徒然草

スマホゲームの悪しき罠

もうGW間近ですね。週間天気見ているとずっと雨マーク。もともと人混みが嫌いなので遠出する予定はないけど、雨が続くと気分も暗くなりますね。

景気の悪化にコロナ感染が追い討ちをかけ、低金利政策をずっと推し進めている日本の経済界。

アフターコロナで経済の方に注力し始めたアメリカ。アメリカが金利を上げた影響が追い討ちをかけ、円安が急激に加速しました。

ロシアのウクライナ侵攻の影響もあり物価上昇に歯止めがかかりません。

「1ドル=128円」なんて久しぶりに見ました。こんな時こそ政府や日銀が対策を打つべきなのに、相変わらず超ハト派の黒田総裁は口だけで何も友好的な対策を打ち出せず。そして投資家たちは情報不足の影響からかドル買いの方向へ。完全なる悪循環です。

そんな中、30年以上も前にデビューしたローソンの「からあげクン」がついに値上げするそうです。原材料や油の値上げが凄まじいらしく、流石に30年以上料金を据え置いた状況を変えざるを得ないとのこと。

私の大学時代のアパートのすぐ横はローソンでした。からあげクンには相当お世話になりました。

まだまだ値上げラッシュは続きます。小麦の高騰も止まらないでしょう。パンは嫌いだけど、うどんやラーメンが大好きなので小麦値上げも困ります。こんな時期だからこそ、あえて日本の自給率を上げるような政策に方向転換すべきと思いませんか?からあげクン大好き人間代表のおじさんから提案です。

 

今回は久しぶりのゲーム談義です。興味のない方はスルーしてください。

前々からお話ししてますが、実は私、超ゲーマーだったんですよ。

こっそりプレステ5の抽選に申し込んでいますが、いまだに当選通知が届きません。もうかれこれ20回近く抽選に申し込んだけど、まだまだダメみたいです。コロナ禍で半導体生産が追いつかないのが主な原因でしょうけど、もう発売して2年くらい経ったと思うのにまだ入手できず。ソニーの怠慢だ!って勝手に怒っています。

最近は色々忙しすぎて、とてもゆっくりゲームする時間なんてとれないけど、自分が数年前にどっぷりハマった「ディアブロ」の最新作が来年あたりに発売される予定です。せめてその頃くらいには手元にプレステ5が届いていることを切に願っております。ただ、長男に「ゲームばかりするな!」って怒ることが多いので、愛息の手前、父が堂々とゲームすることはできません。もし買ってもあまりする時間ないだろうし。

ゲームの中でも自分が好んでいるのは「パズルゲーム」です。特に大学時代にやりまくった「ぷよぷよ」は超得意です。

熊本大学時代に学園祭でぷよぷよゲーム大会がありましたが、準決勝まで残った実績もあります。

時代は変わりました。

これまでスーパーファミコンやプレステ、セガサターンなど、ゲームをするハード機を購入し、そして好みのゲームソフトを購入するスタイルが主流でした。いわゆる「テレビゲーム」です。しかし今やゲーム業界の主流となっているのは「スマホゲーム」です。任天堂スイッチやPS5などのハード機も健在ですが、やはり圧倒的なシェアを占めているのはやっぱりスマホゲームです。

ちょっとした時間に気軽にできるのが一番のメリットだと思いますが、元本格的ゲーマーの私には物足りないなって思っていました。

しかし徐々に状況が変化し、面白いスマホゲームがどんどん出てきました。今ではテレビCMでもバンバンされています。

最初にハマったスマホゲームがこれ。「キャンディクラッシュ」です。美味しそうなキャンディーを並べ替え、ブロックを崩したりするミッションをクリアする、いわゆる王道のパズルゲームです。しばらくは楽しく遊んでいましたが、レベルが上がってくるにつれ、全然クリアできないくらいの難易度になり、便利アイテムを使おうと思えばゲーム内で課金が必要になってきました。結局は最初の配置がほぼ全ての勝敗を決めるという、いわゆる「運ゲー」となり、運が良くないとクリアできないようになりました。そうなると当然飽きてきます。

ゲーム会社の方もなんとか繋ぎ止めようと、新しいシステムを組み込んだり、「キャンディークラッシュ・ソーダ」のような派生ゲームも出してきましたが、所詮内容はさほど変化せず。

もう少し難易度のバランスを考え、継続して遊べるような工夫をしてほしかったです。もう今は全くやっておりません。

お次はパズルゲームにRPGのような要素を組み込んだゲーム、「パズドラ」で遊んでみました。嵐の二宮君が今でもCMしているゲームです。

最初はそれなりに楽しめていましたが、このゲームも難易度が微妙な感じ。そしてちょっとしたところに課金を要求してくるのがバカらしく、すぐに飽きてしまいました。

そしてたどり着いたパズルゲームで今最も気に入っているのが「グミドロップ」です。

システムの作り込みが優秀で、シンプルだけど飽きないゲームで、難易度もちょうどいい感じになっています。やはり「運ゲー」の要素はどうしてもありますが、なんとか頑張ればどんどん先のステージに進んでいけます。時々プチ課金していますが、それも微々たるもの。もう5年以上遊んでいると思います。

しかし今、私が最もおすすめしたいゲームが一つあります。

そのゲームがこれ。「にゃんこ大戦争」です。いわゆる対決型のゲームなんですけど、このバトルシステムがとってもシンプルでわかりやすいんです。

敵を倒してお金を貯め、自分の持っているにゃんこ軍団をタップして前線に送り出し、敵と叩き合うってだけなんです。

最初は息子に勧められて一緒に遊んでいましたが、息子はさっさと飽きてしまい、今は私だけが一生懸命頑張って戦っています。

登場キャラ数はものすごく多く、しかも相手の属性によってこちらの軍勢も調整しないとあっという間に負けてしまうこともありますが、ツボにはまってクリアした時の爽快感は素晴らしいです。

経験値を貯めてお気に入りのキャラのレベルを上げ、第二形態、第三形態に進化させると、さらに強くて使いやすくなるという進化システムを採用しており、強者に進化した時の快感は格別です。

やはりこのようなゲームの定めがありまして、やっぱり「ガチャ排出」システムも取り入れております。

特に滅多に入手できない「超激レア」キャラをゲットした時には思わず「ウォー!」って叫んで息子に見せて自慢します。またこの超激レアキャラがかっこいんですよね。戦場に繰り出すにはかなりのお金がかかるため、頻繁に戦場に送ることはできませんが、攻撃力が凄まじく、快感すら覚えます。

また、このガチャにも期間限定イベントというものが定期的に開催され、激レアキャラをゲットできる確率が上がります。

時々はプチ課金していますが、このゲームは無課金でも全然遊べるため、かなり良心的なゲームだと思います。難易度も自分のレベルに合わせて多種多様なステージがあり、時々はレベルアップのため停滞期みたいな時間が訪れることもありますが、基本的にはダラダラと遊べます。

流石に私も6、7年くらい遊んでいるので、ユーザーランキングは結構高いです。ということで戦う相手のレベルも結構高め。最近は難しいステージがクリアできないため少し頓挫気味ですが、また新たなレアキャラをゲットすると戦えるようになると思います。

こんな記事を書いていると、実は私も今話題の「ゲーム中毒」とか「ネット依存」とか言われそうです。

しかし私は違うと思っています。

だって他にすること、やりたいこと、やりたくない雑用など、時間のかかる仕事をわんさか抱えているから、長時間ゲームをする時間なんて到底作れません。

それって辛いことかもしれないけど、「やるべきことがたくさんある」ってのがポイントです。残念ながらネットやゲームに依存できるほどの時間を私は持ち合わせておりません。期限の決められた仕事が今でもまだたくさんあり、日々忙しく働いております。

面倒臭いことですが、世のため、人のため、自分のためと信じ、どんどん私に課せられる辛い仕事(私は雑用って呼んでます)をこなしております。

でも時々が頭がボーンってなるので、クールダウン目的も兼ねて早朝3時(夜中?)から長門・萩方面に釣りに出掛けております。ネットに依存する暇がございません。

それって結果オーライ?

発達相談やネット依存の相談で当院を受診される方が最近増えてきました。コロナ禍の自粛騒動でさらに拍車がかかった感じです。

相談された方やご両親の意見を詳しく聞いていくと、一つの共通点が見つかりました。それはほとんどの方が「ゲーム以外楽しいことがない」とか「他にすることないからゲームしてる」と答えることです。

確かにゲームをしている間はそれなりに集中するし、時間が経つのがあっという間です。しかし終わった後に残ったものは何?ゲームしたりYouTubeを視聴している時間って悲しき時間の埋め合わせなのかもしれません。瞬間的には楽しいと思いますが、何か有益な情報を得ることができたのか?私はいつもこんな風に自問自答しています。

仕事を含め、私にはやらないといけないことがたくさんあります。その息抜きというか、短時間の現実逃避目的でゲームをしたり動画視聴しているのが現状です。だってやるべき仕事をこなさないと責任問われるし、自分も仕事に誇りを持っていますから。辛いですけど。

ゲーム依存から脱却する一つの方法として、自分のやりたい事、今やるべきこと、ゲーム以外の趣味も同じくらい楽しむ力を身につけることなどがあります。外遊びだって重要です。私の外遊びは子どもと散歩するか、魚釣りですけどね。

確かにYouTubeの情報は何かと便利です。「釣りスギ四平」とか「釣りドラ」の釣りチャンネルを見て仕掛けの勉強したり、上記のにゃんこ大戦争でクリアに苦慮しているステージの攻略方法を学んだりと、自分にとって有益な情報を簡単に得るには便利なツールです。ただし過信してはいけないと思ってます。

情報を得るツールは他にもまだまだあります。新聞であったり書籍であったりテレビであったり。それをうまく使い分け、正しい情報を正しく理解し、処理する能力がこれからさらに重要になってくると思います。

私が小学生の頃にはインターネットみたいな便利な検索ツールはありませんでした。

毎週日曜日に母と一緒に読売新聞の日曜版についていたクロスワードを必死に解き、わからないことは国語辞典や広辞苑、現代用語基礎知識などを読んで調べたものです。この「調べる」って行為が今となってはとっても重要なことだと思っています。

スマホゲームは面白いし、YouTubeも面白いです。見なくなるような内容が次から次へと現れ、なかなか止めることができません。こうしてネット社会の闇の部分が我々の生活に深く侵入し、そして徐々に身も心も貪っていきます。たまには我が家でもノーメディアデーを決めて家族で仲良く会話したり、遊んだり、ご飯食べたりして親睦を深めようと思います。

それってキャンプが一番かも?上記要素が全て入ってますね?

にゃんこ大戦争にハマってしまった自分を冷静に見つめ直すきっかけとなった反省文でした。

すみません。

 

追伸:開幕から我がジャイアンツが頑張っています。今年は巨人、阪神、ヤクルトの三つ巴か?って予想する解説者が多かったけど、予想に反して広島や中日が好調です。

今の巨人と阪神の大きな差、それは中継ぎから抑えの投手陣です。巨人は新人の大勢が大活躍してますが、阪神は昨年の守護神スアレスが退団してから試合後半の投手が全然ダメです。かつてJFKと呼ばれた3本柱(ジェフ・ウィリアムス、藤川球児、久保田)がいる頃の阪神は強かったです。今年の開幕戦で抑え投手がめった打ちされ7点差をひっくり返された時からずっと阪神は弱いまま。

我が巨人軍の中継ぎで好調をキープしている畠と鍬原。そして絶対的守護神となった大勢。長いシーズンなのでずっと好調とは言えないだろうし、怪我だって怖いし。でもまだまだいい投手が揃っているから今年の巨人は安心して見てられます。

それにしても大勢のストレートって、普通は評論家が最も嫌っている「シュート回転」している球筋ですが、バッターはとても打ちづらそうにしてます。かつての抑えの大エース佐々木さんが解説の中で「シュート回転してるけどボールに力が入ってるからこれでいいんです」って話していたのが印象的でした。

頑張れ、大勢!このままいけば新人王確実だ!