徒然草

メカ生命体ゾイド(マニアックな話題)

いよいよ年末です。今年1年もあっという間でした。まだインフルエンザの流行が小規模のため昨年末ほどバタバタしておりません。

息子が希望したクリスマスプレゼントなんですが、なんと「日本の歴史」の漫画が欲しいと。ドラえもんか何かをテレビで観ていた時にCMがあって興味を持ったみたいです。

まさかの勉強グッズ希望!私は猛烈に感動して、すぐに調査しました。色々な出版社が発刊していましたが、やはりここは自分も読んだことがある小学館のヤツがいいだろうと思い、すぐに本屋さんでフルセット購入しました。

まだあまり読んでいないみたいですが、こうやって知的好奇心を満たすことは本当にいいことだと思います。我が子ながら感動しました。あ、親バカです。

ま、おばあちゃんにはしっかりゾイドのデスレックスを要求していましたけどね。

娘のプレゼントは今流行りの「へんしんバイク」です。「これだと三輪車や補助輪自転車を買うことなく、一台で自転車に乗れるようになります!しかも30分で!2台買わなくていいからお得ですよ!」と、お店の人に勧められて即購入しました。女性店員の押しに弱い私でした。果たして娘は自転車に乗れるようになるんでしょうか?

 

今回は年末にふさわしくないマニアック談議です。興味のない方はスルーしてください。

みなさん、ゾイドって知っていますか?

私が幼少期に結構ハマったおもちゃです。メカ生命体というキャッチコピーですが、恐竜の格好をしたロボットと言ったほうがわかりやすいかもしれません。しかもゾイドがすごいのは、電動でリアルに動くことです。しかも結構な大きさで、迫力満点です。

私が小学校低学年の時に購入した最初のゾイドがおそらくこれだったと思います。マンモスの格好をしたゾイドです。

基本的には接着剤を使わず、ゴムキャップみたいなもので固定するため、作成時間もさほどかかりません。

いざスイッチを入れると、四足歩行はもちろんですが、尻尾や鼻がウニョウニョと動きます。耳も動いたような気がします。単なるモーターだけの動力源ですが、物理的な構造を利用してリアルに動きます。この動きを見ているだけで結構感動します。

このゾイドにはまっていた時、とっても素敵な事件が起こりました。

当時のゾイド軍団の中で最強と言われていた、ティラノサウルス型のゾイド。そのなもゴジュラス。

ん?それってゴジラ?ひょっとしてティラノサウルスをモチーフにしたんではないの?今文章書いてて35年ぶりに気づきましたが、そんなことはどうでもいいんです。

このゴジュラスがなんと、チューインガムの袋を何個か集めて応募したら見事一等で当選したんです!すごいと思いませんか?これ以外にチビゾイドも当たりますが、この景品類の中で一番がこのゴジュラスでした。「当選は商品の発送をもってお伝えします」ってヤツを見事に体験してしまった私。今でもその時の記憶は鮮明に脳裏に焼き付いています。めちゃくちゃ感動しました。確か日曜日の朝だったと思います。

なぜ今更この話題?と思われる方もおられるかもしれません。

実は最近、このゾイドが「ゾイドワイルド」になって再びテレビ放送されているんです。

息子がそれにかなりハマってしまい、ずっと定期録画して楽しそうに視聴しております。

前述しましたが、今回のクリスマスにもらったゾイド、デスレックスは12月に発売されたばかりの最新ゾイドで、このゾイドワイルドの世界の中で今のところ最強ゾイドなんです。

デスレックスは敵役のゾイドです。

見ての通りかなりの極悪ヅラです。ゾイドを丸々一匹飲み込んで、口の中のドリルで破壊するそうです。しかもその破壊したゾイドの能力まで手に入れることができるとか。

うーん、怖い。怖ずぎる。

実際にこのデスレックスを息子と一緒に作ってみました。

ゾイドワイルドの中で、乗り手と同期した時、「本能解放」という超攻撃的なモードに変形します。

このデスレックスの本能解放は、体の側面についているデスジョーズという爪か牙かよく分からないトゲトゲが口の方にガバッと移動し、しかも口の中にあるウブラドリルというのが激しく回転します。これを使ってゾイドを粉々にするようです。

完成してスイッチを入れた衝撃の動きを披露してくれました。

二足歩行でしばらく前進したと思ったら、突然立ち止まり、デスジョーズが口元にきて、口がガバッと開き、そしてウブラドリルが赤く光ってくるくると回ります。すごいです。この動きはすごいです。単三電池二本だけで動き、しかも動力源は単なるモーターにしか見えませんが、どうやってこれをプログラミングしているんでしょうか。しかも当然尻尾も動き、背中のウイングも上下に動きます。このギミックは本当にすごいです。単なるおもちゃですが、久しぶりの本格的ゾイドの動きに心を打たれた私でした。

こんなおっさんのために生まれたような高級ゾイドもかつて売られていたそうです。その名もマスターピース。

現在は販売中止になっているそうですが、当時の価格で1万3千円。子どもが買うおもちゃの値段ではありません。

この「セイバータイガー」が本当にカッコよく、息子と一緒にネット動画を見ながら「これいいよねー、超かっこいいよねー」と話していました。スタイルはもちろんですが、動きも細かくて、まさに惚れ惚れするゾイドです。

アマゾンや楽天ショップで調べてみましたが、やはりプレミア価格になっており、現在では4、5万円近くで取引されているようです。とても買う気にはなれない値段です。いつか再発売される日を心から待っております。息子と共に。

やはり時代は変わっても、子供が喜ぶおもちゃって不変なんですね。息子のゾイドをまじまじと観察しながら、今でも心がウキウキしてしまった43歳でした。

ネットで面白い記事を見つけました。

発売元であるタカラトミーの社内企画で「俺の私のゾイド」って言うお遊び企画です。数々のアイデア面白ゾイドがありました。

このゾイドなんてワンカップ大関にウコンの力を背負っています。もはや何が原型だったのかも分からないくらい跡形もなくいじられています。

まだまだ面白い作品がありました。

サソリ型のゾイドが天ぷらにされていたり、天丼になっていたり。

まぁ、これを作った会社の方々が作った作品だから、誰からも文句を言われることはないですよね。ちょっと可哀想なゾイド達ですが、思わず笑ってしまいました。

もう少しあります。

ラッパーになったゴリラも笑いました。

中でも私が一番笑ったのがこれです。単なるサソリ型ゾイドの展示ですが、その下に置いてあるレコードが、まさかの美川憲一の「さそり座の女」で、よーくみてみると、「女」の字が「ゾイド」に変わっています。ものすごいハイセンスです。仕事のお昼休みに一人で院長室で爆笑してしまいました。

今回はかなりマニアック談議でした。やはりおもちゃって楽しいですね。何歳になっても楽しめるってとても素晴らしいことです。いずれは「ニンテンドースイッチを買って!」と言う日が来ると思いますが、スイッチって結構高価ですよね。息子に買うくらいなら自分が欲しいです。

(いつまでも大人になれない私でした・・・)

 

追伸1:よゐこの濱口さんが無人島で結婚式をしたそうです。

なんだか微笑ましい話題で心が温まりました。神父さんも手作り感満載です。

最近暗いニュースが多かったので、たまにはこんなニュースがあってもいいなって思いませんか?

果たして来年はどんなビッグニュースが飛び込んで来るでしょうか?明るい話だったらいいですね。

追伸2:自分用のクリスマスプレゼントに購入したのは新しいバッシュです。

憧れのジョーダンブランドですが、定価が高かったので、クラアランスセールまで待っていた私。見事、30%引きでゲットしました。

最近は機能より見た目重視でバッシュを選ぶ私です。いいんです。43歳だから。