もう11月です。あっという間に年末まで2ヶ月を切りました。最近はインフルエンザ感染も散見され、冬の訪れを感じます。疾患で季節を感じてしまう職業病です。
沖縄の首里城火災ニュースには驚きました。
今年の夏に沖縄に行ったばかりですから。出火原因はまだわかっていないみたいです。不審火でしょうか?どちらにしても元の素敵な姿を取り戻すまで、ずっとずっと応援しております。募金もします。
今回はスポーツの秋にちなんで野球のお話。あ、日本シリーズでソフトバンクにコテンパンにされた我がジャイアンツの話は一切しません。思い出したくもないので。
先日、小野田ロータリークラブの野球試合に参加してきました。
44歳になっても大学の医局対抗野球で細々と野球を続けていた私。おじさんたちの野球大会ではそれなりに活躍できるかなって油断しておりました。
相手は飲み屋さんの常連さんで結成されたチームらしく、明らかに20代の若者も散見されました。聞けば助っ人で何名か呼び出したみたいです。さすがおっさん達。やり方が汚い。でもルール違反ではないそうです。
こちらは完全に小野田ロータリークラブメンバーだけで構成された超弱小軍団で、しかも経験者はほんの2、3名。
結果は予想通りの惨敗で、コテンパンにされてしまいました。tこちらのエラーの多さが致命傷となりました。で、肝心の自分ですが、2打数1安打、2盗塁でしたが、最初の出塁で2盗塁して調子に乗り、パスボールの間に本塁に突撃しましたが、間一髪でタッチアウト。スライディングを習っていないので滑り込むことができませんでした。それよりも2打席目でチャンスに回ってきたのに、ショートゴロという情けない結果でした。試合は余裕のコールド負けです。
やっぱり野球って楽しいですね!剣道からバスケと、インドアスポーツばかりしていた私。青空の下、広いグラウンドを思いっきり走り回って白球を追いかけるのって本当に気持ち良いです。
小野田ロータリークラブには今年1月に入会したばかりですが、皆さんとても良い人たちで、若い私を本当によく可愛がってくれます。最初は緊張していましたが、今は楽しく過ごしております。
なんだかチャンスで打てなかったのが悔しくて、その後何度かバッティングセンターに通った負けず嫌いの私。
そして数週間後、偶然にもリベンジマッチを迎えることになりました。毎年開催されている山口大学医学部の医局対抗野球です。
この写真はロータリーの試合後の写真です。チャンスに凡退してめちゃくちゃ悔しかった時の自撮り写真です。
今回、医局対抗野球の相手は昨年優勝した2内科という強豪です。ピッチャーが20代の若い検査技師さんで、かなりの速球を投げる本格派と聞いていました。それでも数年連続で小児科打点王の私は、開業して医局を離れたのにまだ皆さんが私を呼んでくれます。この悔しい気持ちを忘れず、気合い入れて試合に挑みました。
ちなみに試合当日、朝はやくからロータリークラブ釣り大会に参加し、それからの試合参戦となりました。結構なハードスケジュールです。
噂通り、2内科のピッチャーは結構な本格派で、やや横から手が出てくる投手で、かなりの球速でした。
息子とちょくちょくバッティングセンターに行っていた私ですが、100〜110km/hくらいの速度を想定して練習していました。実際に投手が投げる球の速度はそれくらいだったと思いますが、いかんせんバッティングセンターと違って球が色々なコースに散ってきます。特に追い込まれた時に投げてくる高めのストレートの威力がすごく、手元でギューンって伸びてくる感じです。
第一打席は、高めの釣り球に手が出て三振。2打席目も内野ゴロで凡退。しかしこちらのチームも二人の投手が好投し、手に汗握る投手戦となりました。
しかし均衡が破れ、ファーボールとエラー絡みで2点を失い、絶体絶命のピンチ。しかも回はもう終盤でした。それでも我々小児科チームはかつて優勝もしたことのあるチームです。ここから底力を発揮しました。ヒット&ファーボールで塁が埋まり、自分の前の打者が同点タイムリー。そして命運をかけた最終打席が私に回ってきました。
久しぶりにど緊張の場面。しかし私の集中力もMAXに高まりました。
あの高めのストレートを仕留めてやる!
少し球筋を上気味に想定し、気合の一振り!まさかまさかの勝ち越しタイムリーヒット炸裂!!
長打ではありませんでしたが、一二塁間を鮮やかに破ったクリーンヒットを放ちました。
いやー、久しぶりに興奮しました。こんなに興奮したのはほんと何年ぶりでしょうか?
結局これが決勝打となり、最終回の反撃も1点で抑え、優勝候補の2内科を見事撃破した我々小児科チームでした。普段はもう少し乱打戦になってワイワイ騒ぎながら試合をするのに、今回ばかりは緊張した投手戦で、後輩たちは最初に「これが事実上の決勝戦ですから!」と気合を入れておりました。そんな試合で決勝打を放った私は試合後に超ご機嫌となりました。
後輩におだてられ、ここから試合後のモノマネ大会となりました。
まずは左右の打席は違いますが、元巨人軍の小笠原選手のバッティングフォームから。
最初に少し斜め気味に構える独特なフォームです。しかしこれがまた全然似ておりません。顔の違いでしょうか。実際の小笠原選手は侍みたいなイケメンで渋い男ですからね。
続いては元西武ライオンズのカブレラ選手。
こうして打つ前に後ろにバットを下げて反り返るのが特徴ですが、私のモノマネは反り方が足りず、ちょっと中途半端な感じになってしまいました。それにしても似ていません。モノマネはやっぱり苦手です。そもそもカブレラ選手は長距離バッターですからね。
対する私はバットミートに主眼を置き、水平にバットを振るレベルスイングのバッターで、明らかに単打狙い&高打率狙いのバッターです。
私のバッティングのお手本は、ちょっと古いですが、元読売巨人軍の篠塚選手です。
バットにボールを乗せるようなミート打法で何度も首位打者を獲得した巧打者です。
篠塚選手のような流し打ちを目指してバッティングセンターでスイングしております。体つきからしてかなりぶっ飛ばすんだろうなって相手は錯覚しますが、実は地味に内野の間を抜いていく素早い打球を打つちっちゃなバッターです。かつては長距離打者に憧れを持ち、今流行りのフライ革命を真似してアッパースイングを試みたこともありますが、やっぱりダメでした。
試合後の記念撮影です。実は試合後半に日暮れどきとなり、医局対抗野球では初の、照明が灯ったナイター試合となりました。なかなかナイターの試合も雰囲気があって楽しいもんですね。試合にも勝ったし!
これでまた次回の試合も助っ人として呼んでくれるかな?って言うか是非とも呼んでくださいね!お願いします。
今年の小児科医局の忘年会にも参加しますが、私の勝ち越しタイムリーの写真が医局ニュースのスライドショーで流されると信じております。美味しいお酒になりそうです。
この二人が投打のヒーロー?です。自分で言うのも恥ずかしいですけどね。
しかし彼ももう40歳。私もすでに44歳。そろそろ若返りが必要ってずっとずっと言ってますが、こうしてチーム内で活躍できている間は引退しなくて良さそうです。まだまだ体を鍛えて、もう少し主力打者として期待され続けるよう、これからも精進してまいりたいと思います。
あ、実は私、本職はバスケ選手ですから。野球が一旦終わったので、次は「日本医師バスケ大会」に向けて、頭をバスケットモードに切り替えていこうと思います。
野球もバスケも最高です!まさにスポーツの秋!
でもなんで痩せないんだろう・・・
(それは運動後にお酒をたくさん飲むからよー)←天の声
追伸:今年もあのくだらないイベント、ハロウィンで渋谷が大混雑したみたいですね。何が楽しいんでしょうか?毎年愚痴っていますが、私はハロウィンが大嫌いです。だってかぼちゃが大嫌いですから。
あ、かぼちゃは関係ない?