徒然草

息子と沖縄二人旅(その1)

台風シーズンがやってきました。地球温暖化のせいか、最近の台風はでっかいのが多いです。皆さん気をつけて。

バスケW杯前のニュージーランド戦。やはりNBAドラフト1巡目指名の八村塁選手は本物でした。全得点の4割くらい彼が叩き出しました。こりゃルーキーシーズンも期待できそうです。

それにしても彼のシュートタッチは柔らかいですね。無理して打っているシュートではありません。あと、課題と言われているスリーポイントも何本か決めてました。

ただこれはあくまで親善試合みたいなものです。NBAシーズンが始まればもっとディフェンスはタイトになってくるはず。真価が問われるのはそこからでしょう。もしかして開幕スタメンもありそう?

今回の試合で活躍した八村選手と、ファジーカス選手。ファジーカス選手は日本に帰化したので、完全に日本人扱いとなりますが、外見はどう見ても外人。八村選手も父がベナン人、母が日本人のハーフです。

なんだか日本代表も国際色が濃くなってきましたが、そのおかげでどんどんレベルアップしています。ラグビーの日本代表もかなりの割合で外国人選手が混ざっています。この流れでどんどん帰化して日本のスポーツ界が国際化、活性化するといいですね。NBAのスーパースターが帰化しないかなー。

 

今回は息子と沖縄二人旅話の第一弾です。かなり盛りだくさんだったので何回かに分けて投稿します。興味のない方はスルーしてくださいね。

今回の旅行は当初、家族4人で行く予定でしたが、妻の体調がちょっとだけ悪いのと、大事な用事があったということで、急遽、息子との二人旅となりました。人生初の二人旅です。父子共にやや緊張気味のスタートです。

今回の目的地は沖縄です。私はもう10回目くらいの沖縄訪問ですが、息子は人生初の沖縄です。

飛行機の中からすでに浮かれ気味の息子。CAさんから子供向けのサングラスやカバンをプレゼントされご満悦です。

沖縄には大学時代の仲良し大先輩が住んでおり、事前にたくさんのアドバイスを受けていました。

まずはレンタカー事情。

最近の沖縄訪問観光客はハワイを訪れた人数を超えており、日本でも最大のリゾート地になってしまいました。沖縄は電車があまり発達しておらず、観光客の移動手段はもっぱら車です。ということで皆さんがレンタカーを借りることが多いので、そこでの混雑が最近すごいと聞いていました。繁忙期に行くとお店で2時間くらい待たされると言われ、まず飛行機を朝一の早朝便にし、レンタカー会社まで、会社のバスを利用せず、空港に着いたらすぐタクシーでレンタカー店に行くことを勧められました。

これが大正解!

ほとんど待つことなく、スムーズに車を借りることができました。今回の相棒はプリウスです。

まず最初に訪れたのが「おきなわワールド」です。

ここに来た目的がいくつかあります。まずは夏休み特別企画の「猛毒展」が開催されており、危険生物好きの息子がぜひ行きたいと希望しておりました。あと、先輩に勧められたここにある鍾乳洞の「洞窟探検ツアー」というものがあり、事前に参加予約していたこと、もう一つは息子がずっと会いたがっていたハブが観られる専用の施設があることが、ここを訪問した理由です。

それにしても暑かった。やっぱり沖縄は南国です。暑さが違います。でも海に囲まれているという地形条件もあり、山口のようなうだる暑さではありません。比較的心地よい暑さって感じです。

まずは遅めのブランチ。息子の沖縄料理一発目はなんとカレー。

なぜカレー?

私は定番の「ソーキそば」と、沖縄炊き込みご飯「ジューシー」のミニセットをいただきました。実は沖縄そばって意外にあっさりしており大好きなんです。特にこれに唐辛子ソース「コーレグースー」を入れて食べるのが大好きなんです。

いきなり出会ったハブがまさかのお酒の中にいました。

息子は人生初ハブに大興奮しておりました。なぜこんなにヘビ好きになったのか不思議です。全然怖くないみたいです。私も結構ヘビ好きなんですけど、息子のヘビ愛には絶対に負けてます。

思っていた以上にハブって大きいんですね。頭も三角形で攻撃的なフォルム。実際に野生のハブを見たら結構怖そうです。この辺にはいない大型のヘビです。

第一の目的地、「猛毒展」に入りました。関東で大人気だった企画らしいですよ。

危険生物にやたらと詳しい息子。ずっとずーっと詳しい解説を聞かされ続けました。最後の方は「もうウルサイ!」って言いたかったけど、周りの観光客も息子の解説を聞いており、とても邪魔することはできませんでした。超マニアックです。

オニヒトデや毒を持ったエイなど、生きたままの展示に息子は大喜び。興味のない方はただただ気持ち悪いだけだと思いますが、マニアの方にはたまんないみたいです。

私はマニアではありませんが結構こういった生物は好きなので、息子と一緒に存分に楽しめました。

夏休みだったこともあり、様々な楽しい企画が開催されていました。

これは定番の「ドクターフィッシュ」です。皮膚の角質を食べてくれる魚ですが、息子の足への集まり方が異常で気持ち悪いくらいでした。長旅で汚れた足が美味しかったのかもしれません。

せっかくの楽しい二人旅です。息子が喜びそうな企画は大体トライしました。

綺麗なお姉さんが短時間で描いてくれる息子の似顔絵もお願いしました。沖縄の人って皆さん穏やかでとっても優しい方ばかり。どんなに忙しそうでもずっと笑顔でした。ま、ここは観光地ですから。

最初にして「沖縄って最高!」とはしゃぐ息子でした。

続きまして、巨大ヘビと記念撮影。

とっても穏やかなヘビさんですが、このヘビが思っていた以上に重たく、ヘビの重量のほとんどを私が支えたということもあり、結構な重労働でした。息子は当然、ご満悦の笑顔です。

このヘビ、意外とツルッとしており、触り心地が良かったです。

ただこれから始まろうとしているヘビとの触れ合いはこんなもんじゃありませんでした・・・

お次に入ったのがハブ博物館です。入ったらいきなり猛毒の海蛇軍団がお出迎え。ヘビが嫌いな人はここをお勧めできません。

息子は生物マニア、両生類・爬虫類マニアだからこんな場所は本当に大好きみたいです。

ここでは「ハブショー」が楽しめます。

沖縄なまりの綺麗なお姉さんが気軽にヘビと戯れていましたが、これは立派な猛毒を持ったハブです。扱いに慣れているみたいですが、間違って噛まれることってないんでしょうか?

かなり前に有名だった「ハブとマングースの戦い」は、動物愛護団体から虐待と指摘されたそうで、数年前から中止になったそうです。その代わり、後ろの水槽で海蛇とマングースの水泳対決という爽やかなショーを見せてくれました。

短時間でしたが、とっても面白いショーだったのでここはオススメです。

ショーの後、外に展示してあった「ヘビ触れ合いコーナー」が本当にヤバかったです。

ここで息子の本性発揮。ヘビ好き息子の猛烈なヘビ愛が炸裂しました!もう大興奮でヘビを触りまくっております。しかもヘビを首に巻きたいらしく、ヘビ自身が息子の腕や首に巻きついても全然怖くないらしく、終始笑顔でヘビと戯れていました。

周りの観光客は5〜10分程度で退散していましたが、息子はここに1時間くらい滞在していました。特に右のアカマタって言うヘビがお気に入りらしく、ずっと触りまくっていました。

一応、ヘビが噛みつかないように口の周りにテグスを巻いてありましたが、ベロがチョロチョロって出るヘビ特有の動きは残っています。息子は何度もヘビに舐められていました。巻きつかれても舐められても全く怖くないみたいです。解説員のお兄さんとずっとヘビ談義していました。なんてマニアック。

ヘビ以外の生き物にも触ることができます。

トカゲを撫でた後、息子が楽しそうに触っている昆虫はなんとゴキブリ。さすがの私もゴキブリには触ることができませんでした。息子に敗北した瞬間です。

私が一番気に入ったのがこのヤシガニです。

木の上でじっとしているから置物かな?って思いながらまじまじ見ていたら、「気をつけて下さいね。ヤシガニに挟まれたら指かちょん切れますよ。」と笑顔で忠告されました。

なんと生きてました。それしても全く動かないヤシガニ。さらに詳しく聞けば、食べるとかなり美味らしく、伊勢海老のような味とのこと。しかもかなりの高級食材だそうです。うーん、ヤシガニ食べて見たかった。

沖縄についてわずか数時間でこの興奮度合いです。まだまだ三泊四日の沖縄旅は始まったばかりです。しかもこの後、想像を絶する体験が待っておりました。

最初にお話しした「洞窟探検ツアー」ですが、これがもう壮絶すぎて。

ここの内容は結構盛りだくさんになりそうなので、今回はこれにていったん終わります。壮絶な洞窟探検記は次回のお楽しみで。

写真見ただけで凄いことがわかるでしょ?

 

追伸:今回、日本に近づいている台風10号は結構な大きさみたいです。960hpaくらいだから「超大型クラス」ですかね。

我が山口県は台風が少し右寄りのコースを取りそうなので進路の西側にあたります。台風の東側の方が勢いが強いので、四国や関西近辺の方は要注意ですよ。

明日からせっかくのクリニックお盆休みになりますが、自宅でのんびりすることになりそうです。

それにしても「ヘクトパスカル」って表現にまだ馴染めない私。やっぱり「ミリバール」でしょ?