徒然草

Go To トラベルの恩恵を受けた我が家(前編)

もう大晦日です。今年最後に大寒波が来ました。雪が降ると車が汚れるから辛いです。

我が家の周りも雪模様。

自宅の小さな庭が雪化粧しておりなかなか風情があります。

ま、この時間にこの程度であれば積もることはないでしょう。

今日は朝から休日診療所勤務ですが、夜は毎年恒例の妻実家で大宴会が開催されます。今年も飲み正月になりそうな予感です。嬉しいですけど。

 

今回はGo To トラベルの制度が利用できた最後の週末に湯本温泉に行った時のお話です。

昨年、四国から叔父が山口を訪問された際、湯本温泉大谷山荘でおもてなしをしました。

ちょうどその頃は妻のつわりがひどく、私と子どもたち二人だけこの大谷山荘に泊まりました。やはり妻が泊まれなかったのは残念だったみたいで、今回は妻の強い強い希望でここのお宿を予約しました。

しかし世の中は新型コロナ感染第3波の真っ只中。東京や名古屋、大阪、札幌など相次いでGoToトラベルを一旦停止することを決め、これがいつ全国展開するか、ハラハラドキドキしておりました。

菅首相が記者会見するたび、いつこの事業が停止するのか、そして再開のめどが立つのか、テレビを見ながら不安がつのり、そして尾身会長が悲痛な会見を行うたびに「こりゃもう旅行もダメだな」っていう諦めの気持ちになっていました。

しかし政府が発表したのは12月28日からの事業一旦停止。なんという偶然。私が企画した今回の旅行は26〜27日。ギチギリセーフです。本当に超ギリギリでした。

久しぶりに訪れた大谷山荘はやはり老舗ならではの風情があります。最近は明け方にこの旅館の前の道を通って何度も魚釣りに行っていますが、中に入るのは久しぶりです。

ちなみに11ヶ月の次女は今回が人生初めての旅行です。なんだか子ども達は楽しそうで、コロナ禍の中でしたが、やっぱりここに来てよかったなって思いました。

家族旅行っていいですもんね!

今回の旅行の主役は妻です。次女が生まれてからずっとお世話に追われっぱなしでなかなかゆっくりできていませんでした。

せっかくなのでお料理も少しグレードアップしてもらいました。

夕食が楽しみでしたが、思っていたより早めに宿に着いたため、お腹を空かすため、家族全員で近くの河原を散歩しました。

この日はそれなりに気温が高かったので快適なお散歩道でした。

今回最も気になっていた施設があります。今年完成したあの星野リゾートがプロデュースした旅館「界」です。

数年前に潰れた旅館を買い取り、旅館の建物の改装だけでなく、その周りの散歩道まで綺麗に整備していました。ただ、この最悪なタイミングでのオープン。散歩道を歩く人の数はまばらでした。

今回のお散歩の最大の目的地はこの足湯です。無料の足湯が2箇所あり、流れるお湯の温度もちょうど良い感じ。長女が「これ気持ちいい!」ってはまってしまいました。

大好きなママに抱っこされてご機嫌の次女。

この日はお天気がとってもよかったので私はずっとカメラを持って周りの写真を撮りまくっていました。当然足湯にも入りました。足湯、オススメですよ。超気持ちいいです。

足拭きタオルを忘れないようにしてください。

今回新たにオープンしたスイーツを食べることができるカフェや、京都の川床みたいな休憩所もいくつかありました。これも星野リゾートプロデュースなんでしょうか。夏に来たらここでビールを飲むと最高だと思います。さすがに12月の川床は寒かったです。

散歩の後、ゆっくり温泉に入って身も心も癒された我々。夜はお待ちかねの夕食タイムです!どれもこれも素晴らしいお料理でとっても美味しゅうございました。

ちょっと驚いたのが、3年生の長男に頼んだ子供用懐石が大人ばりに豪勢で、特にこのお刺身とお肉が絶品だったと息子が言っておりました。

今回息子が飲んだ飲み物は「こどもビール」です。存在は知っていましたが、これまでほとんど飲ませたことのないこどもビール。

息子のグラスに注いでびっくり!

まさに本物のビールそっくりです。これって知らない人が見たら小さな子供が勝手にビール飲んで宴会をしているように見えます。警察に通報されるレベルです。

面白いですね、こどもビール。今度我が家にも用意しておこうと思います。

大人料理で美味しかったのが、このアワビの踊り食いです。

アワビを酒蒸ししたものですが、最後にバターを入れてレモンをかけて食べるスタイルで、想像していた以上にめちゃくちゃ柔らかくて超絶美味でした。アワビって蒸し料理にするとこんなに柔らかくなるんだって感動しました。特に下に入っていたキモがこれまた絶品で。日本酒がどんどんすすんでしまう、まさに魔法のお料理でした。いつかアワビの蒸し料理を自宅でも作ってみようと思います。

最初から最後まで手の込んだ素敵なお料理が続き、給仕してくれる仲居さんが若くてお綺麗でとっても気が利く方ばかり。

このホスピタリティーがこの名門老舗旅館の素晴らしいところだと思います。星野リゾートは予約いっぱいでしたが、やはり今回この大谷山荘を選んだのは大正解でした。お腹いっぱいになり大満足の素敵な夜でした。愛妻に感謝です。

ちょっと長くなりそうなので、この話の後編はまた後日、年明けに書こうと思います。

次回はGoToトラベルの絶大なる効果を実感したことを中心にお話ししようと思います。いや、本当にすごいですよ、この政府発案のイベントは。

最後は可愛い可愛い長女の浴衣姿をお見せして、今年のブログ投稿の締めとさせていただきます。

今年も色々ありました。コロナに始まりコロナに終わった1年だったと思いますが、我が家の今年の最大の出来事はやはり「次女誕生」でした。大変な1年だったけど、可愛い可愛い我が子たちに癒された日々。コロナ禍によるステイホームが全然苦ではありませんでした。やはり家族の存在って大切ですね。さらに絆が強まったと勝手に自負しております。

みなさん、今年1年くだらないブログにお付き合いしてくださりありがとうございました。

来年も懲りずにダラダラと書き続けたいと思います。徒然なるままに。

良いお年を!

 

追伸:今年のクリスマスはコロナ禍にも関わらずサンタさんがやって来てくれました。

WHOの担当者が「サンタさんにはコロナに対する免疫があります」と素敵なコメントを発表していましたからね。粋ですね!

そして息子がもらったのは「鬼滅の刃」全巻セットです。これまで流行に安易に流されまいと避けていた魔性の漫画ですが、さすがに息子の小学校での流行を無視できず、息子の強い強い希望でついにゲット。遅ばせながら我が家もどっぷりはまってしまいそうです。私も少し読みましたが、さほど面白いとは感じなかったのは年齢のせいでしょうかね。

ま、子ども達が大喜びしてくれたから良かったです。