徒然草

笠戸島、初上陸!(前編)

すっかり冬です。美祢の方はもう雪が降っているそうです。今週末に息子の友人と一緒に長門へ魚釣りに行く予定なのに。

まずは新型コロナ感染関連のお話。

ただいま新型コロナ感染の第3波真っ只中にいます。ウイルスはもともと冬の寒い季節と乾燥が大好きなので、この季節に流行が拡大するのは予想していました。

流石に非常事態宣言や学校の一斉休校などの激しい措置は取らないと思いますが、ここにきてガースー(菅首相)がようやく重い腰を上げて、声高々に宣言しました。

「Go To トラベル一時停止!」

この状況で何か強烈な一手を打たないと感染拡大が止まらないのは事実です。しかも最近各新聞社が発表した内閣支持率は50%を下回るという事実。

来年は衆議院選挙もあるためこの措置は致し方ないことだと思います。

で、いつから一旦停止なの?

えぇ、えぇぇぇぇ!!12月28日から???しかも全国で???

実は我が家は今回のやまぐちプレミアムキャンペーンで宿泊チケットをすでに数万円分購入しておりました。

このキャンペーンとGO TO トラベルの制度を利用してかなり安く泊まれる算段だったのに。

そこでさらに気づいた驚愕の事実。

我々の今回の旅は12月26日から27日まででした。

ギリギリセーフ!本当にギリギリセーフ!もし26日から停止されたら次回選挙で痛い目に合わせてやるところでした。

 

今回は長男とその友人、長女を引き連れ、ずっと行きたかった下松の笠戸島に行った時のお話です。ローカルネタです。

ずっとずっと行きたかった笠戸島。

この島はヒラメ養殖でちょっと前から有名になっており、しかもその養殖ヒラメを使ったアイデア料理コンテストなど、楽しそうなイベントをよく開催しておりました。

せっかくなので子供たちとその友人を連れ、天気の良い日に笠戸島を目指して出発しました。思っていた以上に近く、徳山東インターから車で20分も運転すれば笠戸島に架かる笠戸大橋にたどり着きました。下松健康パークのすぐ近くです。

なんだかこの雰囲気、大学時代にしょっちゅう遊びに行っていた熊本の天草の雰囲気に似ております。橋の下は結構な流れがあり、良さそうな釣り場だなって思ってしまった釣りマニアの私。

まず最初に訪れたのは下松市栽培漁業センターです。橋を渡ってすぐ左にあります。

なんだかとっても綺麗でピカピカの施設でした。後で知ったことですが、ここは2020年4月にオープンしたそうです。コロナ禍真っ只中の勇気あるオープンです。

この施設を知ったきっかけは、私が大好きでずっと定期録画しているあの番組でした。

毎週土曜日の夕方にあるあのグルメ番組です。そうです。「満点⭐︎青空レストラン」です。宮川大輔さんの番組です。

自分が行こうとしていた矢先にここの養殖ヒラメがこの番組で特集されていました。なんという偶然。

しかもゲストはサバンナの2人でした。なんだか自分が行く前に番組に先を越されてしまったので、後から訪問した私はめちゃくちゃミーハーと呼ばれそうで悔しかったです。

満点レストランは結構な長寿番組ですが放送開始初期からずっとずっと見ています。

サバンナ・八木さんの「ブラジルの人、元気ですかー!」の定番ギャグもこの栽培漁業センターで披露してくれていました。ウケたかどうかはわかりません。僕は笑いましたけど。

ヒラメのお造りは美味しいに決まっているけど、コンテストで実際に作られた料理などが紹介されていました。

これって今でも食べることができるって噂が流れていますが、まだそこは調べておりません。

いざ、施設内へ。

入ったらすぐに憧れのヒラメちゃんと出会えました。私が最近どハマりしている魚釣りの一番のターゲットがこのヒラメちゃんですから。

いいですね、ヒラメちゃん。

この愛おしい姿を是非釣り場で実際に釣り上げてじっくり眺めてみたいものです。

この施設の奥にはお魚タッチプールがありました。この中にいる魚の種類が素晴らしく、近くの定置網で取れた売れない小魚を運んできてくれるそうです。ホウボウやサバ、アジまで泳いでいました。ここ数年、色々なタッチプールを見てきましたが、こんなに多くの種類の魚が入っているものはここが初めてです。

子どもたちが興奮しないわけありません。

まずは息子とその友人があっという間に入水しておりました。午前中の早い時間から訪問し、そこそこ寒い日だったのにお構いなしです。

最初は少し戸惑っていた娘も、楽しそうに遊ぶ兄をうらやましく思ったみたいで、数分後には恐る恐る入水。最初は私が手をとって介助しました。

中にはたくさんの魚が泳いでいます。

ちょっと羨ましいなって思いつつ、近くのベンチでゆっくり座って眺めていました。

息子は早速色々な魚を素手で捕獲していました。完全に野生児です。

カワハギやホウボウは泳力が弱いため簡単に捕まえていましたが、さすがは青物のアジとサバの泳力はすごく、なかなか捕獲することができませんでした。それに燃える息子。

気づけばすってんころりんしてズボンより下はびしょ濡れになっていました。今回はこのタッチプールを考慮していなかったためまさかの着替えを持ってきておらず、この後どうしよう?って本気で悩む父。

そしてふと振り返ると娘が大変なことになっていました。

「おとうさーん、足が滑って濡れたー!」

「えー!!!なんですとぉ!」

って振り返ると、足が滑ってちょっと濡れたどころのレベルではありません。腰までしっかり水の中でした。当然、娘の着替えも持ってきておりません。ただ、このような不測の事態に備え、リュックにタオルを5、6枚入れていたことを思い出し、もうそれで拭きまくるしかないと観念した私。

「もういいよ。好きなだけ濡れなさい。泳いでもいいよ。」

諦めの境地です。

散々お魚タッチプールで遊んだ後はそのすぐ横にあるヒラメ養殖池で餌やり体験をしました。

ガチャガチャでカプセルに入ったエサを購入するスタイルですが、そのカプセルの中に大当たりとしてヒラメ1匹プレゼントしてもらえるチケットが入っているみたいで、自分より前に買った子どもにヒラメが当たっていました。もし我々が当たっていたら・・・。クーラーボックス持参していなかったので当たらないでよかったです。次回訪問時は気をつけることにします。

びしょ濡れになった子ども三人を乾かすため、陽が登ってかなり気温が高くなり暖かくなったため、近くの海水浴場で長めのお散歩をすることにしました。日向ぼっこです。

笠戸島はとっても綺麗でいいところです。長くなったので今回はこの辺りで終わります。

笠戸島訪問記後編はまだ後日。

 

追伸:このブログを書いている時、窓の外は大雪でした。

こんな極寒の中でもずっと半袖・半ズボンで登校している我が息子。

「時々いるよねー。こんなワイルドな子どもー。」って笑っていた私ですが、まさか我が息子がそうだったとは。

息子に「寒くないのか?」と聞いても、答えはいつも同じ。

「寒くないよ」

聞けば息子の同じクラスに半袖マンがもう2人いるらしいです。誰が一番最初に負けを認めるか。それは風邪をひいた時にわかると思います。

果たして息子は今シーズン、半袖半ズボンコンプリートできるか?

最初は「馬鹿っぽいからやめなさい!」って言ってたけど、こんな吹雪の中でも同じ格好で登校していった息子の後ろをがたを見て、「他の奴らに絶対負けるなよ!」って心でエールを送った父でした。ちなみに私はダウンコートを着て息子を見送ってました。私も昔は寒さに強かったんですけどね。