もう12月というのにあまり寒くない日が続きます。もっと冷え込んでくれないとアジやヒラメのサイズが大きくなりません。年末にビッグヒラメを釣り上げる予定なので。
12月は「師走(しわす)」です。この「師」という文字はもともとお坊さんのことを言います。お坊さんが走り回るくらい忙しくなるのが語源です。
しかし新型コロナ感染の第8波が襲来し、毎日鬼のような忙しさでヘトヘトになっている私。はっきり言って忙しすぎです。
私にとっての師走って、まさに医師が走り回るくらい忙しいので「師走」=「医師が走る」の意味だと思います。毎日本当に辛いです。年末休みを心待ちにしております。
この度の制度変更により、全員報告義務が緩和されました。コロナ陽性となった方は、まず自分からスマホなどを使って登録する必要があります。これまで毎日診療終わりに報告用紙を書き、保健所へ時間外連絡をし、そして全員分をFAXするという、極めて無駄で時間のかかりすぎる体制でしたが、かなり緩和されました。
しかしこれって本当に正確な数が反映されているのでしょうか?
面倒臭くて登録しない人、スマホを使いこなせなくて登録できない人など、かなりの未報告者が存在すると思います。ちなみに右の数値は12/5のものですが、この日だけでも20名近い陽性者が出ました。しかし私が所属する宇部保健所の報告は17名。この数値は前日日曜日のものなので火曜日が急増するのはわかっていますが、正直「え、これだけの数しかいないの?」って思ってしまいます。もうこんな穴だらけの制度なら、インフルエンザのような定点報告で十分なんじゃない?って思う私。もう医療現場は疲弊しております。そのくせ「旅行に行ってお金を使ってください!」とか「お店で使えるクーポン!」とか、経済を回そうと煽り続けるバカ政府。
もう割り切っていい時期です。年数を重ねるごとにコロナ感染者の方々が皆さん軽症化しているのを肌で感じます。少なくとも小児のコロナ感染に関しては、今のウイルスが激しく変化して毒性を強くしない限り、そんなに怯えなくても良いと確信しております。丸2年ほとんど出ていないインフルエンザウイルスの方が正直怖いです。
そもそも分科会のバカどもは何をしているの?お金にまみれて既得権益ばかり吸っている日本医師会の中央のバカどもは何しているの?アホ厚労大臣はなにをしているの?現場を知れ!現場を!
最近忙しすぎて愚痴っぽくなってしまいました。
ちょっと美味しいお話をひとつ。
前回、冒頭でお話しした生クジラの件の続報です。
あれからすぐに小野田駅前の行きつけ居酒屋さんから連絡があり、急遽家族で生クジラを食べることができました。
久しぶりに食べるクジラのお刺身は絶品でした。結構なお値段がしましたけどね。
グルメネタは後日、このブログ内でご報告するのでクジラのお話もその時に。
前置きが長くなってしまいました。
今回は鹿野にあったあの「ファミリーランド」に似た施設に訪れた時のお話です。
今回で2回目の登場となります。山口市吉敷にある「鳳翩屋(ほうべんや)」です。
鮎の養殖をおこなっている施設で、ここに行くと鮎の釣り堀やつかみ取りで遊ぶことができ、捕獲した鮎をその場で調理してもらって食べることもできます。
我々一家が頻繁に利用していた鹿野にあるファミリーランドと同じシステムです。
大好きだったファミリーランドは5年くらい前に閉店してしまいました。
かなり前のブログでこの時の話を書いております。
年末の雨の日に行ったので訪問客は我々のみ。たまたま地元テレビ局が取材に来ており、長男がロングインタビューを受けました。テレビ局からインタビューを受けたってことは、テレビ放送されるわけで。
夕方のニュース番組の特集で息子や私、長女まで出させていただきました。ちょうど長女が今の次女くらいの年齢だったので懐かしい写真です。
まずは小さな釣り堀で鮎釣りを行いました。
今回は釣り糸の先に針だけ付けて、タイミング良く鮎を引っ掛ける、いわゆる「ひっかけ釣り」でした。
息子は鹿野の施設で引っかけ釣りを何度もやったことがあるのでお手のもの。難なく鮎を釣ることができました。
魚釣りにあまり慣れていない娘2人はなかなか釣れず。
私や兄のアドバイスを聞きながら、なんとか鮎をゲットしました。
養殖物の鮎で、しかも季節はもうギリギリ最後だったということもあり、あゆのサイズがかなり大きかったです。釣れた時の暴れっぷりもすごかったので、娘2人は少々びびっておりました。このまま釣り好きになってくれたらいいのになって心の中で思う私。
こんな時にお兄ちゃんは次女にだけ優しさを見せます。8歳も離れているから喧嘩になることはないんでしょう。4歳下の長女とはほぼ毎日喧嘩してますけど。
まだまだ釣り足りない次女でしたが、釣った魚は買い取りとなるため、あまり釣すぎても困ります。それなりのお値段になりますし。ということで半強制的に終了しました。
お待ちかね、久しぶりの鮎料理です。調理を待っている間に可愛らしい写真を撮りたいと、カメラを向けまくる父でした。
カメラを向けると最近わざと変顔をしてくる次女。なかなか素敵なシャッターチャンスがきません。
家族が大好きなのは鮎料理の定番、ぶつ切り唐揚げです。
結構な数を釣ったので、残りは塩焼きをお刺身にしてもらいました。川魚のお刺身ってなかなか食べることができません。そもそも、川の魚を生で食べるには、綺麗な水で養殖されたものしか生食はできません。寄生虫とか怖いですからね。
この鮎お刺身が超絶美味で、息子と2人で大感激してしまいました。
梅の入った専用お醤油で食べる鮎はもう絶品。だってさっきまで生簀の中で激しく泳ぎ回っていた、超新鮮な鮎ですから。
車で行かなかったら間違いなくお酒を注文していたことでしょう。この鮎のお刺身に合わせるのは当然キンキンに冷えた日本酒。純米酒が合うだろうなって想像しながら水を飲む私。
ドライバーなのでグッと我慢しました。
もうひとつ美味しかったのが、煮込んだ鮎がまるまる一匹乗っかっているおうどんです。この鮎がホロホロと崩れるくらい煮込んであり、甘辛い感じがうどんとベストマッチでした。京都にある「ニシンそば」と同じ感じでしょうか?
ちなみに娘二人は「ソバ派」です。私の父が香川県出身であることもあり、私は断然「うどん派」です。家族の嗜好が異なるのも面白いですね。
食後は施設内の遊び場ではしゃぎ回りました。
我が愛妻も結構活発で活動派なので、多動傾向の私に付き合ってくれるから素敵です。
当然娘二人は大はしゃぎ。ちょっと最近大人びてきた5年生の長男はクールに振る舞っております。
3人の子育てをして思うこと。
私の濃い遺伝子を一番色こく受け継いだのはおそらく3人目の次女です。キャラが完全によしもと芸人気質で、しかもなかなか強烈な性格です。
時には姉に暴力を振るって泣かし、8歳上の兄にも恐れず立ち向かっていく2歳の次女。気が強いのは私の性格ではないし、妻もそんなに気が強い人ではありません。
うーん、この子は今後どんな感じで成長していくんでしょうか?あまり考えたくないけど、将来次女と付き合うであろう彼氏さんや、いずれ出会うであろう夫のことを想像すると、「頑張れよ!」ってエールを送りたくなります。
楽しい秋の1日となりました。
ちなみに今はこのお店は鮎の養殖の状況もあり、閉鎖しております。また鮎の美味しい季節になったら再開されるそうです。来年が楽しみです。
最近、仕事やそれ以外の雑用で忙しすぎる毎日。それを言い訳にしたくありませんが、ブログ更新の頻度も少し下がってきました。ネタはわんさかとあるんですが、書く時間がなかなか取れません。
これからもなんとか頑張りますので、ちょっと間延びしてしまう我がブログをお許しくださいね!
年内はあと二つくらいかな?
追伸:サッカーW杯で快進撃を続けてきた日本代表ですが、昨夜ついに決勝トーナメントでクロアチアに負けてしまいました。
前回準優勝のクロアチアと対等に渡り合い、そしてPK戦で敗戦。よくここまで頑張りました。胸を張って帰国してください。あなた方は日本の英雄です。国民栄誉賞をもらってもいいくらいです。いい夢を見させてくれました。本当にありがとう!
しかし日本が世界に巻き起こしたセンセーションはものすごかったと思います。
海外のメディア、特に隣国メディアから「死のグループ」と失笑されていた試合開始前。
確かに同グループの中にスペインとドイツの名前を見た時は「こりゃダメだ」って思ってしまった私。
それでもドイツ、スペインに勝利し、世界の強豪国と戦うだけの力をつけた日本代表。
予選連敗からスタートし、選手選考の時も、コスタリカに負けた時も、ボロクソに叩かれた森保監督。「ドーハの悲劇」を知っている森保監督が、「ドーハの歓喜」をもたらしてくれました。
勝った時にはあれだけ大騒ぎするくせに、負けた時にSNSなどを使ってネット上で叩きまくる大バカなんちゃってサッカーファンを許せませんが、もっと許せないのはこいつらです。
日本代表を愛しているからこその苦言なんでしょうけど、聞くに耐えない暴言の数々。本当にクソ野郎でした。こいつらがチラッとテレビに出るとすぐにテレビを消してしまう私。公の場で、日本代表選手たちに土下座してください。本当に。
仕事前に少しだけ見る「スッキリ」の中で、加藤浩次さんが皇帝ベッケンバウアーさんの名言を何度も語ってくれました。
まさにこの通り。
これはサッカーだけで言えることではありません。さまざまな勝負事全てに共通することだと思います。
私もこの言葉を胸に、色々なことに挑戦していこうと思います。
なかなか勝てませんけどね・・・・