徒然草

懐かしき川棚の旅

梅雨に入ったのに雨の日が少ないです。降れば土砂降り、あとは暑い日照り。なんだか妙な気候です。

まずは白熱しているNBAプレーオフの話題から。

昨年の覇者、ロサンゼルス・レイカーズがなんとプレーオフ1回戦で敗退してしまいました。キングことレブロン・ジェームズがプレーオフ1回戦負けは初めてとのこと。ケガ人が多かったのが一番の敗因ですが、どんどん台頭してくる若手の波に呑まれ、そして負けてしまったのもまた事実です。

新しい時代の幕開けですね!

キング・レブロンも流石に落胆の色は隠せず。自分自身もシーズン中はずっと怪我に泣かされていましたから。

敗戦のショックからか、ベンチで悲しそうにうなだれている彼の姿を見て、黄金期を終えてしまったスーパースターの終焉を感じました。マイケル・ジョーダンだって、コービー・ブライアントだって最後はこんな感じでした。なんだか切ないですね。レイカーズを応援していましたが、このチームを倒したフェニックス・サンズを今後は応援することにします。ここには悲劇のヒーロー、クリス・ポールがいますから。彼もおっさんです。

がんばれオッサン!(優勝はおそらくネッツでしょう・・・)

 

今回はちょっとした用事で川棚方面に向かった時のお話です。

私がまだ研修医だった頃、済生会豊浦病院に勤務したことがあります。もう20年前のことです。ここには病弱児童が通う養護学校があり、病室から子ども達を併設された学校までお見送りするのが毎日の日課でした。

当時は超おんぼろ病院だったのに、数年前に新病棟が完成し、当時の面影は全くなくなってしまいました。しかも当時指導医だった先生はここの院長に就任されました。

ちょっと川棚に土地勘のある私。近所をドライブしながら当時の思い出に浸りました。

ランチタイムになり、ずっと行きたかった温泉旅館「藤屋」のランチを食べに行きました。川棚温泉街にある老舗旅館で、ちょっと奥まった場所にあります。

なぜここに行きたかったかというと、20年前にバスケを通じて知り合った同級生がここをきりもみしているからです。彼は料理人も兼任しております。

ご飯が美味しいって噂はずっと聞いてたけど、なかなかここに来る便もなく、それに加えてこのコロナ騒動。でも飲食店もピンチだろうと思い、感染対策を万全にしているという話を聞いたのでこのたびようやく訪問することができました。

メニューは三種類で日替わりみたいです。せっかくなので三種類とも注文してみました。

私はずっと気になっていた、話題の「角煮丼」、妻は「山芋鉄板」、子ども達2人は唐揚げ定食にしました。

感想。

どの料理も絶品でした!角煮丼はトロトロで柔らかく、下に焼き野菜も乗っていて超絶美味でした。山芋鉄板もふんわりとして美味しく、1歳の次女が美味しそうに食べてました。唐揚げはチキン南蛮風で、自家製タルタルソースの中にお漬物が混じっており、これまた絶品。子供たちも美味しそうに食べてました。やるね、「藤屋」。このクオリティーでお値段は1000円ジャスト。食後にコーヒーまでついており、大満足のランチタイムとなりました。

まめな彼は水槽管理まで細かくしており、屋内には綺麗なアクアリウムがあり、中庭には数十匹の亀が泳ぐ「カメニーランド」があります。これは彼が命名した名前です。

結構な老舗で古い建物ですが、細かなところまで気が行き届いた綺麗な室内でした。当然温泉もあり、もともとは湯治するための宿だったとのこと。ランチタイムに日帰り温泉プランもあります。次回はぜひ家族で温泉に入って帰ろうと思います。

ちなみに食事場所はこんな感じです。ちょっと奥まった場所にあるのでなんだか周囲の静けさも相待って落ち着いた雰囲気。なんだか「隠れ宿」って感じでいいですね。最初は不機嫌だった次女も山芋鉄板を食べてご機嫌になりました。

彼がここの店主。20年来の友人です。初めて出会った時はお互い20代で、しかもバスケのポジションが同じセンターだったせいもあって、バチバチとぶつかってばかりでした。

そんな我々も歳を重ね、こうして46歳になってしまいました。彼はまだ体型を維持しているけど、私はブヨブヨ。でもバスケを現役で続けているのは私の方で、今なら彼に負けることはないと思います。体重差もあるし。

でもなんだか嬉しいですね。お互い歳をとってもまだ楽しく話ができるし、昔話にも花が咲きます。友人って大事です。

さすがは同じ年のバスケ好き。我々のバイブルである「スラムダンク」の自作イラストや切り絵が旅館の2階にたくさん飾ってありました。彼もまたこの作品の大ファンで、作者にファンレターを送ったことのある強者です。

このスタメン5人の絵をよーく見ると彼のこだわりがよくわかります。

実はこの作品1枚、1枚が細く切った黒い紙を貼り付けた「切り絵」なんですよね。これを作るって結構な労力だと思います。彼のスラムダンク愛が強いことがわかります。

芸術センスのかけらもない私。こんな器用さも持ち合わせておりません。

ちなみにこの宿、宿泊客は2組限定とのこと。ただ残念なお知らせがあり、このコロナ禍で色々考えた結果、今年の12月を持って宿泊対応を辞めるそうです。その後はランチ営業をメインに事業展開していくそうです。うーん、もったいないし、ちょっと寂しい気持ちになります。近いうちにまた家族5人で宿泊に来ようと思います。

藤屋からの帰り道、友人から教えてもらった革工房に立ち寄りました。

店名は「ツッチー」と言います。昨年、山陽小野田市の江汐公園でアメリカンフェスみたいなものが開催され、そこに出店されてたお店だから、店名は知っていました。今回初めて川棚の工房に行ってきました。

店内の撮影を忘れましたが、所狭しとかっこいい手作り革製品がずらりと並んでいました。しかも結構お安い値段設定で嬉しい感じです。おかげでちょこちょこと買い物をしてしまいました。

お店の前にはヤギやウサギ、ミニブタなどを飼育しており、無料のエサを自由に与えることができます。ちょっとした動物ふれあい広場って感じでした。

子ども達は大喜び。可愛いヤギの中には「突進するので気をつけてください」って書いてある黒っぽいヤギがいたり、人懐っこくてずっとついてくるヤギもいました。

その中でも一番驚いたのはミニブタです。ミニブタといっても超巨大ブタ。普通のブタってもっともっとでっかいんでしょうね。

実はブタって筋肉質で体脂肪は人間よりはるかに低いそうです。私の方が本物のブタより豚体型なんでしょうね。残念。

看板に「噛みます!気をつけて!」って書いてあったので柵越しに慎重に餌やりした娘と私でした。

久しぶりの川棚訪問でしたが、やっぱりここは私の大好きな街の一つです。綺麗な海があり、そして田舎の田園風景や山の景色も綺麗です。我が家から車で1時間かからないくらいで来ることができます。温泉施設がたくさんあるし。

もし将来自分が引退して長生きしてるなら、妻と2人でのんびり川棚で暮らしてもいいかなって思ってしまいました。妻は反対するでしょうけどね。なんせマイホームの巨大ローンがまだまだ残っていますから。

コロナ禍でどこも大変だし、気軽に外出するのはどうかとも思いますが、色々なところで皆さんが頑張って感染対策し、観光客が減っても必死に耐えている現状もまた事実です。さすがに県外に遊びに行こうとは思いませんが、時々は地元の観光地に訪れて経済を回すことも大事なんじゃないでしょうか?

早くコロナがいなくなってほしい。その想いが一層強くなった川棚旅でした。

繰り返しになりますが、川棚はいいところです。大好きです!

 

追伸1:すごいですな、笹生選手。まさかの10代で全米女子オープン制覇です。朝のニュース番組の中で速報が流れ、まさかのプレーオフ対決が日本人同士だとは。どちらが優勝しても日本人初制覇ということです。

今やスポーツ界のトップアスリートは10代の若者が中心になってきました。英才教育の賜物でしょうか?ベテラン勢も頑張って欲しいし、才能に溢れた若者たちもどんどん出てきて欲しいですね。

追伸2:今流行りの「SDGs」。プラスチックゴミを減らすために、あのカップヌードルがフタ止めのシールを廃止するそうです。

まだこの新製品は試していませんが、お湯でブヨブヨになって機能しないと思ってしまう私。こんなところからエコを考えるのもいいけど、まだまだ他にもやらないといけないことってたくさんあるんじゃないでしょうか?

車業界だって急速に電気化が進んでいますが、ガソリンエンジンを作るより電気自動車の動力を作る方が、その過程の中でたくさんの二酸化炭素を排出している事実は皆知らないみたいです。

現実論よりも感情論が正義となっているこの時代。私は反対です。