徒然草

息子と沖縄二人旅(その3)

もう夏も終わりますね。私が一番好きな季節、秋がやってきます。それにしてもまだまだ暑いけど。これから台風シーズンが来るんでしょうか?昨年ほどの発生数はなさそう?

まずはこの話題。

マトリックス4の撮影が決定しました。そんなに大ファンではありませんが、全て劇場鑑賞しており、次回作も楽しみ待っております。

ただ、ネオ役のキアヌ・リーブスもトリニティ役のキャリー・アン・モスもかなりの年齢になったと思います。もう若くないんだから無理はしないでほしいですね。ま、トムクルーズもジャッキーチェンもまだまだご老体に鞭打ってアクション映画に出ていますから。自分も頑張らねば。

 

今回も沖縄旅行ネタです。盛りだくさんだった旅行のためもう少しだけ旅行記が続きます。興味のない方はスルーしてくださいね。

今回の沖縄旅行で最大の目的地はこの伊計島です。那覇空港から1時間半くらいで着く島です。ここは離島ではなく、海中道路という大きな橋がかかっており、車で行くことができます。

なぜ私がこんなマニアックな島を見つけたのか?と言いますと、高校時代の同級生がここに新しく一軒家ホテル(ペンション?)経営を始めたからです。

その施設は「一燈(いちあかり)」と言います。かなり素敵なところだったので、是非とも予約を取ろうと思ったら既に予約いっぱい。まぁ、1日1組限定だし、そもそも沖縄の絶好行楽シーズンだったこともあり、これはこれで仕方なしと諦めました。

ただ、高校の同級生が頑張っている姿を知ることができただけでも嬉しいです。ちなみに彼は東京の会社に勤めています。地元が沖縄だというだけでこんな素敵な施設を経営するなんて。やっぱりバイタリティーがすごいです。

予約がいっぱいで取れなかったことがかえって嬉しく感じる私でした。

このブログ内で頻繁に登場する、私の大学時代の恩師であり人生の師匠である先輩一家と海中道路途中の道の駅で待ち合わせしました。ここは「道の駅」ならぬ「海の駅」あやはし館。名前から素敵です。

先輩家族もよく家族で伊計島のビーチに行くそうで、結構混雑することを予想し、朝8時半にここで待ち合わせしました。おかげでお店はどこもまだ開店前。できれば店内も見てみたかったところです。

今回訪れたところは「大泊ビーチ」です。本当に海の色が綺麗でうっとりするほどでした。

朝早かった甲斐あって、我々が一番乗りでした。気温が高くてよく晴れていたので、絶好の海水浴日和です。息子は大興奮して海に飛び込んで行きました。

自分も続いて海の中へ。

ここのビーチがすごかったのは、砂浜からたった5、6m進んだだけでもう魚だらけ。先輩奥様から「魚のエサ用の魚肉ソーセージをどうぞ!」と渡された理由がここでわかりました。

朝まずめでお腹をすかせた熱帯魚達が私のソーセージ目掛けて突進してきました。まさに楽園。人間に慣れているのか、お魚たちが我々の側から離れません。そもそも魚肉ソーセージってのが面白いです。「これって共食いじゃない?」と笑いつつ、餌やりを楽しんだ私と息子。

ただ残念なのが、このビーチで撮影すべく準備した水中撮影用カメラを前日遊んだ「おきなわワールド」におき忘れてしまったという大失態で、この瞬間を撮影するためだけにもっていたつもりのカメラが使えませんでした。(このカメラは最終日に現地に取りに行き、無事回収できました。)

この日のためにシュノーケルを購入し、お風呂の中で一生懸命練習していた息子ですが、口から海水が入ってくるのが気持ち悪かったらしく、早々と水中ゴーグルのみのスタイルに変え、先輩から借りた救命胴衣を着て、足が全く届かない沖の方までずんずん泳いで行きました。追いかけるのに必死だった私です。

私は大学時代に熊本の天草で結構シュノーケリングをしていたので慣れていますが、息子にはまだ厳しかったみたいです。もう少し修行させます。

さらにここで感動したのが、普通に海水浴場内でイソギンチャクに住み着くクマノミを見ることができたことです。まさに野生のクマノミです。水族館でしかみたことのない魚です。感動しました。あ、この写真はカメラを忘れたせいもあってネットから拝借しました。でもまさにこんな感じです。

あと、普通にウミヘビが泳いでいました。自分しか見ていないので、これが毒を持つヘビなのかヘビマニアの息子に確認できませんでした。息子は毒蛇に関してかなり詳しいですから。ちなみに息子はハリセンボンに遭遇したそうですが、私が追っかけた時にはもういませんでした。

これぞ豊饒の海です。超絶感動しました。なんせここは普通の海水浴場ですよ。

先輩がもってきたゴムボートの上で大はしゃぎする子ども達。とっても楽しそうです。

泳ぎの上手でない息子も救命胴衣のおかげでドンドン沖の深い場所まで向かっていきます。水深が4、5mあると思うんですけど、怖さは微塵も感じないようです。それはそれで怖いことです。自分がまだ追いかけることが出来る泳力と体力があるからまだいいけど、もう数年したらまず追いつけなくなると思います。体鍛えておかないとダメですね。

伊計島での宿泊先は、島の先頭にあるホテルです。なかなか綺麗なホテルでロケーションも最高でした。

夕食は沖縄市にある先輩宅でBBQでした。何から何までセッティングしていただき、しかも翌日は仕事だったのに遅くまで楽しくお酒を飲んでしまいました。楽しい夜でした。

翌朝は朝からホテル周囲の散策。サンゴ礁の海でとても綺麗でしたが、このあたりは離岸流がすごいため遊泳禁止とのこと。朝から泳げそうなくらい気温が高かったですけどね。

あともう一つ驚いたこと。それは沖縄ヤドカリの速度です。山口のヤドカリの3倍のスピードで動きます。しかも殻の中に隠れている時間も短い。力強さを感じました。

伊計島から本島に帰る途中、これまた先輩に勧められた絶景ポイントに立ち寄りました。「果報バンタ」と言う丘(崖?)です。

ここがまたとーっても綺麗で、絵葉書ができそうなくらいの写真を撮影することが出来ました。ただ、まだ朝10時くらいだったと思うけど、この日もめちゃくちゃ暑くて、本当はもう少しゆっくりする予定でしたが、親子共々暑さに負けて、そそくさと退散してしまいましたとさ。

すぐ横に塩工場がありました。先輩宅で使った「ぬちまーす」と言うお塩です。これがまた奥深い味で美味しく、お土産に購入してしまいました。

ここの塩工場はなかなか製法が変わっており、海水を霧状に吹き出させ、塩が下に溜まるといったやり方でした。しかもここの工場見学は無料で、さらにクーラーが効いており快適でした。

塩ができる工程を詳しく教えてもらいました。あまり詳しく聞いていないので、詳しく知りたい人は現地で聞いてください。

塩に混ざった不純物は目視&手作業で綺麗に取り除いていました。やっぱり最後は人の感覚が重要なんですよね。

そういえば3年前、あの有名な「伯方の塩」工場にも行ってきました。何かと塩工場に縁があるみたいです。塩だけに。あ、つまらないダジャレでした。

そういえば、あの「伯方の塩テーマソング」オーディションってどうなったんでしょうね?有名な「は・か・た・の・塩!」ってフレーズはもう無くなってしまうみたいです。寂しい。

まだまだ続く、沖縄男二人旅。

息子は沖縄の海のポテンシャルに圧倒され、すでに沖縄のトリコ。しかも大好きなヘビがたくさんいるため、二重の喜び。

「お父さん、沖縄の大学に行きたい!」と話す息子。確かに琉球大学にも医学部があります。頑張って琉球大学医学部を目指してもらって構いませんが、本当に沖縄で生活してしまうと、息子の性格上、ここに永住してしまいそうです。それはそれで寂しい。

もう来年の旅行先は「沖縄決定!」と息子が勝手に決めていました。沖縄の風土、県民性、食事全て、息子はどハマりした様子。私も沖縄の全てが大好きですから。

この日は夕方から超有名な「美ら海水族館」に行く予定になっています。そこの話だけでも超盛り沢山なので、今回はこれにて終了です。長々とお付き合いしていただきありがとうございました!

 

追伸:今回食べれずに後悔したのがこの「沖縄ぜんざい」です。先輩から沖縄ぜんざいの名店があるから行こうなって言われていたけど、イベントが多すぎて行くことが出来ませんでした。

まだ食べたことはありませんが、これはどう見てもかき氷です。宇治金時のイメージでしょうか。さすがは南国沖縄です。我々が普通に食べている、黒くて熱いぜんざいなんて存在しないんでしょう。

これは次回のお楽しみにしておきます。

やっぱり来年も沖縄かな???