徒然草

新型コロナ騒動がもたらした我々の「行動変容」

毎日寒い日が続きます。北京五輪盛り上がっていますが、高梨沙羅選手のスーツ違反が不憫すぎて泣きそうです。ずっとファンでしたから。

ついに政府が苦肉の策に打って出ました。

まさかの政敵河野ワクチン担当大臣に泣きつく堀内大臣と岸田首相。二人とも発信力が乏しく国民の心に届かないことにようやく気づいたお馬鹿さん。まだ国民人気の高い河野元大臣とYouTubeで対談しました。

そろそろ堀内大臣の更迭話も出てきそうな気配。厚生老人大臣と共に辞任し、能力のある大臣に代わってほしいです。そうでないとこの有事を乗り切ることができないと思います。

それにしても情けないのが岸田首相。世論の動向ばかり伺い、政治決断が遅れ、決断したのはいいものの、お得意になった「朝令暮改」ですぐに方針転向。

コロナワクチン3回目の接種目標をビビって出さなかったら、野党から総攻撃をくらい、結局「1日100万回接種」を目標に掲げました。政府発信能力が低いせいもあって接種率が伸び悩んでいます。菅政権の時には1日200万回接種した日もありましたから。

なんだかんだで夏の参議院選挙に備え、一番投票に来てくれるであろう年配の方への配慮が強いように思います。子育て世代がコロナ閉鎖で保育園に預けることができない、濃厚接触で待機時間が長く社会活動が制限されるなど、今最も被害を被っている若い世代の声を聞こうとしてません。早よ辞めろ、バカ首相。あ、過激発言でした。

ちょっと気が早いけど次の総理大臣は誰?

高市さんは話し方も考え方もしっかりしているし頭良さそうだけど、ちょっと思想が怖いし威圧的な政治家なのでちょっと。河野さんもいいけど、すぐ爆弾発言して短命に終わりそう。個人的には野田さんの考え方や話し方がいい感じだったので、彼女が日本初の女性総理大臣になって欲しかったけど、自民党内で人気ないからその可能性は低いでしょう。

となると、失政がなかったガースー再登板ってのもアリかもしれません。

ただ口下手は治らないでしょうから、発信力のある河野さんを官房長官に任命し、メディア対応は彼に任すって感じならうまくいきそうです。

山口県民として安倍元首相を応援すべきかもしれませんが、彼にはもう飽き飽きです。流石にそれは勘弁願いたい。林芳正さん頑張れ!

 

前置きが長くなりました。今回はコロナ禍で大きく代わってしまった家族行動のお話です。

コロナ騒動のせいで我々の行動がかなり制限されてしまいました。ストレスも溜まります。特にお酒好きの私にとって、聖地だった居酒屋さんから締め出されたことがこたえました。まん坊出されて感染者数減りましたか?居酒屋さんがらみの感染者が、全感染者数の中で一体どれくらいの割合を占めていたのか。飲食制限でどれくらい予防効果があったのか。今こそデータを分析して公表してほしいです。今のオミクロン株の感染温床は保育園・幼稚園です。居酒屋さんに行かない世代です。

しかし、ちょっと冷静になって考えてみたところ、とある事実に気付かされました。

実は居酒屋さんに行かなくてもお酒は飲めるし、もし行動制限が解除されたとしても、昔のように気軽に飲みに行くようになるでしょうか?居酒屋さんに行かなくても楽しく酔える方法を知ってしまった世の中の飲兵衛たち(自分含む)。居酒屋さんが昔のような輝きを取り戻すことができると思いますか?私はちょっと懐疑的です。「別に飲み屋さんに行かなくてもな〜」って思う人がかなり出てきたと思ってます。

そうです。これこそが国民の「行動変容」です。新型コロナのせいで無理やり変わらされました。これが健全なのかどうかわかりませんが、経済活動は縮小しそうです。景気も悪くなる?

我が家も少し行動パターンが変化しました。

これまでは車で遠出することが多く、県外にもよく行ってました。しかしこの行動が制限されるようになり、我が家は方針転換しました。まず妻が自転車を購入しました。2歳の次女が安全に座ることができるチャイルドシート付きのやつです。買ってみると自転車の便利さを再認識した我々。行動エリアがぐんと広がりました。車ほどは遠くまで行けないけど、近所の公園やスーパーなど、自転車で気軽に行ける場所が多く、しかも小回りがきいて狭い道もスイスイ。さらには健康に良いときた。まさに三文の特徴って感じです。

近くの児童公園で遊ぶ機会も増えました。長女がただいまドッジボールのトレーニング中で、近くのフェンス付き公園でよく練習をしています。

次女も綺麗な滑り台やブランコがあるので大はしゃぎ。

流石に4年生の息子はあまり公園で楽しめる世代ではないのでちょっと付き合いが悪いです。でもそれも仕方なし。本当は学校の同級生たち大人数でワイワイ騒ぎたいでしょうから。それも制限されてしまったコロナ騒動。やっぱり子ども達が自粛生活の一番の被害者だと思います。

さらに我が家の自転車活動エリアが広がりました。

お兄ちゃんのお下がり自転車で必死に自転車漕ぎを頑張っていた長女も徐々に脚力が上がり、なんと有帆川にかかる湾岸道路の大きな橋を渡り切ることができるようになりました。そしてこの橋の先にある図書館へ。

息子と私は朝カツでこの橋をよく自転車で渡っていたので慣れっこですが、まさか6歳の次女まで渡りきることができるとは。パパ感動。

一番楽で快適なのが、母の自転車チャイルドシートに座っている次女です。

カメラを向けたらこのドヤ顔。橋の上は風が強くて寒いですが、じっと座っている娘も楽しそうです。

家族5人&自転車4台で移動している姿を周りから見られると、なんだか一家夜逃げしているみたいで笑えます。

もともとランニングより自転車漕ぎが好きな私。これからも家族で自転車レクリエーションを続け、最終的には竜王山や焼野海岸まで行けるようになるといいですね。かなりしんどいですけど。

自宅での生活もちょっと変わりました。

もともと家でゴロゴロするタイプの人間ではありませんでしたが、コロナ禍で色々と出回るわけにもいかず。

ということで自宅のお庭でBBQする機会が増えてました。これまでアパートやマンション暮らしが長かったので、お庭でBBQするようなことができませんでしたが、これが一軒家の強み。煙モクモクすぎるとご近所迷惑ですが、一家族分の炭なら問題なく使用出来ます。

こんなコロナ騒動の中、次女が2歳のお誕生日を迎えました。

ちょうど新型コロナが騒がれ始めた頃に生まれた娘。いろいろな生活に制限がかかる中、元気にすくすくと育ってくれました。

ちょっと気が強すぎるのがたまにキズですが、毎日毎日超絶可愛い娘に癒されっぱなしです。

このクマの着ぐるみはたまたま近くの雑貨屋さんOZに売ってました。半額って書いてあったので即買いしました。可愛いけど中身は強い。まさに次女にぴったりの着ぐるみです。力強さはクマ並ですから。

2歳のお誕生日プレゼントは折りたたみ機構の付いた三輪車です。

まだ足が届かないため手押し車状態で屋内専用となっていますが、あとちょっとしたらこの三輪車で爆走している次女の姿をこの場でご紹介できると思います。

コロナ騒動が始まってから2年が経過し、この2年間で我が家の生活スタイルも大きく変わりました。

家族でキャンプを始めたり、自転車で移動したり、お庭でBBQしたり。こんなに家族全員で楽しく遊ぶことができるのって幸せだなってしみじみ思います。大体の企画発案者は妻です。コロナ禍を上手に切り抜けていく方法を妻が毎回提案してくれます。まさに我が家の大黒柱。

今のところ誰も新型コロナに感染しておりませんが、クリニックの外来では何人も陽性者が出ており、娘の幼稚園や息子の小学校でもパラパラと陽性者が出ます。

いつの日か家族の誰かがコロナに感染するかもしれませんが、それもまた仕方のないことです。それくらいオミクロン株の感染力は強いと思います。でも自分のクリニックで陽性になった方のほとんどが軽症者で、実際に高熱が出た方も翌日には解熱して元気になりました。デルタ株のように死亡率が高いウイルスより、毒性を下げて死亡率を低くし、感染力を高め、より多くの人々に感染するよう変異を繰り返すのがウイルスの生き様です。これはインフルエンザウイルスと同じです。来年くらいにはインフルエンザと同じ感染扱いになってくれれば「濃厚接触」とか「自宅療養」とか騒がなくてもよくなるのに。コロナの馬鹿野郎!

2月末くらいから小児用コロナワクチンも始まりそうだし、内服薬も種類が増えてきました。ちょっとずつ明るい話題が増えることにより未来の光が見えてきたような気がします。

もう少しの辛抱です。

そしていつの日かコロナ騒動が終焉し、マスクを外して居酒屋さんで大騒ぎしたいです!

(あ、自分の行動パターンは変容していないようです・・・)

 

追伸:日曜日のバスケ練習後、何気にテレビを付けてぼーっとしていたら、まさかの瞬間に偶然立ち会うことができました。

久しぶりの日本ジャンプ陣、小林選手金メダル獲得!

日の丸飛行隊と騒がれた長野五輪から24年間、ずっと金メダルから遠ざかっていたので感動のメダルゲットです!

やっぱり金メダル獲得って感動しますね。

高梨沙羅選手が涙の4位だったので、ここで雪辱を果たせました。

小林選手ってあのレジェンドジャンパー、葛西選手の愛弟子だそうです。連続五輪出場記録が途絶えた葛西選手の後継者が見事金メダル。師匠も大喜びでしょう。

長野五輪の時は私は大学生でした。日の丸飛行隊の団体戦は授業サボって自宅でテレビ鑑賞してました。だって競技時間が午前中だったような。

原田選手が1本目に失敗ジャンプしてしまい、2本目にまさかの大ジャンプ。

最後の船木選手の2本目ジャンプの時に「船木〜」って泣きながら応援している原田選手にもらい泣きしていた頃を思い出して懐かしく感じました。

あ、授業サボったらダメですよ。