インフルエンザ流行中です。今のところ罹患した皆さまの重症感はなさそうさけど、やはり怖い病気です。手洗いうがいの励行と、人混みを避けることが重要です。
今回はちょっと遅くなりましたが、11月に開催された「日本医師バスケ大会」の思い出話です。完全に内輪ネタです。かなりの長文になります。興味のない方はスルーしてください。
今年もこの季節がやってきました。毎年恒例の「日本医師バスケットボール大会」。年に1回のお祭りです。当然私は熊本大学チームで出場です。今年は福岡開催ということもあって、例年になく参加人数が多いことはわかっていたので少し余裕があります。これまでは5、6人のギリギリで戦っていましたから。
今回は山口から近かったので、自分の車で向かいました。気合の前日入りです。木曜日の午後、クリニックは午後休診でしたが、県庁で会議を済ませ、そのまま福岡に向かいました。
福岡市内に入ってまず驚いたこと。それは大渋滞です。帰宅ラッシュだったのはわかりますが、せっかくお金払って都市高速に乗ったのに、まさかの高速道路が渋滞しているとは。一応平日ですよ、平日。もう2度と車で福岡に行かないと誓いました。だって厚狭駅から新幹線で36分で博多駅着きますから。
前日夜は、バスケ部の後輩とサシ飲みすることが決まっていました。色々と悩みの多い後輩(M田)と一緒にゆっくりと語り合いました。
福岡在住の後輩がチョイスしたお店は「タンテール富士」。かなり渋いお店で、しかも店長と思われる方のキャラは超強烈でしたが、めちゃくちゃ美味しい料理ばかりで感動しました!
前回も福岡で飲んだ時、同じことを感じましたが、やはり福岡の料理は本当に美味しいです。しかも結構値段が割安。山口で食べる時より2割くらい安い印象。人混みだらけの都会は大嫌いですが、やはり都会には美味しいものが揃っています。競争が激しいんでしょうね。
特に2枚目の写真のお肉はトロトロで柔らかく、あと3個くらい余裕で食べることができそうでした。結局閉店近くまで二人で飲み続けました。一応翌日朝イチで試合が入っていたので、濃いお酒は避け、ずっとハイボールを飲んでいました。ま、結局ハイボールでも多量に飲んだのでかなり酔いましたけど。
一応一次会でお開き。自分はそのあとホテル近くのコンビニで缶チューハイを買って帰りましたが、後輩はその後一人でワインバーと焼肉店をはしごしたそうです。やはり頭のおかしい二人でした。
今回の会場は糟屋町にある「かすやドーム」でした。ちょっと田舎の方でしたが、これがまたいい感じのロケーションで。試合開始2時間前に到着してしまった私は、裏にある綺麗な公園を散歩することにしました。
話は前後しますが、試合当日の朝に選んだ朝食は「吉野家」です。これには理由があります。一番最初に参加した医師バスケ大阪大会の時、試合前に食べたのがこの吉野家の牛丼です。しかも先輩(O鶴さん)と調子に乗って牛丼お代わりしてしまい、試合中に吐きそうになった思い出があります。そのことがずっと頭に残っており、医師バスケ試合前にはなぜか吉野家に行くという勝手な自分ルールが出来上がっています。懲りない私。あ、お代わりはしていませんよ。
ちなみにこの大阪大会は2006年でした。それからずっと今まで休むことなく連続出場を果たしている私。熊大バスケ部で最長記録となります。自慢です。
試合会場裏は大きな池があり、周りには綺麗なお散歩コースが整備されていました。どこかのサッカー部チームがマラソン練習をしてたり、親子連れで散歩していたり、野鳥観察所で写真を撮られている方がいたり。市民の憩いの場になっているようです。自分の周遊コース2kmをしっかり歩ききりました。
会場内はこんな感じ。綺麗な体育館です。
試合会場に徐々に集まり始めた熊大メンバー。皆さんそれなりに調整してきたみたいで、試合前のアップから結構動けておりました。で、自分はというと、11月って仕事がめちゃくちゃ忙しいことに加えて会議、会議のオンパレードで、心身ともに疲弊していた疲れマックス状態での参加。これは完全に言い訳になりますが、私は明らかに調整不足。昨年と同じようには動けそうにありませんでした。でも今回はメンバーが多かったのであまり心配していませんでしたけどね。
さぁ、試合開始です!第一試合の相手は高知大学でした。今回が初めての対戦です。試合前に得意の情報収集を敵チームから集めてきました。っていうか本人たちに直接話しかけて聞き出しましたけどね。私の得意技です。
数名のおじさんメンバーがいましたが、基本的には20代、30代前半あたりの若者中心のチームでした。最初から苦戦の予想。だってこちらのチームの平均年齢はついに40歳越えとなりましたから。若手がなかなか参加してくれないので、どんどん高齢化が進んでいる熊大チームです。
試合はなかなかの好ゲーム。一進一退の攻防が続きました。熊大チームは各選手が満遍なく得点を取り、バランスよく展開していきましたが、如何せん相手の若者たちのシュート確率が高く、ずっと僅差のままの展開となりました。
試合の当初はこの爽やかな笑顔で過ごすことができましたが・・・
試合後半になると笑顔が消え、だんだんと余裕がなくなってき熊大軍団。やはりここが40歳超えの限界点なんでしょう。自分の目も半分死んでいます。この写真の一番左に写っている彼(M藤)が大活躍してくれました。あまり練習はしていないそうですが、要所要所でゴール下やハイポストからのシュートを決めてくれました。現役時代、私は彼の控え選手でしたから。しかも彼はハンサム。今回遠方から駆けつけてくれた元マネージャーさんや女子部員も「M藤ってやっぱりかっこいいよね!」とキャーキャー言っております。悔しいけど反撃する体力も気力も無くなってしまった43歳の私。
試合はこのままこう着状態が続き、最後の最後は例のM藤の逆転シュートでまさかの1点差で勝利!これまでの熊大の伝統としては、僅差の試合ではまず負けていました。1点差で負けたことは数限りなく。でも今回は勝ちました!昨年は5人だけで挑んだ試合だったので、連敗してしまいましたが、今回は久しぶりに勝利の味を噛み締めました。悔しいけど、M藤、ありがとう。君のおかげだ。これで女子のハートは彼に釘付けとなってしまいました。私は笑い担当のままです。昨年は得点王だったのに。(繰り返しになりますが)悔しいです!
相手チームの方もなぜか一緒に記念撮影。今思えばとても爽やかな方々ばかりで皆さんジェントルマンでした。試合中も荒れることはほぼ皆無。結果として素敵な相手に出会えたことに感謝感謝です。ただ、若者のディフェンスが結構タイトで、私の得意なハイポストにポジションをとると、ことごとくダブルチームで潰してきた大人気ないプレーだけは勘弁して欲しかったです。
こうして初日の試合は終了しました。最近はこのエンジョイリーグ(Eリーグ)にチームとして参加できる大学が減ってきたので、試合数を減らされ、個人参加の合同チーム試合が数試合増えてしまったこともあり、ここ数年は大会で2試合しかできません。ま、高齢者が集まったチームなので2試合くらいがちょうどいいのかもしれませんね。参加メンバーも減ってきたし。
でもこうしてずっと一緒にバスケをできるメンバーがいるって本当に幸せなことだと思います。みなさんとっても偉くなって、論文もバンバン書いたり、海外に留学していたり、みなさんのキャリアは凄いです。
でもこの大会に参加した瞬間、あの当時のお馬鹿をしていた熊大バスケ部の雰囲気に一気に戻ります。かつて先輩が「この大会はおじさんたちの修学旅行だ!」と明言を残してくれました。まさに修学旅行です。
どんなに偉くなっても当時の先輩後輩の間柄は変わりなく、とても素敵な時間を、しかもとてもリラックスして過ごすことができます。しかもバスケができるという喜び。単なる飲み会だけの集まりだとこんなに盛り上がれないのかもしれません。やはり皆、バスケットボールが大好きなんだな、いや、熊大医学部バスケットボール部が大好きなんだなって心から感じてしまいました。
まぁ一番愛情が深いのは間違いなく私ですけどね。
長くなってしまったので、第一話はこれにて終了です。お次はこれまたお楽しみの飲み会話。熱い熱い博多の夜のお話となります。次回も内輪ネタでマニアックネタとなりますがご容赦ください!
いつもの決め台詞・・・
熊大最高!熊大バスケ部最高!!
追伸1:このブログ投稿サイトが少しマイナーチェンジしてしまったので、文章の中に写真を挿入することが難しくなりました。チョット読みづらいかもしれませんがご勘弁を。
追伸2:少し余談です。
ついにあの吉田沙保里選手が引退されました。
やはり吉田選手といえば、これ。
素敵なお相手と結婚することを切に願っております。
これまでたくさんの夢をありがとうございました。お疲れ様です。で、自分の年齢を考えると、そろそろ引退時期なんでしょうね。同じ年の川口能活選手も引退しましたから。年は違うけど中沢選手や楢崎選手も引退しましたからね。
一応、還暦までバスケットボールを続けるのが夢です。