徒然草

卒業ソングの定番とは?

もう3月も半分以上過ぎました。やはり年度末って時の流れが早いですね。まだ小さい可愛い女の子って思っていた長女もついに幼稚園を卒園しました。その話はまた後日。

まずはこの話題から。

ウクライナ侵略によりロシア通貨ルーブルの下落が止まりません。軍事費をたっぷり持っているロシア軍にはまだ効果的面とは言えませんが、実際にロシアで生活している人には大打撃です。

そんな経済状況が悪化している中、プー大統領が着ているダウンジャケットが100万くらいするそうな。

それでもまだ支持率が高い?ソビエト崩壊後の最低の状況からここまで国力を上げてきたプー大統領。やはりその時期を知っている高齢者の方にはまだ神様的存在なんでしょう。

そんな状況の中、モスクワにあるマクドナルドやユニクロが閉店するとのことで、最終日は大行列だったみたいです。

マックやユニクロが好きだったロシアの方は辛いでしょうけど、閉鎖する側だって痛みを伴います。早くこんな無意味な戦争行為をやめてほしいと願うばかりです。

ロシア側が民間施設を破壊するのは「そこにミサイルが配備されていた」と言うし、ウクライナ側はSNSなどでリアルタイムに被害を報告するし。正直どちらの情報が正しいのかってわかりませんが、ロシア側が民間施設を攻撃したならその証拠を提示すべきなのにそれもできず。因縁をつけてきたヤクザと同じ。ただ、ネット情報にはフェイクニュースも多いだろうから、真実は誰にもわかりません。ただ、罪のない民間人、その中でも特に子どもたちが怪我している報道を見ると怒りが込み上げてきます。やはりプー大統領は嫌いです。早くクーデター起きないかな。

 

今回は今の卒業シーズンに関するお話を。久しぶりの音楽談義になります。興味のない方はスルーしてくださいね。

ちょっと文字が小さい表になりますが、年代別の思い出卒業ソングランキングがこれです。

私は40代。なんと第一位が「仰げば尊し」です。しかも第二位が海援隊の「贈る言葉」ですって。なんだか超絶古臭い。私ってそんな世代なのかな?

俺はちょっと違うぜ!って、ちょっとこのランキングに不満を持った私。ということで今回は色々とこの時期の卒業思い出ソングを勝手に振り返ってみようと思います。

まずは小学四年生の息子のお話から。

息子の通う小学校で、六年生を送る歌を生徒たちの投票で決めることになっているみたいです。候補の曲がいくつかあって、そこから投票するシステムです。

昨年選ばれた曲は「セカイノオワリ」の「サザンカ」です。

バンド名は破滅的ですが、この曲はしっとりとしたバラードで、歌詞もなかなか素敵です。さすがは今時のチルドレン。このバンドの曲は何曲も知ってますが、まさかこの曲が選曲されるとは。

息子もこの曲が毎日給食時間に流れていた影響からか、フルコーラス歌えます。

で、今年選ばれたのがこの曲。SMAPの「世界で一つだけの花」です。

まあこれは順当な選曲ですね。SMAPの代表する曲の一つですが、もともとこの曲の作詞作曲は槇原敬之さんです。

マッキーが歌うこの曲の方がしっとりとしていい感じです。

話は脇道にそれますが、ジャニーズ事務所の内紛で解散させられてしまったSMAP。キムタクだけ事務所に残って順風満帆に仕事している姿に嫌悪感を抱く私。もともと彼の演技はいつも同じで嫌いでした。

中居くんはそれなりにMCとかして生き残っていますが、残った3人が「新しい地図」として地道に頑張っています。

もともと汚れた噂があまりなかったSMAP。テレビ的にもイメージは悪くないんでしょう。ジャニーさんが亡くなって事務所の力が少し弱まったのか、最近はこの3人がCMに出る機会が増えました。

もともと草薙くん以外が演技力がなかったと言われていたけど、香取くんや稲垣くんのちょっとおとぼけ感のあるCMを見ると、彼らなりに素敵な歳の取り方をして、いい感じのおっさんになったなって思います。私もほぼ同世代なんですけどね。

「アイドルはジャニーズ以外ダメ」っていう風潮をそろそろぶっ壊して欲しいもんです。ジャニタレはもう飽きました。もともと嫌いですけどね。

あ、ファンの方には申し訳ない。単なるジェラシーですから。

卒業ソングと同じ頃によく耳にする曲は「桜」シリーズです。

有名な曲といえば、福山雅治さんの「桜坂」とか、ケツメイシの「さくら」、コブクロさんの「桜」といったところでしょうか。歓送迎会の二次会カラオケでよく耳にする曲たちです。

ちょっと一発屋のイメージが強い2曲がこちら。

河口恭吾さんの「桜」と、森山直太朗さんの「さくら」です。どちらもいい曲なんですけど、ちょっとカラオケでは歌いづらいくらいのスケール大きめバラード曲になっており、サビの部分を熱唱すると周りからドン引きされそうです。そもそも声が高くて私は歌えませんけど。

ちょっと私的にはミーハーな曲になりますが、AKBの歌う桜シリーズも好きでした。この「桜の栞」は特に好きで、アイドル嫌いの私でもよく聴いてました。

よく見ると、もう15年くらい前の曲ですね。AKBですらもはや過去の「懐メロ」状態になってしまいました。音楽業界の時の流れの速さを感じます。もともと大集団でのみもてはやされていたAKB軍団も、いざ個別活動になるとパッとしないですね。ま、それも納得。前田のあっちゃんとか大島優子さんは何してるんだろ?自分の推しメンバーだったマリコ様(篠田麻里子)はどこいった?

ちょっと前置きが長くなりましたが、完全に私の独断と偏見で選んだ「私的卒業思い出ソングBest3」を発表したいと思います。

<第3位:じゃあね byおニャン子クラブ>

実は私、AKB派ではなくおニャン子クラブ派なんです。世代的にはこちらの方がしっくりきます。中でもこの「じゃあね」って曲はいつも春になると思い出してしまいます。冒頭の歌い出しから「春はお別れの季節です♪」ってフレーズで、いつも春に転勤ばかりしていた勤務医の頃、バタバタと引越しの準備をしながらこの歌を口ずさんでしました。あまり良い思い出ではないですけどね。

曲の感じは明るくて、「じゃあね、そっと手を振って♪」とお別れし、「いつまでも友達♪」ってフレーズで終わります。今みたいな複雑な歌詞ではありません。

私が小学生の頃に夕方放送されていた「夕やけニャンニャン」で有名になったおニャン子クラブですが、幼少期の私には卑猥な番組だと思っていたのでほとんどテレビ鑑賞したことはありません。完全にドリフターズファンでしたから。

実はこの番組で司会をしていたコンビがなんと、若き頃の「とんねるず」でした。ここから彼らが人気絶頂になっていったのを懐かしく思います。

<第2位:卒業 by斉藤由貴>

初代スケバン刑事で斉藤由貴さんに出会って以来、私はその頃からずっと斉藤由貴さんのファンです。今でもファンです。その彼女が歌う「卒業」が第2位です。

「あーあ、卒業式で泣かないとー、冷たい人って言われそう♪」ってサビが可愛らしくて素敵です。でも実はこの曲って失恋ソングなんですよね。

大好きだった彼が遠くに旅立つ最後の日が卒業式という定番の設定。最後は駅の反対のホームにお互いが立ち、「時の電車が(私たちを)引き裂いた」って悲しいオチが待っております。

小学校半ばから音楽の主流がレコードがCDに変わり、人生で初めて購入したCDが斉藤由貴さんのベストアルバムでした。

「卒業」って曲も好きだけど、一番好きだったのは「悲しみよこんにちは」って歌です。当時大好きだった漫画、「めぞん一刻」の主題歌にも採用された名曲です。さらにこの曲の作曲担当は安全地帯の玉置浩二さんでした。この他にも「土曜日のタマネギ」とか、スケバン刑事のエンディングソングだった「白い炎」など、今でも時々聴いてます。

顔がモロに私のタイプだったので好きだったけど、今聴いてみると、歌はそんなに上手じゃないです。

これまた余談ですが、人生で初めて買ったシングルレコードはチェッカーズの「涙のリクエスト」でした。さらに言うと、人生2番目に購入したCDは、なんと当時TDKのカセットテープのCMソングを歌っていたアメリカのロックバンド、ボン・ジョビの「ニュージャージー」ってCDです。このCDは超名作です。今でも私の持っている300枚近いCDの中でもトップ10に入ってます。

<お別れソング番外編:ありがとうの花 byおかあさんといっしょ>

第1位の発表前にこの歌をご紹介。

「おかあさんといっしょ」でうたのお姉さんをしていた三谷たくみさんが、あつこお姉さんに変わる時、私は号泣してしまいました。毎朝楽しみにしていたたくみお姉さんの笑顔が見れなくなると思い、悲しみに浸りました。で、そのたくみお姉さんの引退の時に歌った「ありがとうの花」って歌がとっても好きで、今でもこの曲が流れると涙が出ます。余計なお話でした。

<第1位:卒業 by尾崎豊>

やはり卒業ソングの第定番といえばこれでしょう。尾崎豊さんの「卒業」。私と同世代の男性であれば8〜9割はこの曲を選ぶと思います、多分。

素晴らしい曲で、私のカラオケの定番ソングとなっております。

しかしこの曲の歌詞はとても激しいです。

卒業する意味を自問自答し、やるせない気持ちをぶつけるため「夜の校舎、窓ガラス壊して回った」とか「自分がどれだけ強いか知りたかった」「力だけが必要だと頑なに信じで、従うとは負けることと言い聞かした」など、とても今では共感する人が少ないであろう、熱くて暴力的な歌詞でした。

そしてこの曲のラストは「この支配からの卒業」「戦いからの卒業」とシメております。学校に通う意義とか人生で何が一番大事なのかと自問自答していた尾崎豊さん。「あと何度卒業すれば、本当の自分にたどり着けるんだろう?」というフレーズが心に刺さります。

あ、尾崎豊さんを語ると、あと100行くらい書いてしまいそうなのでこれでおしまいにします。

帰ったら尾崎さんの「卒業」を聴いて、お風呂で熱唱し、そして涙しようっと。

 

追伸:前述した年代別卒業ソングランキングで10代、20代の一位になった曲が、レミオロメンさんの「3月9日」です。

よくカラオケで他の人が歌うから曲は知っているけど、これって卒業ソングなの?ちょっと調べたら、これはバンドメンバーの3人の共通の友人が結婚するため、その記念に作った曲だそうです。堀北真希さんが出ているこの曲のプロモーションビデオでも結婚式のシーンが多かったです。

まぁ、曲のイメージや感じ方が人それぞれ。この曲が卒業をイメージする曲ってのも特に問題ないと思いますが、この世代に尾崎さんの「卒業」聞かせても、まず確実に心に響かないでしょう。残念。