まずは何と言っても我が家の素敵な話題から!
我が家に待望の第三子が誕生しました!可愛い可愛い女の子です!
今回は3人目だったということもあり、かなりの安産だったそうです。月曜日の朝に陣痛がきて、お昼前に生まれたため、私は仕事のため分娩には立ち会っておりません。
この話の詳細はまた後日。まだ書き残した仕事がありますので。
今回も医師バスケ湘南大会のお話、第3弾です。
熊大バスケ部の伝統は「朝散歩」です。現役時代の合宿から恒例行事となり、我々が集まった時は朝の散歩を欠かさず行っております。
この日も朝からあいにくの大雨。しかもかなり寒い!
連日からの強風も続いており、体感温度はかなり低めでした。これからバスケの試合があるのに。
と言っても我々のテンションは朝から高め。せっかく鎌倉に宿泊したので、ビーチか大仏見学をと思っていましたが、流石に海は無理!ということで、近くの大仏を見にいくことにしました。
奈良の大仏の次に有名な「鎌倉大仏」です。
この大仏が面白いのは、大仏の中に入れるということです。その名も「胎内拝観」です。
「体内」ではなく「胎内」ってのがちょっと気持ち悪いネーミング。我々は胎児になった気分で入りました。しかも胎内入場料が絶妙な値段設定で、まさかの20円でした。
大仏の中身、いわゆる胎内は予想していた通りで、普通の銅像です。ただ、ここの大仏は奈良の大仏と違い、屋外にドーンと座っているため、錆びたり風化したりした感じがなかなか良い雰囲気を醸し出しておりました。
外は相変わらずの雨模様。
しかしここで熊大バスケ部パワー炸裂!
先輩が「せっかくだから、あたかも雨が降っていないような写真、そんなテンションで撮影しないか?」と無茶振りされ、雨の降りしきる寒空の元、近くにいた観光客の方に無理やりお頼みし、傘をささない状態で撮影してもらいました。
しかも時間はまだ早朝。朝からおバカなおっさんたちがずぶ濡れになりながらハイテンションで写真を撮られている姿を、周りの方は冷ややかな視線で眺めておりました。ま、これも良き思い出です。
それにしても寒かったです。
その後、レンタカーに乗り込み、皆さんが試合前の観光地に指定した場所はやはり「江ノ島」でした。当然ドライバーは私。前日に色々回ったから、大体の距離感はわかっておりました。
江ノ島に向かう途中、湘南の海岸には無数のサーファーたちがいました。かなりの寒さでしたが、皆さん楽しそうにサーフィンをしております。
自転車にサーフボードを載せるキャリアを付け、でっかいサーフボードを片手に持って上手に運転する湘南サーファーたち。本当に楽しいんでしょうね。こんな暴風雨の時のほうが波が高いんでしょう。ま、海の中に入れば雨も関係ないだろうし。
結構ご高齢のサーファーや女性サーファーなどたくさんの方々が波乗りを楽しんでいました。やはりここはサーフィンのメッカです。
江ノ島についてもやっぱり寒い!ということで、寒さを凌ぐためにすぐさまお料理店へ。試合が昼過ぎからだったので、朝昼兼用のお食事です。
皆さんは名物しらす丼を注文しましたが、私は前日にすでに食べていたこともあり、もう一つの名物「江ノ島丼」を食べてみることにしました。
簡単に言えば、サザエの卵とじ丼です。皆さんの想像通り、私の予想通りの味でした。全くもって普通です。これなら二日連続しらす丼でも良かったなって少し後悔した私でした。
一緒に注文した、イカの姿焼きやしらすのかき揚げなどはおいしかったです。ただ体が猛烈に冷えていたので、温かいものを食べるとどれも美味しく感じてしまう我々でした。
それにしても魚介類の相場が山口県に比べて高い!これこそまさに「関東価格」ですかね。そもそも都会の人ってお金持ちなんでしょうか?それともインバウンド狙いで中国富裕層を狙っているんでしょうか?
試合は平塚にある春日野中学という、いたって普通の中学校の体育館が会場でした。やはりVリーグのような華やかな試合でなければこんな場末の中学校が試合会場なんて。ちょっと寂しい気分になりました。
しかし、試合会場につくとやっぱりテンションが上がります!
医師バスケのことを我々は「おじさんたちの修学旅行」と呼んでおります。これが単なる観光だけだったら、こんなに楽しく毎年参加することはないでしょう。バスケの試合があるから盛り上がるんです。当然勝ち負けにも多少はこだわっていますが、それ以上に熊大の仲良し軍団で他のチームと試合ができる喜びを毎回、毎回感じております。
我々の試合は13時開始でしたが、早めに会場入りしたこともあり、他のチームの試合観戦もしました。
ちょうど山口大学バスケ部の試合が行われており、地元で一緒によくバスケしている知人が戦っておりました。
毎回思うことですが、自分たち以外の試合を見ていると「なんてみんな上手なんだ。このレベルのバスケはできないぞ。」って尻込みしてしまう自分がいます。自分たちもそこそこ強いチームなんですけどね。現役時代からの負け癖が今も抜け切れていないようです。
さぁ、試合開始です!今回の相手は筑波大学OB。
宮崎在住の先輩と、東京在住の後輩が試合ギリギリで合流。特に後輩は我がチームのエース格だったので、試合に間に合うかどうかハラハラドキドキしてしまいました。
で、肝心の試合写真ですが、今回も六人だけの参加で、自分もほぼフル出場のため、写真という記録に名シーンを残すことができませんでした。すみません。
今回の試合編成は、主幹の粋な計らいで、年齢差があまりないようなチーム同士で試合を組んでくれました。我々のチームは平均年齢40歳を超えています。ここ数年、若者チームが相手だったため、なかなか勝てない試合が続きました。今回は相手も同じような年齢の方が多く、しかも女子メンバーがたくさんいました。女子選手たちは皆さん若くて上手でした。
我々熊大チームは勝利に飢えています。相手が自分より背の低い女性だったにも関わらず、容赦無くゴールに突っ込んでいく私。何度もバスケットカウントのファウルをいただき、フリースローを投じました。しかしこれが全然入らない。何本打ったか忘れましたが、最後はリングにも当たらないというバイオレーションまでおかしてしまいました。情けない私。
それでも第一試合の得点王は私でした。40点ちょっとの中、私は18点ゲット。とりあえず二桁得点が目標だったのでそこはクリアできました。
大人気ないおっさんバスケプレーヤーです。このメンバーで一番勝利にこだわっているのはやはり私です。
楽しい試合でした!
宿まで帰る道中に事件が勃発しました!
東京方面に帰る先輩を最寄りの平塚駅まで送り、さぁ帰ろうと思った時、おバカな後輩が「すんません。試合会場にジャケット忘れたみたいです。」と。
怒っても仕方ない。運転手の私は先ほどの試合会場まで戻ろうとした時のことです。
駅出口の交差点付近で車が大渋滞!しかも数センチも動かない、全く動けない膠着状態が30分近く続きました。後輩を先の交差点まで調査に派遣しても原因がわからず。しかも駅から出て行こうとするバスもずっと動かず、怒った乗客がバス停でもないところで途中下車しておりました。いくら大都会関東でもこりゃないよ!と思いつつ、横にいたバスの運転手さんに確認したところ、その原因がわかりました。
犯人は「ららぽーと平塚」でした。
ここに入るための駐車場入り口に大行列ができており、その煽りで駅前交差点まで大渋滞が連なっていたことが原因らしいです。
それまでは、先に送り出した先輩が仕掛けた陰謀ではないか?など、くだらない予想で車内は盛り上がっておりましたが、結局はららぽーとのせいでした。
これが一人で運転していたらとっくにブチ切れていたところですが、今回は熊大メンバーも一緒で本当に助かりました。くだらない話でずっと盛り上がっていました。ただ、先輩が試合後のビールが買いたいと騒ぎ始めたのがちょっと面倒臭かったです。私は運転手で飲めないのに。
結局、横にいた車のおっちゃんが、「自分はこのまま右折レーンに迂回するから、この空いたスペースに入り込んで一緒に右折して脱出しようや!」と素敵な提案をしてくださり、地獄のような大渋滞から無事脱出することができましたとさ。
この事件の最中、一番盛り上がったのは「ららぽーと世界一」説です。
「ららぽーとって本当にすごい場所じゃないだろうか?もしかしたらTDLや USJを遥かに凌ぐ、一大レジャーパークなんじゃないだろうか?」と、自分と先輩二人だけ、ららぽーと熱が異常に盛り上がってしまいました。そして先輩が「ララポート行ってみる?」と、クレイジーな提案をしてきたので、皆さんで全力却下しました。
だってこの後に宿に戻って、明日の試合に備えて洗濯しないといけないし、横浜駅近くで開催される代表者会議に私が出席する予定だったので、とてもららぽーとに行く時間なんてありませんでした。
無事ジャケットを取り戻し、近くのコンビニで(私以外が)ビールを買い、楽しく宿まで戻りました。それにしてもドライバーの私を無視して運転中にビールを飲む先輩はなんとか許せますが、後輩まで一緒になって美味しそうにビール飲んでました。ちくしょうめ!
(これも毎年のことなんですけどね・・・運転好きの私ですから・・・)
宿の帰る途中、自分は全く知りませんでしたが、「スラムダンクの踏切」というものがあるという話を聞き、帰り道に実際に撮影してみました。
スラムダンクは漫画本では何度も読みましたが、この踏切はアニメ版のエンディングの時に出てくるそうです。そりゃ知らんわ!と、皆でツッコミつつ、写真を撮ってみましたが、やはり誰もピンときません。単なる普通の踏切にしか見えませんでした。マニアにはたまらないんでしょうか?
そう言えば湘南って色々なアニメやドラマの題材になりますよね?特にヤンキー漫画が多いような。
湘南ってヤンキーが実際に多いんでしょうか?この旅行の道中にコテコテヤンキーに出会うことはありませんでした。天気が悪かったから?
良いお天気で気温も高かったら、もっともっとこのエリアの楽しさがわかったと思いますが、これはもう仕方なし。今度晴れた時に家族で来たいなって思いつつ、湘南エリアを結構満喫したのでもういいやって思う自分もありました。
この後、横浜駅横のホテルで開催されたレセプション話がいくつかありますが、ダラダラと長く書いてしまったので今回はこれにて終了とします。
一応予定では後2回投稿すれば、医師バスケネタは終わると思います。
全く興味のない方は面倒くさい、早よ終われ!と思っておられるでしょうが、毎年のことなのでご勘弁を。
江ノ電で私がプチ変質者に追い回されたお話はまた次回にさせていただきます。正直、超怖かったです・・・。先輩はガン無視でした・・・。ひどい先輩です。
追伸:出産直後の妻は現在入院中です。お義母さんが泊まり込みで我が子たちのお世話をしてくれており、とっても助かります。
それにしても寂しい気持ちを我慢し、泣き言も全く言わず強がっている4歳長女の健気な姿を見てると涙が出ます。
こうして兄、姉となっていくんでしょう。このことでいっそう成長している我が子たち。
嬉しくて涙が出ます・・・(実は私も少し寂しんぼう・・・)