徒然草

「エサでイカ釣り」にこだわった私

まだまだコロナ感染騒動が落ち着きません。山口のお隣、北九州市で「小学校クラスター」が発生しました。

北九州は下関のすぐ横。山陽小野田市は下関の横。人ごとではありません。

医療従事者を中心にクラスター発生の報告がありますが、ついに小学校でもクラスターが発生しました。驚くべきはPCR陽性の子どもたちは皆さん全員無症状とのこと。

症状が出ないコロナ感染なんて絶対に見つけることができません。ただ、逆に言えば子どもの感染は重症化しにくいという説が正しいのかもしれません。これは小児科医にとっては朗報です。

山陽小野田市も普通に学校生活が始まりましたが、まだお昼休みもマスク着用で遊ぶそうです。鬼ごっこばかりしている息子ですが、マスクして走ると苦しいだろうに。でもこれでもマシです。関東では「鬼ごっこもタッチ禁止」とのこと。え、それって鬼ごっこって言えるんですかい?

これから気温が上昇してきます。マスク着用だと熱中症の危険もあります。

早くコロナいなくなって・・・

そんな中、6月1日にサプライズ花火が全国各地で開催されました。

花火大会が軒並み中止になり、花火師の方々の仕事道具である花火玉が余っていることから、今回のイベントが企画されたそうです。

すごいのは三密を避けるためか、打ち上げ場所を非公開にしたことです。ここ山口でも、下関、岩国、防府、周防大島などで花火が上がったそうですが、山陽小野田市から眺めることはできませんでした。

この企画ってなんだか心が温まりませんか?自治体の協力なしではこんなイベントできないはずです。なんだかコロナ騒動を通じて、日本の国民性、協調性がよくわかりました。やっぱり日本人って素晴らしいです。衛生意識が高いのも世界でトップクラスです。コロナ感染による死亡率が先進国の中でも極端に低いことが証明しています。

頑張ろう、日本!頑張ろう、私たち!

 

今回はまたまた釣り談義です。興味のない方はスルーしてください。

私のホーム漁港、向津具半島の久津漁港が緊急事態宣言中は閉鎖されていました。県外の釣り客、特に福岡から来られる方がかなり多いみたいで、地元民が迷惑して閉鎖したそうです。

なんだか腹が立つお話。確かに不要不急の外出は控えないといけないので釣りまずいんでしょうけど、県をまたいで移動してくる人々ってどうなんでしょう?地元山口県民が迷惑します。ただでさえ福岡県はコロナ感染者が多い県です。大人しく地元の海で我慢して釣ってください。山口県民からしたら超迷惑です。

ようやく緊急事態宣言が解除され、私の中の釣り解禁となりました。

最近のターゲットはアオリイカです。

もともとイカ釣りにはあまり興味がありませんでしたが、アジの泳がせ釣りの時、何度も何度も生えさのアジをかじられ、しかも水面スレスレまで引き寄せたアオリイカを何度も何度も取り逃した苦い思い出があり、あえて今回はエサ釣りでイカを狙ってみました。

というのも、私の横で何度もエギをキャストしている方々には一切アタリがなく、私の生きアジのみイカが寄ってくるという状況を見て、やはりイカも擬似餌よりは生きえさの方が好きなんでは?と思うようになったからです。

イカ釣りの代表的な釣法は「エギング」です。

以下の大好物のエビに模したルアー「エギ」を投げ、イカを釣り上げるやり方です。

ちなみに私はまだエギングをしたことがありません。だってエギって結構高価なんですよ。しかも釣り方はまず底取り(ボトム)から始まります。それって根がかりする危険性をはらんでいるということです。まだ下手くその私が高価なエギをキャストして、しかもそれを失うことが耐えられません。ということでまだエギングには手を出しません。

ちょっと前のブログで投稿しましたが、まずは生きアジを使ったヤエン釣法にトライしてみました。

息子と甥っ子を連れ、夜中3時に出発して久津漁港に行きました。

そこで大事件勃発!

なんと、これまでいとも簡単に釣れていたアジが全くいませんでした。この日は大潮だったにもかかわらず、エサとなるアジが全然釣れませんでした。これではイカ釣りができません。

甥っ子が釣った小さなサバを餌に泳がせをしてみましたが、やはりアジほどの食いつきはありません。それでももそっとしたアタリがあり、これはイカだ!と、気合を入れてヤエンを投入しました。

釣れてきたのはコイツでした。

毒魚として有名な「オニオコゼ」です。この魚を釣ったのは人生初です。

テレビやYouTubeでこの魚には毒針が付いているのを知っていたため、口をペンチで押さえ、背びれ、胸びれ、腹びれなど、全てハサミでチョキチョキと切り落としました。

見るからに毒々しい顔と、毒針が背中にビッシリ生えてます。こんなグロテスクなお魚ですが、食べたら絶品ということも知っていました。

帰宅後に妻に唐揚げにしてもらいましたが、とってもお上品な味で、フグのような食感で、めちゃくちゃ美味しかったです。こんなに美味しい魚なら、また次回も釣れていいなって思いました。繰り返しますが、顔はめちゃくちゃ怖いですよ。毒毒モンスターです。

その後もアジは釣れず。不憫に思った隣のおじさんが「死んだアジでいいならあげるぞ!」と、小ぶりのアジをいただきました。そして投入。死んだアジは少し動かすと良いって聞いていたので、少しずつ竿を煽ってイカを誘いました。

きました!イカのあたりです。ズンって重くなる感じは間違いありません。

そこで気合のヤエン投入!

すると更なる大事件が勃発しました。

私が選んだヤエンの大きさがMサイズで、肝心のイカまで届いておりませんでした。息子がタモを持ってイカをすくおうとした直前、ブシュッと墨を吐いて海中に消えていきました。かなりの大物でした。悔しすぎる!本当に悔しすぎる!逃した獲物は大きいとよく言いますが、本当に大きなイカでした。

隣のおじさんが「でっかいヤエン入れんにゃだめだがね!今度は2Lを投入しなよ!」と大笑い。私もついでにもらい笑い。悔しかったです。

懲りない私は、その1週間後、1人でリベンジ釣行に行ってきました。

今回はウキ釣り道具を持参しました。

しかも現地でアジが釣れないことも想定していたため、釣具屋さんで冷凍アジを購入し、ついでに買った冷凍キビナゴも塩漬けにして水抜きしました。気合い入りまくりです。

ま、だいたい鼻息荒く、気合い入りまくった時って釣れないことがほとんどなんですけどね。

嫌な予感は的中しました。

死んだアジでもイカはアタックしてきました。

ただ、ウキ釣りではなく、マゴチやマトウダイを釣ったときの泳がせ釣りの仕掛けの方にだけイカが噛み付いてきました。やはりウキ釣りは棚取りが大事で、タナをフタヒロ、ミヒロと変えてみましたが、ウキが沈むことは一度もありませんでした。

いつものごとく、頭のみ食いちぎられるのみで針がかりしません。イカってアジの動きを止めるため、まずは脳天からかじりつく習性があるそうです。ヒラメは尻尾からガジガジとゆっくりかじり付き、マトウダイやマゴチは一気に一飲みする捕食方法です。わかってはいたけど悔しい結果でした。結局この日も前回同様、水面までイカを引き寄せ、そして逃げられるというパターンを5、6回繰り返しただけで、イカは一杯も釣れませんでした。

帰ってから気づいたことですが、私は泳がせ釣りをする際、メインの針を鼻がけし、孫ハリのフックを背部に刺すやり方で釣っていました。

帰宅後にYouTubeで勉強していたら、針のかけ方を反対にすれば良い!って動画を発見しました。

なるほど!そりゃ気づかなかった!まさに目からうろこ状態です!

孫バリのフックを頭部に引っ掛け、メインの針はゼイゴ付近にさせば、イカのどこかにフッキングするはずです。運が良ければの話ですけど。

春先のアオリイカは数釣りできないけどサイズがでかい、秋のアオリイカは数釣りできるけどサイズが小さい。これは有名な話です。

まだギリギリ春先のイカシーズンが続くと思うので、近日中にリベンジしてきます。

できれば程よいサイズの生きアジが欲しいので、今度は長門を諦め、萩方面に向かってみようと思います。

さて、私とアオリイカの戦いはいつまで続くのか?このブログ内ででっかいアオリイカを抱いた私の笑顔写真を載せる日を楽しみにしておいてください。

待ってろ!イカ野郎!

(何度も言いますが、私はイカを食べるのが大好きなんです・・・)

 

追伸:5月30日は私の45歳の誕生日でした。

家族みんなに祝ってもらい、幸せ絶頂の私。

この日、私がリクエストしたディナーは「もつ鍋」でした。

昨年は「近所の焼肉屋さんでホルモンを食べたい!」と言ったのを覚えています。実は私、ホルモンが超絶大好きなんです!

誕生日に買ってもらったのがこの「釣り用時計」です。潮の満ち引きはもちろんわかりますが、魚の活性が上がる時間にもアラームが鳴るという「フィッシングタイム機能」付きです。

最近どんどん釣りグッズが増えてきた我が家。バスケットも相変わらず続けてますよ。

体育館が解禁となり、ようやくバスケ再開しましたが、早速背筋痛に悩まされております。