開幕ダッシュ成功？

まだまだ梅雨が続きます。今年の山口はまださほどまとまった雨はありませんが、九州や中部地方が大変になっています。

最近の雨の振り方は異常です。いわゆる「線状降水帯」ってやつがどんどん発生し、そして尋常じゃないほどの強烈な雨が短時間のうちに降ってきます。

毎回、毎回、「ここ何十年で最大の雨量」って表現を聞きますが、毎年更新されていますよね？もはや「観測史上最大」って表現に重みがなくなってきました。

地球温暖化の影響か、日本も熱帯地域になったんでしょうか？自分が幼かった時の雨の降り方と今は全然違います。毎年災害が発生しています。

いくら治水工事を頑張っても全然速度が追いつかないくらい地球規模の変動が起こっているような気がします。

甚大が被害が出ないことを願っております。当然山口県でも十分な警戒が必要です。

そんな線状降水帯が九州北部にかかっており、ちょっと北上すればすぐに山口上空です。

緊急事態の時には避難場所へ移動することも少し頭の片隅に入れておかないとダメです。

私の第二の故郷、熊本の被害が甚大なものになっています。せっかく地震から復興を遂げている最中なのに、この豪雨が追い討ちで熊本を痛めつけています。知人、友人達は大丈夫でしょうか？心配です。

今さらですが、今回は日本のプロ野球話です。野球に全然興味のない方、アンチジャイアンツ（巨人軍嫌い）の方はスルーしてください。

ついにというか、2ヶ月遅れで日本のプロ野球が開幕しました。

何度も言いますが、私は熱烈ジャイアンツファンです。ということで、ほぼ巨人軍のことしか話しません。かなり偏った内容になると思いますがご容赦ください。

今年はかなりの変則ルールが採用され、無観客試合でペナントレースがスタートしました。今年は120試合と例年より20試合近く少ない日程になり、しかもセ・リーグにはクライマックスシリーズがありません。ということはペナントレースを制したチームが日本シリーズに出場するということです。

試合数が短いため、開幕ダッシュが例年以上にとても重要だと考えていました。

当然我が巨人軍の開幕投手は菅野投手です。しかも相手は永遠のライバル、憎き阪神タイガースでした。

結果、見事な逆転勝利！相手投手の西選手にホームランやツーベースを打たれたのにはやや不安が残る内容だったけど、まずは結果が出て良かったです。しかも開幕戦勝利でジャイアン球団6000勝のメモリアルゲームとなりました。

そこからはご存知の通りの快進撃。いまだに負け越しがありません。ペナントレースで大事なのは、３連戦で勝ち越すこと、２勝１敗で終えることが重要です。全試合勝つことなんてできないので、ある程度の負けゲームも重要です。大事なのはその負け方です。

原監督は動きが早いのと、積極的な若手起用で今のところ順調に行っています。好投した桜井投手や戸郷投手、足の速い増田選手や打撃の良い吉川選手など、日替わりでヒーローが生まれています。

ただ気をつけないといけないのは、いつかは不動のメンバーを構築しないと、日本シリーズのような短期決戦で勝つことができないと思います。昨年のソフトバンクとの日本シリーズは１勝も出来ない、悪夢のようなシリーズでしたから。

開幕から絶好調なのが、不動の四番バッター、岡本選手です。今年は少し体格がどっしりと見えますが太っているようではありません。構えた時の安定感も昨年と比較すると改善しており、なんだか余裕を感じるバッティングフォームになっています。

コロナ感染で出遅れ気味だった坂本選手もペースを取り戻しつつあり、片手１本でスタンドまでボールを運ぶすごいホームランまで披露してくれました。

開幕から遅れ気味だった丸選手もここ数試合で打ちまくっています。

しかし明るい話題だけではないのがこの長期戦。

抑えのエース、デラロサ選手が肉離れのため離脱。田口投手も足の張りで登録抹消など、暗いニュースが続きました。小林捕手もデッドボールからの骨折でただいまリハビリ中。ものすごい速球とフォークを持っている澤村投手も相変わらずの四球癖で原監督から公開説教を受けるなど、まだまだ中継ぎ投手、抑え投手の不安は残っています。

しかしまだまだ若手も数多く控えており、ベテランも健在です。安定感抜群の中川投手、経験豊富なベテラン、大竹投手も控えております。こんな時こそ選手層の厚さを見せつけるべきだし、若手にとってはアピールする絶好のチャンスとなります。私は決して悲観しておりません。

嬉しい誤算でしたが、予想外に活躍している選手が、このパーラ選手です。「シャークダンス」で有名なメジャーリーガーです。

外国人選手特有の強引な引っ張りや大振りスイングはせず、内角の球も上手く腕をたたんでコンパクトに振り抜き、野手の間をゴロで抜けるヒット姿を見て驚きました。

もちろんホームランを打てるパワーも持っています。彼はなかなか玄人好みの渋いバッターのようです。こんな選手が下位打線に待っていると、相手投手は怖いでしょうね。

遅れて入団してきたウィーラー選手も気になります。

もともと楽天で活躍した選手ですが、ちょっと太り気味なのが野球選手っぽくないです。ただ明るいキャラで感情を前面に出すタイプらしいので、これまで巨人に足りなかった要素を持ってきてくれました。

今シーズンは外国人枠も拡大されているので、今後の彼の出番は増えそうです。ぜひともホームランをどんどん打って欲しいです。貴重な長距離右バッターですからね。

ちなみに今年のセパ交流戦は中止となりました。こんな時期だから仕方ないことです。

ただ、これは今の巨人にとっては有意なことです。毎年この交流戦を境にセ・リーグの勢力図が変わってしまうことがよくあるからです。ここで息を吹き返したチームが後半まで勢いに乗って上位に食い込むって現象が何年も続いています。このまま開幕ダッシュの勢いで最後まで突っ走っていってほしいと願っております。

敵チームの状況も気になります。

開幕３連敗から勢いに乗れないタイガースや、イマイチ本調子でないカープなど、相手チームに少し助けてもらっている感はあります。

さらに今年不気味なのがドラゴンズとスワローズです。徐々に若返りを図ってきたチームが底力をつけてきており油断なりません。DeNAも筒香選手が移籍していなくなったけど、まだまだバッターが好調で外国人選手も素晴らしい選手が揃っています。

特にカープの動向が気になります。広島球場に戻って息を吹き返さないか心配です。このまま負けてて。

ちょっと気の早い話ですが、来年、ヤクルトのミスタートリプルスリー、山田選手がフリーエージェントとなります。

前回の世界大会決勝で放った逆転３ランなんて鳥肌モノでしたから。

しかも彼は走れるし守備もまずまず。さらに彼はまだ若いです。実は巨人ファンって話を聞いているので、来年のFA争奪戦の目玉となることは間違い無いでしょう。我が巨人軍も獲得を目指すと思いますが、彼が移籍してくるとまたまた内野の若手選手が出番を失います。せっかくただいま売り出し中のイキのいい選手が潰されるのもどうなんでしょう？巨人ファンとしては複雑な気持ちです。

ドラゴンズのエース、大野投手や、ヤクルトのライアンこと小川投手もFAとなります。