徒然草

かつての名店へのオマージュ?

東京では桜が開花しているそうです。こちらはまだ肌寒く、お花見シーズンはもう少し後になりそうです。鼻炎や喘息の調子が悪いので春先の外出は極力控えているつもりです。釣りには行きますけど。

ミャンマーの政治が荒れています。

このご時世で軍事クーデターが通用するとおもっているんでしょうか?いったん民主主義になったミャンマーでは国民自身の権利がしっかりと保障され、みなさんが認知し、そして選挙に行って自分の意思表示を行う、それが民主主義です。

軍部の主張としては「選挙結果に不備あり」と話してます。

選挙結果に不満があるなら、もう一度公平に選挙を行えばいいのに。選挙に勝つ自信がないから武力で制圧し、自分たちの正当性を世界に発信しています。誰が信じます?デモ隊が過激になってきているのも問題ですが、実弾を使って死者まで出している軍部の責任はもっと重いです。

結局は世界から経済制裁され、そしてその影響を一番受けるのは国民自身です。

軍事クーデターなんて時代錯誤甚だしいです。

 

今回は小野田サンパークに新しくできた「辛麺屋」のお話です。

数年前から辛麺がちょっとしたブームになっています。もともとは宮崎県発祥らしいですけど、熊本に行った時、何件も辛麺屋さんが出来ていたので、最近はよく食べてました。だって私って超辛党ですから。

辛麺の最大の特徴はこんにゃく麺を使っているということです。辛さは何段階もあって色々選べるし、卵も入っているので少しだけ辛さが和らぐし、私の中では大好きなラーメンの一つです。

そんな辛麺ブームに乗っかり、まずは宇部に専門店ができました。

このブログ内で1、2年前に紹介したことがあると思います。宇部中央にある「龍輝(たつき)」です。

何度かここに行ったことがありますが、基本的には夜しか営業しておらず、しかもこのコロナ禍で宇部に飲みに出ることがなくなった私は、この大好きな辛麺を食べることができませんでした。

そんな中、息子が「サンパークに辛いラーメンのお店が出来てるよ。」と教えてくれました。子ども達はサンパークの英会話教室に通っており、終わった後に時々フードコートでマックのハッピーセットを食べているため、私よりサンパーク事情に詳しいんですよ。調べてみると半年近く前からあったらしいです。

こんな話を聞いてしまうと、居ても立っても居られなくなる性格の私。とある木曜日の午後、別件の用事でサンパークに行った際、妻にお願いしてここでラーメンを食べることにしました。

店名は「辛太郎」。なんて安直なネーミング。しかしなんだか懐かしい感じ。これは後で説明します。

今回頼んだ辛麺がこちら。

辛さを10段階の中から選べます。10がMAXだったので、ちょっと辛いものに自身のあった私は7をチョイス。麺は当然こんにゃく麺を指定しました。

見るからに辛そうな色。これこそ辛麺です。夜の宇部に行かなくても、お昼間にサンパークのフードコートで辛麺を食べることができるなんて。幸せを噛み締めつつ、いざ実食!

やはり辛い!でも美味しい!

まだ肌寒い3月上旬だったのに、1人汗だくになって半袖1枚で食べる45歳おっさん。しかもここは私の超地元。おそらく何人も私のこの異常な姿を見た知人がおられたはず。誰も声かけてきませんでしたけどね。

この店名って昔からあった山陽小野田の名店、「甘太郎」から影響を受けて付けたんでしょうか?

私の実家からすぐ近くにあった甘太郎。今思えばそんなに美味しいお店ではなかったのかもしれないけど、小学校時代からずっとお世話になっていたお店です。

大判焼きとたこ焼きが有名ですが、実は店内で食べる焼きそばも美味しかったです。

数年前にこの甘太郎が閉店すると聞いて、小学校時代の友人と一緒にここ訪れました。これは数年前のブログでも記載しております。

久しぶりに食べたたこ焼きは相変わらずねちょっとして柔らかく、タコもやや小ぶり。しかしこのぬるぬるたこ焼きって今ではこの辺りで食べることができません。決して火加減を間違えて半生状態で出されたわけではないんですよ。

小学生の頃からの馴染みの味。言ってみればお袋の味がここのたこ焼きでした。ソース焼きそば目玉焼き乗せはここで語る必要のない黄金比によって形成された絶妙バランスの一品です。不味いわけがないです。鉄板です。

そしてこれが大判焼き。

見た目ではわかりづらいと思いますが、黒あんと白あんが選べました。私は昔から「白あん」派でしたが、黒あん派も多く、よく友人達とどちらが美味しいのか議論していました。

ちょっと皮が厚めですが中はあんがたっぷり。昔はこの大きさで100円もしなかったような記憶があります。

そんな名店も時代の流れについていけず、ついに閉店となりました。お店の前に駐車場すらないところですから。体調を崩したともお聞きしました。

甘太郎が閉店したと思えば、そのお弟子さん?(もしくはファンだった方?)が跡を継がれ、「まめ吉」という名前で再発進いたしました。

まめ吉に変わってからはまだ行っていませんが、大判焼きやたこ焼きの味が変わっていないことを願います。駐車場がないので行きづらいですけど。

地元にあった名店「甘太郎」がサンパークに「辛太郎」となって再登場!全くもって関係ない話だと思いますが、勝手に盛り上がっている私でした。

それにしても辛麺店で食べていたのは私だけ。マックは相変わらずの行列。このお店がずっと無くならないことを願っております。

 

追伸:数日前の毎日新聞の1面記事で黒川元検事長が賭け麻雀事件で「略式起訴」となったことを知りました。

新聞を読んでいると、賭けのレートは「テンピン」だったとのこと。これって麻雀好きなら誰もが知っている用語ですが、「1000点=100円」で賭け金を計算する方法を指します。自分たちが大学生の頃はその半分の「テンゴ」や3割に当たる「テンサン」で麻雀をしていましたが、社会人ならテンピンは至って普通の相場です。そもそもこの記事を書いた記者も「テンピン」って言葉を普通に全国紙の1面記事に載せていた時点で、記者の方も麻雀好きってバレてしまいました。ちなみに賭け麻雀で引退に追い込まれた東尾投手は「テンサンピン(1000点=300円)」の高レートでしたから。

この記事を読んだ麻雀愛好家からすれば、「別にテンピンくらいなら問題ないじゃーん!」って心の中で絶対に思ったはず。まさに小泉今日子さんの歌であったような「テンピンなら見逃してくれよ!」って感じです。

しかし時期が悪かった。不要不急の外出を控えなければいけない緊急事態宣言下に外に出て賭け麻雀に興じていたなんて、国民の信頼がガタ落ちです。しかもこの検事長は当時の安倍首相のお気に入りで、あえて定年を伸ばす法案まで強引に通したくらいの人物だったのに、この体たらく。ま、有罪も仕方なし。

もう一つは「見逃しれくれない事件」です。

国民的アイドルだった卓球少女、福原愛さん。まさかの不倫騒動で火消しに追われております。

コロナ禍の中、旦那と子供を台湾に残して横浜デート。しかもホテルも同じところ。「二部屋取りましたから!」って言い訳が通用すると思っているんでしょうか?そもそもこんな時期に疑われる行動をとった彼女のモラルはどうなっているんでしょうか?ほぼ同時期に台湾人夫のモラハラとかDVがひどいなんて記事も出ていました。

真相はいかに?でもこれで清純派イメージはガタ崩れ。これは流石に「見逃してくれよ!」って言えない状況です。

ただ私が思うこと。これって完全に「個人の自由」ですよね。我々になんの利益も不利益もありません。ただ面白がって読みたがる私たちの卑しい気持ちが週刊誌に表れているのだと思います。当然私もその中の1人です。

「文春砲」によって何人もの家庭が壊れたり、社会的地位を失った方、議員を失職した方、テレビ業界から高額の違反金を要求された方がたくさんいます。くだらない記事のせいで何人もの人生がめちゃくちゃにされてしまいました。記事にされた本人は仕方ないとしても、その奥様や子ども達まで大きな被害をもたらします。世間から後ろ指をさされたり、SNSで誹謗中傷されたり。

週刊誌ごときに人生を踏み躙られた方々はたくさんいるのに、記載した方に罪はないのでしょうか?人を不幸のどん底に陥れて何が楽しいのでしょうか?

それを期待している我々国民にも問題があります。スクープ記事が載ると雑誌が売れる。人の不幸を喜ぶ今の日本人気質。不倫騒動でこんなに大騒ぎする国は日本しかないみたいです。SNSで逐一行動パターンを分析され、そして記事になり炎上。なんだかネットの普及により我々日本国民の心の狭さが世界に露呈されたような気がしてなりません。

こんな時期だからこそ、心温まる記事が世の中に溢れて欲しいなって切に願っております。