徒然草

笠戸島、初上陸!(後編)

もう12月も終盤に突入しました。今年は派手にクリスマスやお正月を祝う雰囲気ではありません。GO TOも一旦中止になりましたし。地味にゆっくり自宅で過ごすのがベストな選択です。コロナ騒動はきっといつか落ち着くはず。そこまでじっと我慢です。早く居酒屋で騒ぎたいものです。忘年会なかったし。

まずは「政治とカネ」の問題から。

吉川元農水相の現金受領疑惑は完全にクロらしく、逃げるように辞任してしまいました。相変わらず言い訳が「体調不良」です。本当に体調悪そうですけど。

安倍元首相の「桜を見る会前夜祭」問題では不起訴になりそうとのこと。

この差は一体どうなんでしょう?安倍さんは「知らなかった」と言い続け、それが裁判にならないという歪んだ事実が普通にまかり通る政界。何だか理不尽にも見えます。「知らない」で逃げ切れるのって大問題だと思いませんか?うーむ。

 

今回は笠戸島訪問記後編です。

お魚タッチプールでびしょ濡れになった子ども達。気温が上がってポカポカ陽気になったため、体を乾かす目的で近くの海水浴場で日向ぼっこすることになりました。

ここがまたこじんまりとしている綺麗な海水浴場で、景色も大変素晴らしかったです。

最近は日本海に釣りに行きますが、瀬戸内側の海は何だか淀んでいて水が汚いイメージを持っていましたが、ここは違います。水の透明度が高く、泳ぐには気持ちの良さそうなところでした。

ここのビーチは「はなぐり海水浴場」と言います。

なぜかその名前を聞いて爆笑する息子とその友人。

なんで面白いの?

その理由を聞いてみると、「インフルエンザの検査をする時って鼻の中をグリグリするじゃん!」と。

なるほど納得。ただ「ここの名前の由来は全然違うと思うよ」って、鼻をグリグリする立場の私は必死に言い訳してしまいました。

子どもの想像力は素晴らしいですね。

砂浜で走り回る子ども達。もう体は汚れてしまっているのでお構いなしで暴れ回っておりました。これこそ子どもの本来の遊ぶ姿です。自宅でじーっとテレビゲームしても体が汚れることはありませんが、こんな風に思いっきり走り回ることの大切さを、今回のコロナ騒動で再認識しました。

汚れてもいいんじゃない?怪我してもいいんじゃない?だってそれが子どもだから。

ま、ほどほどにしておいてねって心で願っている父でした。

海辺の流木に座って長女の写真をパチリ。

これまでずっと小さな小さな女の子って思っていたけど、カメラに写ったその笑顔はとってもビューティフルで、一瞬ドキッとしました。

完全に親バカですが、娘の成長を日々感じている私。ちょっとした仕草や優しい言葉遣いなど、妹が生まれてさらに成長したような気がします。

いずれはお父さんを煙たがる日もやってくるでしょうけど、それはそれで健全な精神発達の一プロセスです。ちょっと寂しいですけどね。

一体いつまで「お父さんの横で寝る!」とか「一緒にお風呂入る!」とか言ってくれるのかな。親離れしていったら泣きそうです。でもまだ生後11ヶ月の次女がいるから大丈夫です。多分。

この海岸の横には「海上散歩道」があります。

この先まで歩いていってみたかったけど、子ども達の空腹が限界を向かえ、後ろ髪ひかれる思いでこの海水浴場を後にしました。綺麗な場所です。またもう一度行ってみたいなって思います。

下松のはま寿司に行くことになりましたが、ちょっとだけ寄り道して、ずっと気になっていた国民宿舎「大城」を見てきました。ここの露天風呂に入って夕日を眺めるのって最高だなって思います。

GoToトラベルがあるうちに一度ここに泊まってみたいなって本気で考えております。ヒラメも食べれるみたいだし。何よりも建物がとっても綺麗です。中には入っていませんけどね。

まだまだ山口県には自分の知らない素敵な場所がたくさんあると思います。特に山口県東部や北東部地域は全然土地勘がなく、面白そうな場所がいっぱいありそうです。

山口県の良いところは人口が少ない県なのに、国道や高速道路が物凄く整備されており、しかも交通量がさほど多くないので移動がしやすいのが素敵です。

笠戸島も素敵な場所だったし、気になる釣り場もたくさんありそうな雰囲気で大好きになりました。

山口県いいとこです。

おいでませ、山口へ!

 

追伸:ちょっとマニアックな話題を。

MAZDAの名車RX-7の復刻パーツがこの度発売されました。3代目RX-7はFC、4代目はFDと呼ばれ、私はこのFDタイプが超大好きで、これまでの長い車歴史の中で最も美しい車だと思っています。

ただメンテナンスが大変なロータリーエンジン搭載車で、しかも燃費が超絶悪く、運転もかなり難しいとのことで購入を諦めた経緯があります。

特にFDのお尻まわりが大好きで、今見ても超セクシーな後ろ姿にうっとりさせられます。

内装も素敵です。戦闘機のコックピットみたいなタイトな空間で、やや運転席側に傾斜しているのが特徴です。今時こんな素敵な内装の車って国産車にはないですよね。

今でも大人気で、かなり古い中古車でも程度の良いヤツは当時の新車価格以上で取引されております。とても購入できる値段ではありません。まさにプレミア付加価値がついた名車です。ということで今になっても当時のパーツを売り出すという粋なメーカーMAZDA。

もう一つの名車、初代NSXも「ホンダリフレッシュプラン」なるものが存在します。世界に誇るホンダの超名作、初代NSXを新車同様に仕上げてくれる素敵なリバイバルプランです。

しかし当然のようにお値段がものすごく、程度の良い中古車を購入し、そしてリフレッシュプランで新車同様の状態に戻してくれるのに軽く一千万円を超えてきます。本栖のホンダ専用工場に持ち込み、熟練した技師軍団が全て手作業で新品パーツに交換してくれるそうです。そのお値段に納得。

しかも当時の車は衝突安全基準が緩い頃なので、おそらくエアバッグが付いているくらいで、他の安全装置はほぼありません。現在では軽自動車でも自動ブレーキや厳しい衝突安全基準が設けてあるこのご時世。しかもこの頃の車は燃費超最悪で、まさにガソリン垂れ流し状態。今のエコカーなんてクソくらえ状態です。

当然高額の維持費用もかかるわけで。

ということでこんな車を乗れる人って余裕のある人か、それとも超マニアックな方のみです。

やはり家族のことなど考えると、より安全な今の基準を満たした新型車に乗りたいなって思います。

でもかっこいいなぁ。

ずーっと眺めているだけで幸せ。車を眺めているだけで缶ビール3本くらい飲めそうです。おつまみ抜きで。