梅雨入りしたにもかかわらず、さほど雨が降りません。ダムは大丈夫でしょうか?農家の皆さんは困っていないでしょうか?何だか異常気象です。
まずはさすがにこの話題から。
私はプロレスファンです。今はあまり見ていませんが、新日本プロレスが大好きで、特に好きだったレスラーが、橋本真也、獣神サンダーライガー、そして長州力さんでした。
先日、ついに山口の英雄、長州力さんが引退試合を敢行いたしました。もう既に67歳です。そんな彼の代名詞である「リキラリアット」をもう見ることができなくなりました。この試合は全国の映画館でもリアル中継放送されたそうですが、その日はあいにくの平日で、しかもここから遠い周南の映画館だったので断念。
メモリアルDVDが発売されたらそちらを購入してゆっくり楽しもうと思います。
本当に長い間、お疲れ様でした。感動をありがとうございます!
今回は神戸で開催された学会に行った時のお話です。
日本保育保健学会という、結構マニアックな学会ですが、来年度は我が山口県下関市で開催されます。で、会頭の小児科先生からほぼ強制的にスタッフとして呼ばれ、何度も実行委員会が開催されました。
そしてこの度、神戸の学会も視察することになりました。
私の役目はカメラ撮影です。何も物怖じせず人の目の前で写真を撮れる性格を買われ、撮影係に抜擢されました。といっても無許可で撮影することは絶対にしません。人物を撮るとき、施設内を撮影する時、その都度絶対に撮影許可をもらっています。このブログやFacebook用の写真を撮影するときも必ず許可をもらっています。当たり前のことですけどね。
この学会の参加者の大半は保母さん達です。ドクターは2、3割くらいですが、いつも行くような学会と全く雰囲気が違ってとっても楽しい学会です。違った視点から子どもの保育について考えることができました。
ま、堅苦しい話はこれでおしまいです。学問に関してはこのブログ内では書かないのがポリシーです。
まず、学会会場である神戸国際会議場についてびっくり!
「何じゃ?この人の多さは?」
しかも格好を見ると、とても学会に来た人たちではありません。明らかにちょいとマニアックな男性集団がわんさかいました。
ちょうどこの日は「神戸まつり」の真っ只中。しかも会議場前で開催されていたのは何かのアニメの祭典みたいなヤツで、全く知らない世界のお話でした。
自分も結構オタク系の人間だと思っていましたが、本物の「オタク」を見ると、その凄まじいパワーに圧倒されました。私なんて足元にも及びません。
アニメキャラがもはや人間のアイドルに昇華しており、お祝いの花束などたくさん送られていました。しかも超かっこいい自転車にまでこの細工。結構なお金がかかっていると思います。
もはや言葉も出ません。まさに絶句。日本のアニメ文化やゲーム文化を支えてきたパワーの源ってこの方々から発せられるんだろうなって確信しました。
失礼のないようになるべく視線を合わせずにいましたが、ちょっとしたコンビニやレストランでこの方々の会話が嫌でも耳に入ってきます。何を言ってるのか全く意味不明。しかも超楽しそう。こんなに趣味に没頭できるなんて素晴らしいし、ちょっと羨ましいと思いましたが、所詮は二次元の世界。私は普通に妻や子ども達の方が何倍も可愛いし、この方々のようになることはまずないだろうと思ってしまいました。アニメオタクの方、申し訳ないです。あくまで私見ですのでご勘弁を。
せっかく神戸まで来たのに名物料理を食べないともったいないなって思い、学会会場付近を散策しました。
そして見つけました。超マニアックでしかも小汚いお店。普通ならホテル内の鉄板焼き店や、神戸繁華街の有名ステーキ店で食べるのが筋なんでしょうけど、神戸牛ってものすごく高価です。とてもランチで出せる値段ではありません。
ということでこのマニアックなステーキ店に突撃しました。
店内の雰囲気は外見同様、予想通りの雰囲気でした。多くは語りません。
しかもかーなーりー癖の強い店長さんらしき人がお料理を作っております。当然撮影許可は頂いております。
神戸牛ステーキを提供するお店の割には意外にリーズナブルな値段設定で、ちょっと安心しました。
この癖の強そうな店長がとってもいい人で、全く初めて来た私のようなお客さんに対しても気さくに話しかけてくれました。
「どっから来たの?学会?」
確かにオタク軍団の方々とは違い、こちらはスーツにネクタイです。格好でわかったみたいです。
注文したのは「サーロインステーキランチ」でしたが、店長さんがいきなり、「ちょっと時間かかるから、当店自慢のカレーでも食べておいてよ!」と、いきなりミニサイズのカレーを出してくれました。
このカレーが予想以上のお味で、まさに絶品でした!
最近はダイエットの敵ということで、カレーは極力避けています。本当はカレー超大好き人間なんですけど。
カレーを食べつつ、しばし待ちました。
ちょっとしたサイズ感のステーキでしたが、やはり神戸牛は絶品でした。
シンプルにポン酢仕立てのソースでいただくスタイルで、さっぱりと美味しくいただくことができました。
個人的にはもう少しレアで食べたかったなって思いましたが、強面店長さんにその気持ちを伝える勇気はありませんでした。
食事をしながら気づいたことですが、このお店の壁一面にいろんなサインが描かれていました。
よーく見ると、プロレスラーのサインがわんさかあります!
実はこの店長、何とあの「アントニオ猪木」さんと大親友だそうです!ステーキ以上にそのことに大興奮しました。猪木さんが主催した「猪木ボンバイエ」っていう格闘技のイベント名を一緒に考えたのもここの店長さんらしいです。
もはやステーキの味はどこかにぶっ飛んでしまい、店長さんと熱い熱いプロレス談義が始まりました。
壁一面にあるサインを描いた方のメンツが凄すぎました!超有名人ばかり。
ちょいと長くなってしまったので後編はまた後日。お楽しみに!(マニア大興奮ですよ!)
追伸:ちょっとした余談ですが、かつてロサンゼルス・レイカーズの大エースとして君臨していた「コービー・ブライアント」選手の「コービー」って名前は、日本の神戸牛の美味しさに感動しまくったお父さんが名付けたそうです。
ちなみに「コービー」って綴りは「Kobe」です。まさに神戸。
こんなに世界的有名なバスケ界のスーパースターが日本の神戸に関係しているって何だか感慨深いですよね?