは勿論ですが、ベンチ内での選手の様子やロッカールームでのミーティング風景など、試合では見られない雰囲気の選手やコーチ陣との会話など、見どころ満載の内容になっており、これは是非とも観てほしい映画です。

特に印象に残ったのが、準決勝で先制3ランホームランを打たれてガックリとうなだれた佐々木朗希投手のシーンです。

ここまで順当に勝ち上がり、優勝目前までたどり着いた大事な準決勝。もう負けてしまえばここで終わり。これまでの試合で超絶盛り上がっている日本国内。日本国民の期待を一心に背負わされた、まだ21歳の若きサムライ、佐々木朗希投手。ものすごい重圧にさらされたマウンドに立った彼。しかも試合は緊迫した投手戦。お互い得点できないまま試合が進み、まさかのメキシコチームが3ランホームランで先制。そして投手交代。ロッカールームに戻った彼を遠くから撮影したシーンですが、床にしゃがみ込んで号泣していました。後から聞けば「怖くてたまらなかった」とのこと。このまま負ければ、心許ない方々が「佐々木のせいで負けた」と誹謗中傷するはず。一野球ファンならそんなことは絶対に言いません。

そんな中、侍ジャパンの四番打者吉田選手が見事な一撃!奇跡の同点3ラン!

この瞬間、重圧から解放された佐々木投手は自分のかぶっていた帽子を床に叩きつけました。

ご存知の通り、佐々木朗希投手の最速ストレートって165km/hですからね。全力で床に投げた野球帽が可哀想って思うくらいです。

でもこれで彼が敗戦投手になることはありません。しかしその後を受け継いだ、侍ジャパンの大エース、山本由伸投手が打たれて勝ち越され、リリーフした湯浅投手も失点し、もはやここまでって誰もが思ったはず。

しかし諦めない日本代表。山川選手の犠牲フライで1点差。そして「村神さま」こと村上宗隆選手のサヨナラ二塁打へと、ドラマチックに勝利した日本。

この試合でも、それまで3三振でからっきしだった村上選手。しかしここで決め切るのが、さすがは三冠王です。

ヒーローインタビューでスポドリがたっぷり入ったボトルを村上選手にぶっかけたのも佐々木朗希投手でした。

今更WBCについて語ると超絶長くなってしまうのでここまでにしますが、今大会の最高試合はやはり準決勝のメキシコ戦でしょう。

で、この映画のDVDが10月に発売されます。当然、もう予約済みです。

 

追伸2:夏休みに書いたので長くなりましたが、文明堂の「電話は二番」の謎も調べてみました。ご参考まで。

電話が普及した1890年代
電話が普及し出した頃の1890年代は、電話と電話の間に「交換手」と呼ばれる人がいて、その交換手が相手につなげてくれることによってやっと相手と話ができました。電話機の受話器をあげると交換手につながり、新宿の○番のAさんに繋げてくださいと通話先の交換手に伝えると、Aさんにつないでくれるという仕組みでした。
この○番が文明堂の場合「二番」だったのです。

「電話帳を探す時間と手数を省くだけでも、お客様に対する大きなサービスである」
創立者 宮﨑甚左衛門は、カステラの本場・長崎から東京へ進出する際、東京の方々にも「文明堂」を覚えてもらうために、電話番号がわかりやすいものがいいと考えたそうです。例えばお肉屋さんなら二九八(ニクヤ)番、お花屋さんなら八七八(ハナヤ)番。そして生まれたのが「カステラ一番、電話は九一(ココイチ)番」でした。実は当時の新宿店は「二番」ではなく「九一番」のキャッチフレーズで始まったのです。その後、覚えやすいのは語呂がいい「カステラ一番、電話は二番」の「二番」に変更していきました。新しい局が開局されるときはすぐさま二番を買い取り、全店の電話が「二番」となった1935年、電話帳の裏表紙に大きく「カステラ一番、電話は二番」と広告を出しました。

宮﨑甚左衛門は「電話帳を探す時間と手数を省くだけでも、お客様に対する大きなサービスである」と語っています。お客様にとって覚えやすく使いやすい、手間を取らせない工夫から「カステラ一番、電話は二番」が生まれました。