もう12月後半です。時々大きな寒波がやってきますが、「今年は寒い」と予想されているのに暖かい日が続きます。年明けが寒くなるのかな。
まずはこの話題から。毎年12月の恒例行事となりました「日本カーオブザイヤー」が発表されました。
今回の受賞車は「日産ノート」です。今年は外車勢に強力なライバルがいたのでどうかと思いましたが、日産車が見事一位となりました。ゴーン氏の国外逃亡から二転三転しましたが、日産復活のノロシ!って感じでちょっと嬉しかったです。
ただ、世の中がエコグルマ一点張りの雰囲気がちょっと嫌いです。
個人的にはトヨタのランドクルーザーや86&BRZが受賞するかなって思っていたけど、今回はダメでした。
86のようなスポーツカーがまだ普通に発売されている今の時代はいいけど、もう10年くらいしたらハイブリッドでもEVでもないスポーツカーが発売されることがなくなりそうな予感。
今のうちに楽しい車に乗っておくべきですね。
外車勢も健闘してました。もしかしたらベンツCクラスが受賞するかも?って思っていましたが、BMWの4シリーズやコルベットが副賞を受賞する状況を考えると、投票の資格を持った自動車評論家もまだまだ今のガソリンエンジン車がお好みのようです。よかった、よかった。最近のBMWのキドニーグリルが豚鼻に見えるのでかっこ悪いって思っているのは私だけでしょうか?
今回は前回に引き続き、釣り談義後編となります。興味のない方はスルーしてください。
12月上旬、とある長門市の港でいつもの釣り仲間と深夜3時から釣りに出かけました。
色々なエサや仕掛けを持って行きましたが、メインは「アジの泳がせ釣り」です。ということはまず何よりも程よい大きさのアジを釣り上げることから始まります。
いつも通い慣れている漁港だったので小アジポイントを知っている私。割と早めに15cmくらいのちょうど良い大きさのアジが何匹も釣れました。
仕掛けに活きの良いアジを仕掛け、ちょい投げしたらあとはじっと待ちます。特別な技術が必要ではなく、活性の上がる時合いを待つのみ。待ちの釣りです。
朝日が登ってきた頃、急に海が騒がしくなりました。大型の捕食魚が小魚を追い回して水面が荒れる「ナブラ」が出現し、チャンスタイム到来です。
まず釣り仲間が大きなマトウダイを釣り上げました。自分ではないのでちょっと嫉妬心が。
「もうこうなったら私がヒラメを釣り上げるしかない!」とブツブツ言ってると・・・
私の竿のリールがジー、ジーと唸りました。この釣りはリールのドラグ(ブレーキのようなもの)をゆるめて待つので、魚がかかったらリールからライン(釣り糸)がどんどん出て行きます。それが魚がかかったサインです。
一生懸命リールを巻きましたが、あまり魚が暴れず、マトウダイや青物(ブリとかカンパチの幼魚)の感じではありませんでした。しかし海面に近づくと魚が大暴れ。ん?この感じは前回あったぞ・・・。
海からズオーっと上がってきたのは見事なヒラメでした。半年くらい前にクス釣りのゲストでヒラメが釣れた時もこんな感じでした。
そんなに泳力のある魚ではないけど、もともと根魚で海底にいる魚なので、海面が見えると大暴れするみたいです。
今年二枚目のヒラメです。昨年まで全然だったのに、今年最大の目標だったヒラメをまたまた釣り上げました。
この日はお互い絶好調で、活きの良いアジを付け替えたらすぐに大物がヒットするという人生初の大物大爆釣モード。パチンコで言うところの「確変モード突入!」って感じでした。あ、わかりづらいですか?
私の2匹目の大物は大型マトウダイでした。この魚は私がアジの泳がせ釣りにハマったきっかけとなった人生初の大物魚なので、巨大マトウダイが久しぶりに釣れて大喜びしました。
マトウダイのお刺身を食べたときの感動を今でも忘れることができません。それくらい美味しい魚です。
この魚は口がバックリと開くのでアジを丸呑みします。私の拳(コブシ)くらい、余裕ですっぽり入ります。歯が鋭くないので針外しも怖くないです。
大物3匹目はマゴチでした。
これも2年くらい前に息子と一緒に釣り上げたことがありますが、今回のマゴチはそれよりちょっと小さかったです。
港の先端で青魚を連発していた方がいましたが、我々はあえて底物狙いで湾内に仕掛けを投入しました。青物も美味しいけど、仕掛けがごっつくなるし、捌くのも難しいし、天然物には寄生虫が多いらしいし、さほど興味が湧きません。
しかしこの3匹は別格です。どれも超絶美味な魚で、お刺身にしても煮魚にしても揚げ物にしても絶品です。
今回の泳がせ釣りで感じたこと、それは大きなアジは捕食魚があまり食べてくれないってことです。やはり一口サイズのアジが魚にも好都合のようです。アオリイカやコウイカは大きなアジでも平気で食いついてくるんですけどね。と言うことで大ぶりのアジは家族のお土産用として持って帰りました。
港でエラを切って血抜きをし、アジは可哀想だけど首をポキって折って〆ました。この港での処置が大切で、美味しくいただくには早めに〆ることが大切です。
さぁ、お楽しみタイムです。私は魚が捌けないので、ここは愛妻の出番。いつも無理言ってごめんなさい。
ヒラメはやはりお刺身でしょう。
この写真はネットから拝借したものですが、今が旬のヒラメのプリッとした身は最高に美味しかったです。
白身魚なので、1日くらいあけて少し身が締まった後に食べるお刺身も格別でした。こんなに美味しい魚に合わせるのはやはり日本酒です。日本酒は飲み過ぎると太るので普段はあまり飲みませんが、この度は別。辛口の純米酒をキンキンに冷やし、お刺身と一緒に流し込む感動は格別です。本当に美味しいです。やはり魚に合わせるお酒は日本酒だなって改めて実感しました。
マトウダイもお刺身にしてもらいました。この魚が美味しいのはもうすでに知っております。
で、今回我が妻が余った骨やアラを使ってお吸い物を作ってくれたんですけど、これが本当に本当に超美味で、息子もめちゃくちゃ感動して「これ美味し過ぎる!」と大喜びしてました。アラから出るお出汁が旨味の塊なんでしょう。次回もマトウダイ釣れたら是非ともお吸い物にしてもらおうと思います。
最後はマゴチ料理。一部をお刺身で食べましたが、こちらも超絶美味。顔が怖い魚ですが、その食味はとっても優しく、これまた日本酒がすすむ美味しさでした。
しかし私が今回最も感動したのは「マゴチの唐揚げ」です。妻が機転を効かして揚げ物にしてもらいましたが、これが本当に美味しかった!火を通すことで旨味成分が増すのか、私は断然お刺身よりもこの揚げ物の方が好みです。ちょっとしたゼラチン質も含まれており、プルプル食感がたまりませんでした。
これだけたくさん釣れたので、何日かに分けていただきましたが、毎回美味しい料理を作ってくれる愛妻に感謝しっぱなしです。
本来であれば、魚を釣った張本人の私が魚をさばくのが大事なことだと思いますが、今のところ妻に甘えております。せめて妻に立派な包丁やウロコとりをプレゼントしようかなって思っています。でもそろそろ自分でも捌けるようにならないとダメですよね。
釣りの楽しさって釣って楽しい、食べて美味しいことだと思います。船に乗って沖合でヒラマサやブリ、カンパチを狙うのもいいけど、港の陸っぱりで美味しい魚を釣る方が私の性に合ってます。
この文章を書いてて、また釣りに行きたくなったし、料理の話を書いてお腹が空いてしまいました。
今少しヨダレ出てます、多分。
追伸1:神田沙也加さんの急死ニュースには驚きました。
アナ雪の声優さんで大スターの仲間入りとなり、偉大なる母からの呪縛を解き放ちつつあった状況なのに。まだまだこれからなのに。
残念でなりません。
追伸2:天才3ポイントシューターであるステフィン・カリー氏がレイ・アレン氏の記録を抜いて、NBAで最も多くの3ポイントシュートを決めた選手となりました。世界記録です。
彼の出現によりこれまでのバスケットボールの常識が覆されました。それくらい影響力のある選手です。
おめでとうございます。