徒然草

人生初の競艇!(見学のみ)

もう3月です。ちょっと前まで正月気分が抜けていなかったけど、もう春も目の前です。

昨年の出生数がおおかたの予想通り80万人を下回りました。日本の自然人口減も70万人後半でした。

少子化対策!と、どこかのバカ政治家が騒いでおりますが、所詮高齢者だらけの政治家で、しかも子育て世代の若者は選挙で投票しないため、高齢者の政策ばかりが進み、口だけの少子化再策では何の意味もないことは皆知っております。

合計特殊出生率も1.3前後で推移。人口の自然増加を期待するなら2.0近くないとダメなんですよ。

お隣韓国では0.8くらいしかありません。一気に高齢化社会が進み、少子化に拍車がかかり、国家の存亡に関わる事態が遅からずやってきます。中国でも同じような状況になりつつあります。

もう一つ気になるのが、婚姻数の減少傾向もすごいということです。

コロナが始まる前からそうですが、長引く不景気で所得が上がらず、しかもウクライナ騒動で物価が高騰し続けております。

給料が上がらず、物価が上がる。そんな中、今日の毎日新聞の記事の中で子どもは「贅沢品」みたいな記載がしてありました。

可愛い可愛い子どもを、あたかもモノのように扱う表現に怒りを覚えました。しかし子育てにはお金がかかるのは事実で、結婚してもお金はかかります。それなら「独り身でのんびり暮らす方がいいや」って考える人が増えるのもわかります。

自分が思う少子化対策。それは若者世代に大金を投入すべき!と思います。バブル時代を生きた団塊の世代はそれなりに預貯金があり体力もあります。今を必死に頑張っている子育て世代にもっともっと投資すべきです。ただし所得制限はつけるべきだと思いますが。

あともう一つ。子育て世代の政治家を議員として増やすべきです。20代限定、30代限定の選挙があってもいいと思いませんか?世襲制なんて超時代遅れです。

 

今回は下関ボートで競艇を見学したお話です。

とある日曜日の午後、天気が良かったので子どもたちと一緒に、下関ボートに併設されている遊び施設「モーヴィ下関」に行ってきました。今回で2回目の訪問となります。

小学1年生の長女と3歳の次女は大はしゃぎして楽しそうに遊んでいましたが、さすがに5年生の長男にはかなり物足りない感じで超退屈そうでした。

11歳になって思春期に入りかけているのか、最近は家族で遊びに行っても本当につまんなそうな態度の息子。こちらも気分が悪くなるくらい不機嫌で腹が立ちます。ま、自分もその頃には家族遊びより友人遊びの方が楽しかったから仕方のないことです。

最初の方は少しだけでも遊んでくれればと思ったけど、やっぱりここは小さな子達が楽しめる施設で、小学校高学年には不向きです。

ただ、トランポリンバスケットだけは楽しそうに遊んでおりました。前回息子と一緒に劇場鑑賞した「スラムダンク」の影響でしょうか?ただ、中学になってもバスケ部には入ることはないそうです。残念。一緒のコートでバスケをするのが夢だったのに。

どうにか長男に喜んでもらおうとして頑張る私。

ちょうど同じ施設内で「移動式動物園」みたいなイベントが開催されており、可愛いワンちゃんや大きな亀など遊びに来ておりました。

2人とも動物好きなので、ここでしばらく可愛い犬を眺めて過ごしておりました。犬を飼育してみたいけど、今は犬以上に家をグチャグチャに汚してしまう次女がいるので、これ以上「汚しマン」が増えるのは困ります。もう少し次女に手がかからない状況になったら犬飼育を考えることにします。人生で一度も犬を飼ったことがないので。

動物見学後、ふと振り返ると下関ボート内で大きな歓声が聞こえました。

ちょうどこの日は比較的大きなレースがあったらしく、駐車場もかなり大入り状態でした。

せっかくなので競艇を見学しようと息子に提案しました。

競艇の知識はほぼゼロで、賭け事など怖くてできず、舟券は買っておりません。

レース前にちょっとだけネットでルールを調べました。

結構細かいルールで、エンジンや船は事前に抽選で選ぶし、何よりも面白いのが「フライングスタート方式」という、独特な競艇ルールの存在です。スタート地点の大時計の針がスタート時刻を指した時から1秒以内にスタートラインを通過しなければいけないという過酷なルール。でも数レース観戦しましたが、スタートミスをした選手はゼロでした。

競艇は6艇でレースを行うため、競馬や競輪などに比べて的中率が高いのも特徴らしいです。

細かい駆け引きやターンの仕方など、無知の私にはよくわかりませんが、かなりの速度でコーナーをターンする時の雰囲気がかっこよくて、ずっと見入っていました。

風の状態や波の様子、気温など、かなり細かい条件で色々と状況が変わるみたいです。

なかなか競艇も奥深そうですね。それだけ聞いても楽しそうです。

かなり昔、サンデーという週刊漫画雑誌に「モンキーターン」という、競艇を題材にした漫画が連載されておりました。競艇選手になるための養成所の話から始まっております。

年齢が上がり、他の漫画雑誌を読むようになったため、サンデーの定期購読をやめてしまい、最初の頃の話くらいしかしか読んでいません。その中で初めて競艇のモンキーターンという技の名前を知りました。漫画のタイトルにもなっています。

ということで、レース観戦の次のポイントはターン技術です。

いやー、かっこいいですね。

水飛沫を上げながら腰を屈めてターンするシーンは大迫力でした。また各選手のコースどりとかターン後の膨らみとか、各選手それぞれ狙っているルートが異なり、ここでもいろいろな駆け引きが見られます。

1周600メートルの狭いコースを3周だけ回って勝敗が決まります。時間にしてほんの数分です。

この短い時間でいろいろなドラマが生まれます。競艇って楽しいですね!

この日は寒かったこともあり、観客のほとんどが空調の効いたガラス張りの部屋から観戦しておりました。

結構な収容人数の施設で、日本クラスの大レースがあった時にはこの建物内がパンパンになるくらい人が入るんでしょうね。

競馬場も一度見たことがありますが、収容人数が凄まじいです。そして皆さんが馬券や舟券を買い、短い時間で勝敗が決まり、そして的中すれば配当金が入るという、かなりギャンブル性が高そうな感じ。

少ないお金から舟券が買えるため、パチンコほど簡単にお金が減っていくことはないでしょうけど、賭け事が苦手な私はおそらく収支がマイナスになると思うので、今回も舟券を買うことはありませんでした。見学だけでも十分楽しむことができました。息子も興味津々で見守っておりました。

最近はボートレース場に子どもの遊び広場など設置しており、家族で競艇場に出かけましょうってイベントがたくさん開催されています。とはいえこれは立派なギャンブルです。依存症に注意ですね。

私は地道にお小遣いを貯める堅実な道を選びます。今回のオチ・・・・

 

追伸:私の大好きなレスラーの一人である武藤敬司選手がこの度引退を表明しました。

正式な引退試合が組まれていましたが、試合後に突然のサプライズ。同期入門の蝶野選手を最後の相手に指名しました。蝶野選手は解説者として会場に来ていただけなのに、まさかの夢のような試合が。

このブログ内で何度も書きましたが、私は新日本プロレスの「闘魂三銃士」が大好きでした。

橋下選手が若くして脳出血でこの世をさり、武藤選手が引退。そして蝶野選手も長引く怪我のため、ほぼ引退状態になっております。

なんだかまた一つ、私の青春時代の思い出が消えていきます。

武藤選手といえば、全く別の顔も存在します。「グレート・ムタ」選手です。初めて見た時にものすごく衝撃を受けたし、伝説ともなった緑の「毒霧」をぶっかけるシーンは超絶驚きました。大した攻撃力ではないけど、当時としては斬新でした。

最近はすっかりプロレス観戦から遠ざかっていますが、いろいろ若くて強い選手たちがどんどん出てきているみたいです。

いつか息子とリングサイドでプロレス観戦しようと思います。

武藤選手、お疲れ様でした。