徒然草

惜しまれながら去りゆくことの幸せ…

長い夏が終わったと思ったら一気に寒くなりました。秋を通り越して冬みたいです。急な寒暖差で鼻炎が悪化してしまいました。虚弱体質です。

順当と言えば順当な結果ですが、参議院補欠選挙は自民党候補圧勝で幕を閉じました。やはり保守王国の山口県。今回の補選は予想通りの結果でしたが、もう一方の静岡県では野党候補が勝利しております。

来週はいよいよ衆議院選挙です。今回の静岡の状況を見てみると、無党派層の7割以上が野党候補に投票したとのこと。「長期政権で調子に乗っている自民党にお灸をすえてやる!」と思う人が大多数だったということです。果たして今週末の衆議院選挙の結果は如何に?

「保守王国山口」と言われるのはこの自民党候補者の顔ぶれを見てもわかると思います。野党候補が可哀想なくらい、自民党の有名人がずらりと並んでおります。

ま、こちらの選挙区の結果は推して知るべしって感じなので、今度の選挙でもっぱら気になるのは他県のことや比例代表の得票数です。全国的には無党派層の割合がかなり高いので、その方々が静岡補選と同じような行動パターンをとれば自民党の議席数は激減するはずです。

なんだか地味で言ってることが二転三転するような軟弱首相では戦えないのかな?高市さんや橋本さん、河野さんが首相になっていれば結果は変わったかも?

もう一つの話題だった「へずまりゅう」氏が5000票も集めていました。本人は「1万票集まらないとSNS投稿は辞めます!」って豪語していただけに情けない結果です。でも5000人以上の方が彼に投票してくれたという事実を忘れてはいけません。面白半分かもしれないけど、これまで投票所にいかなかった人も目を向けてくれた可能性があります。

「誰にだって被選挙権はあるんだ!立候補するのは自由だ!」と、彼が今の若者に残したメッセージの重さだけは感じてもらいたいです。

 

今回は久しぶりの野球話です。

肝心の終盤で大連敗を喫した我がジャイアンツ。投手陣炎上よりも全く打てなくなった打線の方がめちゃくちゃ足を引っ張ってしまいました。

なんとかクライマックスシリーズ出場だけははたしましたが、勝率が5割を切ったチームが日本一を達成できる可能性がある権利を得てもいいのでしょうか?もしジャイアンツが日本シリーズに勝ち上がったら上位2チームのファンに申し訳ないって思います。ま、これもルールの範囲内のことなので。でも私はすでに白旗あげてます。来年のチーム編成に期待してます。原監督続投らしいし。これもどうなんだろう?責任取らないの、原監督。

この時期になるとドラフトで新人が入団してくる一方、戦力外通告や引退宣言など、プロ野球界を去っていく人がたくさん出てくる時期でもあります。

我がジャイアンツの中にも引退宣言した方が何名も。

やはり一番ショックだったのは亀井選手の引退です。ジャイアンツ一筋17年。今年はなかなか調子が上がらなかったこともありましたが、それでもずっと巨人の外野を支えてきた選手です。

もう体が思うように動かないのが引退理由みたいですが、実は自分で引退を宣言できる選手ってほんと一握りで、高橋由伸元巨人監督が話していたけど、「自分で引退を決めることができるのは恵まれている選手だけ」と話していたけど、まさにその通りだと思います。こうして惜しまれながら引退宣言し、そしてセレモニーまで開催してもらえた選手ってごくわずかです。9割以上の選手はひっそり静かに辞めていくんです。ニュース記事にもならずに。でもそれがプロの世界。お金もらって野球してるんですからね。

熱血巨人ファンなら亀井選手の一番の思い出はあのロッテ戦のサヨナラホームランを真っ先に挙げるでしょう。

2017年の交流戦(ロッテとの試合)での出来事です。チャンスの場面でことごとく敬遠されたマギー選手。その後の打順だったのは亀井選手でした。2度目の敬遠までは仕方ないと思っていましたが、流石に延長戦で3回目のマギー選手敬遠をネクストサークルで見ていた亀井選手の顔はまさに鬼の形相でした。2回マギー選手が敬遠された後の亀井選手は2打席とも凡退。ロッテからすれば「ここは亀井勝負!」って思うのは仕方のないことです。しかし3度目となると。

3度目の結果はまさかのサヨナラ3ランホームラン。

「この打席で打てなかったら命を取られる・・・」と話していた彼の野球に対する熱い姿勢にただただ感動。ちょうど高橋監督に100勝をもたらすメモリアルアーチでした。男泣きしながらダイヤモンドを一周する亀井選手の姿にずっと泣き続けていた私でした。

そんなに派手なプレーヤーではありませんでしたが、何度も何度も巨人のピンチを救ってくれた大選手です。サヨナラホームラン&ヒットを何回も見せてくれました。まさに記憶に残る選手って感じです。亀井選手、お疲れ様でした。

FA移籍組も2人引退します。

まずはカープからFA移籍してきた大竹投手。巨人移籍後はかつての豪腕っぷりは見れませんでしたが、貴重な中継ぎ投手として何試合も試合を作ってくれました。「鉄腕」と言われていたことに納得です。

最近は怪我に悩まされ登板機会も減ってしまったことから引退を選択したみたいですが、彼も隠れたジャイアンツの功労者です。先発・完投の大エースではなく、絶対的な守護神でもなく、それでも中継ぎ「鉄腕」投手として投手陣の屋台骨を支えてくれた素晴らしい選手でした。

面白かったのが引退会見です。大竹選手ってプロ野球選手にしてはふっくらと太っていましたが、実はカップ麺が大好きだったみたいでその体型にも納得。

「102勝したけど101敗したから」という理由で記者会見で集まった方々に101個のカップ麺をプレゼントで準備したそうです。亀井選手の涙、涙の引退会見とま反対の楽しく、和気藹々とした引退となりました。他の選手から慕われてきたのがよくわかる、彼の人柄を象徴しております。お疲れ様でした。

もう1人の引退者ははライオンズから移籍してきた野上投手です。移籍当初はプレッシャーからか思うような活躍が出来ず、しかもすぐに怪我してしばらく一軍で登板していませんでしたが、今シーズン初期の彼の投球は見事なものでした。

もともと自信満々に上から見下ろす感じで投げる彼のスタイル。打てるものなら売ってみろ!って感じの強気な投球で、今シーズンは彼は輝くぞ!って思っていた矢先にまた右肩の大怪我。なかなか右肩の調子が回復しないため引退する決意をしたみたいです。

野上投手が有名になったのはこの一件です。

彼の奥様はあの元モーニング娘。の石川梨華さんです。

プロ野球選手はモテると聞いていましたが、やはりその噂は本当でした。

どうやってアイドルとプロ野球選手の接点が生まれるんでしょうか?ベッキーさんも元巨人の片岡選手と結婚したし。もしかしたら超有名人と野球選手だけのVIP合コンみたいなのが開催されているんですかね?そんな合コンがあるのならば、誰が参加しているのか超気になります。特に女性陣メンバーが気になりますね。

先日、ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手が引退を表明し、松坂選手も引退となりました。

自分が甲子園時代の活躍からずっと知っている有名選手たちがどんどん辞めていきます。

引退される皆さんはほとんどが30代です。まだこれからの人生の方が長いです。セカンドキャリアとして色々な方面で活躍してくれることを、一プロ野球ファンとして願っております。

まだまだプロ野球シーズンは続きます。ジャイアンツのことは置いておき、今年の日本シリーズが終わるまでしっかり見届けようと思います。個人的にはヤクルトとオリックスの日本一対決が見たいです。万年ビリだった2球団が日本一をかけて戦うなんて、評論家の誰もが予想していませんでしたから。当然私も。

アメリカプロバスケNBAも開幕しました。まさに「スポーツの秋」ですね!

私はもっぱら「食欲の秋」ですけど・・・・

 

追伸:プロ野球話題の続き。

最近は超スーパールーキーってのが出てこないですね。毎年騒がれる選手は数多くいますが、松井秀喜選手や上原浩治投手、野茂英雄投手のような超絶大物が少なくなってきたような。

最近では二刀流の大谷選手くらい?

で、ふと思ったことですが、この名前を挙げた選手は皆さんアメリカメジャーリーグで大活躍した方ばかりです。数多くいる日本のプロ野球選手たちの中でも、超絶大物選手じゃないとメジャーで通用しないってことです。

東京五輪で金メダルを取ったり、プレミア12とかWBCで優勝したことのある日本ですが、まだ現役バリバリのメジャーリーガー相手に本気で試合したことがありません。やはり野球のレベルはメジャーの方が一枚上手なんでしょうね。

がんばれ!日本のプロ野球選手たち!!