徒然草

子供会の行く末は?

なかなか山口は梅雨入りが宣言されません。果たして梅雨入りするんでしょうか?もう6月も半ばを過ぎております。

まずはこの話題から。

今年のNBAファイナルは面白かったですね!興味のない方もたくさんいると思いますが、どの試合も好試合でした。

ついにウォリアーズ王朝が倒されました。しかもその倒した相手がまさかのトロント・ラプターズ。私が愛してやまないサンアントニオ・スパーズから電撃トレードで移籍したカワイ・レナードの大活躍により、初めてカナダのチームに優勝トロフィーが渡りました。おめでとうございます!

しかし今回最も残念だったのが、ウォリアーズの得点源だったデュラントとトンプソンが試合中の大怪我で、来シーズンを棒に振ってしまった事です。

バスケに怪我はつきものです。特にこんなハイレベルで試合をするならなおさらです。デュラントはアキレス腱断裂、トンプソンは前十字靭帯断裂。来シーズン中の復帰は難しいとのこと。

特に彼らは今年FA宣言できる年で、さらなる大型契約を求めて移籍することも可能でした。彼らはプロです。自分の価値を知りながら、必要とされるチーム、優勝を目指せるチームに移籍できる大チャンスのシーズンになるはずでした。しっかり治療&リハビリして、また元気な姿を是非とも見せてください。応援してます!

 

今回はまだ残っていたGWネタ。これで最後です。

長かった連休最後のイベントは、高千帆校区の子供会対抗フットベースボール大会です。

なぜこの時期に?なぜ連休中に?と、疑問に残ることはいくつかありますが、せっかくなので練習からずっと参加していました。

さほど運動神経が発達していない息子。走るのも、蹴るのもそれなりのレベルって感じです。でも一所懸命さだけは感じることができました。

参加チームは予想通り4地区程度。そりゃそうです。GW期間中に日本人の35%が旅行に出かけたらしいですから。

開催されたのは5月5日のこどもの日。翌日6日もお休みでしたが、自分は休日診療所担当日だったので、連休のイベントはこれが最後です。スポーツ日和のカラッとした晴天で、爽やかな日曜日でした。

息子は低学年の部で試合出場です。

最初はファーストを守っていました。同級生の女の子がヒットで出塁。もともと大の仲良し友達だったので、試合に関係なく談笑しておりました。戦う気持ちはすでに二人とも欠如しております。

この試合の前に行われた高学年の部の試合はかなり白熱していたんですけど、やはり低学年の部の試合はのーんびり。だって皆さんルールを全然理解しておりません。

思えば我々の少年時代、プロ野球がめちゃくちゃ盛り上がっていました。

テレビをつければ巨人戦。特に昭和50年代はジャイアンツとカープがめちゃくちゃ強い時代で、何度か広島市民球場に足を運んだことがあります。

それだけ身近に野球があり、ルールなんて自然に覚えてしまいました。誰からも野球のルールを教わったことはありません。それくらい「野球」というものが生活の中に馴染んでいました。

しかし今、子ども達、特に低学年の子どもなんて野球のルールはさっぱりわからないようです。

しかも私はファミコン世代。

特にこのファミスタはやりまくりました。ゲームの中でさらに詳しく野球nルールを学びました。

ファミスタ、懐かしいですね。まさに名作ゲーム。最新版もまだ発売されていますから。私の幼少期にはまだ版権や肖像権が厳しく、プロ野球界の許可が出なかったこの時代。「クロマティ」が「くろまて」、原辰徳が「はらたつ」、桑田真澄が「くわがた」でしたから。

うーん、今見ても懐かしいです。

野球やフットのルールは全然知らない。そんな中でのフットベースボール大会です。まず何よりもボールを蹴った後にランナーをアウトのすることが出来ません。打者の方も、いざボールを蹴った後、どこに走っていいかも知りません。結局毎回、毎回内野安打で満塁になり、そして打者がぽこんと当てただけのサードゴロを目の前で捕球し、そしてホームベースまで走って踏んでアウトにするパターンばっかり。ま、仕方ありません。時代が違うんですよ、時代が。

ピッチャーの女の子が全然ストライクを取れず、どんどんとランナーがたまり、監督がついに投手交代を告げました。で、誰が出るかというと、完全なる立候補制。当然誰も投げたがる人はいません。

ということで、ほぼ強制的に、無理やり我が子を投手にさせました。本人はかなり拒んでいましたが、いざ投げるとこれが案外イケておりました。

それなりの球速で、しかもコントロールもまずまず。ストライクを取ってました。意外な才能を発見した私。とりあえず写真を撮りまくりました。インスタ映えです。インスタしてないですけど。

そして結果がこれです。

乱打戦となるため、得点が普通の野球の点ではありません。

ただ、今回の大会で一番気になったこと。それは参加チームの少なさです。この広い高千帆校区にはまだまだたくさんの地区があります。だってこのご時世で1年生なんて4クラスもあるんですよ、4クラス。学校医をしている私も大変です。

でも全然参加がないそうです。そりゃそうです。GWの後半、しかもこどもの日開催ですよ。いざ実際に参加すると、これがまた面白いのに・・・

最近では「子供会」というものの存在自体が危ぶまれているみたいです。参加しない家族も沢山いるそうです。今回初めて知りましたが、集団登校の班って子供会で決めるそうですね。地域差はあると思いますが。

今流行りの「個人主義」。私が大っ嫌いな言葉「個人主義」。だって世の中って人と人が支えあって成り立っていると思いませんか?あれ、なんだか武田鉄矢さんみたいな言葉ですね。医療だってそうです。色々なスタッフが団結して仕事するためいい仕事ができるんです。個人で戦うより団体で挑んだ方が断然楽なのに。

おそらく私みたいな考えを持つ人は少数派です。

「今日は早めに仕事終わったから飲みに行こうぜ!」って叫んでいた時代は既に過去。今では立派なパワーハラスメント、アルコールハラスメントになってしまいます。なんだか息苦しい世の中です。

少子化の世の中。今後の子供会の行く末が心配です。

ちょっと愚痴っぽくなってしまったので愛娘のお話を。

高千帆小学校は山の上にあります。当然車で行くことは出来ないので徒歩で行きましたが、遅れて登場した娘はなんと三輪車。この山を妻が押してあげたってことです。

もはや番長。女番長です。

カメラを向けると、すぐにおどけたポーズをとってくれる可愛い、可愛い娘。

今回はバレリーナ姿を披露してくれました。

色々あったGWでしたが、まず何よりも家族全員でゆっくり過ごせたことが一番嬉しかったです。今後10連休か訪れるって二度とないことでしょう。旅行に行きたかった気持ちはありましたが、渋滞の全くない我が山口県でのんびり出来たのも良かったです。

素敵な連休を大好きな家族と過ごせただけで幸せです。(お金もかかんなかったし・・・)

 

追伸:最後もマニアックバスケネタ。

ペリカンズの大エース、デイビスがレブロン率いるロサンゼルス・レイカーズに電撃トレード!

これだからアメリカは面白い。

こんなトレードが頻繁に起こっています。巨人の坂本と西武の山川がトレードされるようなものです。こんな発想、日本の文化ではまず根付くことはないでしょう。こうしてNBAが活性化していくので面白いんだと思います。