桜の開花宣言も近づいております。この時期は送別会があったり、会議が多く、しかもアレルギーの季節。かつては転勤ばかりで引越しの準備に追われていた3月。やはり春は嫌いです。
まずは何と言ってもこの話題から。
あまり有名なお話ではありませんが、今夏に開催されるバスケW杯に日本が出場します。10年以上前からずっと出ていませんでしたから、これは大快挙です。
で、先日予選リーグの相手が発表されました。
アメリカと当たれば面白いなって思っていたら、なんと日本の上にUSAの文字が!なんということか!
アメリカは当然バリバリの世界ランキング1位です。NBAのプレーオフが終わったばかりで、選手の疲労蓄積やFA選手の動向で忙しいオフシーズンのため、主力級の選手は数名来ないと思いますが、それでも現役NBA選手、その中でもスーパースター達が何人も出てくるでしょう。レブロンやデュラント相手にどう立ち向かうか・・・
カモン!ベイベー!アメリカ!
もうDA PUMPばりに頑張るしかないですな!(絶対に勝てないと思いますが。)
今回はちょっと前のお話になります。息子が所属する体操教室主催で行われたマラソン大会のお話です。
今年は暖冬でしたが、珍しく雪が降ったその日、息子のマラソン大会が開催されました。しかも雪の多い山口市佐山で。
駐車場の混雑を避け、ちょっと早めに会場入りした我々。まだ手付かずの雪がたくさん残っていました。
お寺の屋根からズルズルと落ちてくる雪を避けながら遊んでいた元気な息子です。
雪が降って喜ぶのは、犬と息子と私。庭を駆け回るあの歌の通りです。
息子の友人たちも続々と集まり、当然大はしゃぎする子ども達。
エキサイトして熱くなった息子はついに上着を脱ぎ、そして素手で雪をかき集め、小さな雪だるままで作ってみせました。父親以上に寒さに強い息子です。見ているだけで震えがきてしまいます。寒そう。
さぁ、出走です!
雪解けでドロドロのグラウンドからスタートです。もう靴はグチャグチャでしたが、子供らしくていいんじゃないでしょうか。
ちなみに息子は私に似て、あまり足の速い方ではありません。しかもスタミナ不足のためマラソンは特に苦手です。それでも一生懸命走る息子の姿に、毎年のことながら涙してしまう私。カメラ撮影ポイントで必死に息子を応援しました。
最後の方はかなりキツそうでしたが、私が「あと少しだ!ラストスパート!頑張れ!」と応援すると、一段ギアを上げた息子が最後の爆走を見せてくれました。
よく頑張りました。父は感動しました。
結果は26位くらいだったと思います。60人くらい走っていたので、半分以上の成績でまずまずだと思いますが、全然納得できず、悲しい顔をしている息子。
この大会に向けて何度かマラソン練習をしていただけに悔しかったんでしょう。
でもその悔しさを知るってとても大切なことです。まだまだ自分より上の人間がいる、まだまだ努力が必要だと、改めて感じてくれたら、それは大きな収穫だと思います。
しかしこの話には小さなオチがありました。
実はマラソン前に、息子と妻がこっそりと約束を交わしていたそうです。
「昨年より順位が上がったらゾイド買ってあげる」と。
まさに目の前に餅をぶら下げて走るという構図そのもの。息子の悔しがる表情は大好きなゾイドを買ってもらえないというショックからだったみたいです。
でもそれはそれでアリだと思います。報酬があるから頑張る、頑張ったらプレゼントをもらえる。走るには立派な動機だと思います。一生懸命頑張ったので、お父さんがこっそり買ってあげようかなって思ったけど、息子が「また来年頑張るから、順位が上がったら買ってね!」という、しっかりとした面持ちで話す息子を見て、こいつは将来、絶対素晴らしい男になる!と確信した、親バカ全開の私でした。というわけで、ゾイドはお預け。
帰る頃には機嫌も直り、最後まで雪で遊んでいた息子でした。
頑張ったご褒美に、息子の大好きなはま寿司に行って、男二人の熱いランチタイムとなりました。
来年もおそらくこのマラソン大会に参加すると思いますが、息子以上に周りの子ども達の足の速いこと、速いこと。これって練習したから追いつけるスピードではないなって、心の中で思いましたが、息子はまた来年に向けてトレーニングを開始するみたいです。私はずっとずっと息子を応援し続けます。そして今年以上の順位をゲットできることを心から信じております。
私が思った以上に負けず嫌いの息子を見て、息子の将来は明るい!と勝手に思い込み、できれば小児科医になってほしいなって願望もこっそり抱きつつ、息子の成長を温かく見守っていこうと思います。
今回は親バカ全開投稿でした。
追伸:最後もマニアック談議。
実は私、かつてF1の大ファンでした。数年前に復帰したHONDAエンジン。昨年まではトラブル続きであまり結果は芳しくありませんでしたが、今年は強豪チーム、レッドブルにエンジンを供給したHONDA。
悪評を覆す、まさかの開幕戦3位の表彰台ゲット!しかもフェラーリよりも順位は上です。上位2名はメルセデスチームで、まだまだ強さ健在ですが、HONDAが対等に戦えることを世界に証明した、素晴らしい結果です。
かつては、マクラーレンホンダとして、世界を席巻した時代がありました。
アイルトン・セナとアラン・プロストの2大エースを要した時代は16戦15勝というものすごい成績でした。
こうしてまたHONDAが復活し、世界にその存在をアピールでき、そして業績も上がれば、またかつてのような素晴らしいスポーツカーを発売してくれることでしょう。
最近のHONDAはSUVやミニバン、軽のN-BOXシリーズばかりが売れて、そこばかり強化しているので面白くないメーカーになっていました。
時代に逆行するかもしれませんが、またいつか、HONDAが世界に誇る名車、インテグラtypeRとか、S2000みたいな車をもう一度復活させてほしいです。特にS2000の後継車が出れば絶対に買います。妻の反対を押し切ってでも買います(たぶん)。
余談ですが・・・
F1チームでずっと好きだったのは「ウイリアムズ」です。
特に大好きだったレーサーはこのナイジェル・マンセルです。ちょび髭がちょっとかわいい彼ですが、運転は荒々しいながらにとてつもない速さ。今でも大好きなレーサーです。
そのほかにもウイリアムズに所属していたパトレーゼとかブーツェン、ヴィルヌーブ、ヒルなんかも大好きです。
うーん、超マニアック・・・