12月に入ってから特に時間の流れが早いですね。このままあっという間に年末突入です。子どもたちのクリスマスプレゼントに頭を悩ます私と妻。さてどうしましょ？

ここ数年、年末の恒例行事となっている「ふるさと納税」。12月末が期限なので、毎年焦ってこの時期に一気に申し込んでしまいます。

これまでの教訓を生かし、定期便を多めに注文しました。定期便とは毎月もしくは数ヶ月ごとに届くシステムで、年末に一気に返礼品が届いて冷凍庫がパンパンになるのを防ぐことができます。

数年前にちょっとした規制がかかって、かつてのような豪華返礼品が減ってきましたが、それでも魅力的なものが目白押しです。

今回の私が選んだ目玉商品はこれ。炊飯器です。

我が家の炊飯器がちょっと古くて痛んできたので、今回思い切って注文してみました。結構な納税額だったので、それなりの高性能商品が届くと信じております。ちなみに私は断然「ご飯派」で、パンがそれほど好きではありません。我が家の朝食は、子どもたち：大好きなパン、私：パン嫌いの私は毎日ご飯と、妻が大変そうです。

新しい炊飯器楽しみです！今は新米の季節だし！！

 

今回は久しぶりに家族で訪れた「唐戸市場」のお話です。

下関の名物となった「唐戸市場」。地元からはもちろんですが、県外の方も多数訪れる有名な観光地です。

済生会下関病院勤務時代に何度も訪れたことがありますが、基本的な価格設定がちょっと高めであること、下関のスーパーマーケットの魚そのものがハイクオリティで唐戸市場に行かなくても問題ないことなどが理由で、特に好んで行くことはありませんでした。だってかなり混雑するし。

新型コロナウイルス感染の影響で下関も感染者が急増し、県外からのお客さんも多かったことを理由に、コロナ禍ではここに行くことを意図的に避けていました。第５波が終わり、比較的感染者数が減ってきたため、下関での用事もあったため久しぶりに訪問してきました。

予想を上回るほどの混雑ぶりで驚きました。地元経済が活性化することは素晴らしいけど、クラスターが発生するのも怖いですね。相変わらず県外ナンバー多かったし。

でも実際に市場に行くとやっぱりテンション上がります。名物海鮮丼はどれも美味しそうだし、握り寿司も色々あり、焼き物や揚げ物、串物など美味しそうな漁家類料理のオンパレード。特にお寿司や海鮮丼が大好きな我が家からすると、ここは宝の山です。

お客さんが多くてドン引きだった息子たちのことを考え、今回は速やかに海鮮丼や鯨の竜田揚げを購入して、海を眺めながら外で食べることにしました。

久しぶりの唐戸市場ですが、一つ大きな問題点を発見しました。海鮮丼はどのお店でも販売しているのに、中央にある「馬関街大通り」のみ観光客が集中しており、他のお店の海鮮丼はあまり売れていないようでした。

確かに目抜き通りのお店は煌びやかで商品も多くて目移りするくらいですけど、ちょっと中心から外れたお店の方にも美味しそうな商品がずらりと並んでいました。

これこそが真四角に作ってしまったショッピングモールの弱点だと言われています。

九州のとある巨大イオンモールが潰れてしまったお話を数年前にしたことがあります。唐戸市場もそうですが、四角形の建物を作ってしまうと、日の当たる目抜き通りと、日の当たらない暗い店が出来てしまいます。集客効果の差が出るのはもちろんですが、それに応じてテナント料金も大きく変わるそうです。こうしてお店同士のギャップが生まれ、日の当たらない暗いお店が閉店に追い込まれ、そしての負の連鎖が他の店にもつながり、結局はモール自体が潰れてしまうという現状で困っているみたいです。

その弱点を巧みに克服した施設が、我が山陽小野田市にあるサンパークです。サンパークはあえて「陰と陽」の区別をつけず、回遊式の構造にしてどのお店も均等に日が当たるような仕組みを作り出し、グルグル回っているとどこのお店も目が入るようになっています。

こうするとテナント料の差が発生せず、日陰で目立たず潰れてしまうお店も減り、いまだに集客効果が上がっている施設として全国ネットで紹介されました。

唐戸市場でも同じような仕組みを取り入れればいいのに。建物の構造はもう変えれないので、あえて「順路」とか作り、ちょっとした一方通行のようにして、いろいろなお店を眺めることができれば売り上げアップにつながりそうです。気になれば２周回ればいいんです。

ま、下関市民でもない私がとやかく言う筋合いはないけど、この唐戸地域は素敵な水族館もあるし、ちょっとした遊園地や観覧車もあるし、もっと上手にPRすれば、県外からたくさんのお客さんを呼び込むことができるのに。学会のできるような大きなホテルもないし、空き地も多いし、観光資源を無駄にしているとしか思えません。船で5分の所に門司港もあります。地元民は騒がないけど、県外の方にはこの関門海峡のロケーションがとっても素敵に思えるはずです。うーん、なんとも勿体無い話です。

数年後にはあの有名な「星野リゾート」がホテルを建設するそうなので、今後を期待しておきます。

話が横道にそれました。

私が購入した海鮮丼がこれ。1000円也！

朝食からこのお値段は高級ですが、満足度十分。中央に乗っかった大きなエビに惹かれて購入してしまいました。

この日はとってもいい天気で太陽光が海に反射して眩しかったのでサングラス着用。黒マスクとの相性もあり、これって間違いなく「ヤクザ」の出立ちです。とても堅気には見えません。通りすがる人もちょっと怖がっているようにも見えました。立派な堅気なんですけど、私。

妻も子どもたちも大喜び！

たまに来る唐戸市場もそんなに悪いもんじゃないなって改めて思いました。

いつもなら朝7時過ぎに行って、混雑が始まる前にさっさと購入して帰っていましたが、今回は朝9時を回っていたので大賑わいでした。ここに行くときは早朝をお勧めいたします。

ただし、朝6時半くらいに行った時は、まだお店が海鮮丼やお寿司を作成中で店頭に並んでおらず、品揃えが良くなるのは7時半くらいからでした。その時間を目指して訪問すると良いと思います。

義姉夫婦がお昼頃に行ったそうですが、もうほとんど何もなくて面白くなかったと話しておりました。やはり早起きが得意な我が家の時間帯がベストタイムですね！

早起きは三文の徳です！

下関名物のふぐをバックに長女とふぐ顔で撮影。

長女は痩せているので膨れた顔が面白いけど、小太りの私がプーっと頬を膨らませても、さほどその違いがわからないのが残念でした。

とってもいいお天気で11月末だったのに暖かい日だったので、家族五人で仲良くお散歩を楽しみました。

素敵な素敵な朝ごはんとなりましたとさ。

おいでませ山口へ！

 

追伸：今回の下関訪問の目的は、済生会下関病院時代の同僚看護師の旦那さんが耳鼻科を新規開業されるので、その内覧会に行くことでした。

予想以上の混雑ぶりで、このクリニックが人気になるのも時間の問題だと思います。

この近くに新婚時代を過ごした妻との思い出アパートがありますが、当時は何もないど田舎でした。今では夢モールが出来て賑やかになりました。温泉施設やスポーツジム、本屋さんが百均ショップ、ラーメン屋さんやホームセンターなど、素敵なお店がどんどん出来ております。

うーん、10年も経つとこんなにも変わるのか。なんだか損した気分。