徒然草

久しぶりの広島旅(その2)

12月も後半を迎えましたがまだ大きな寒波が少ないような気がします。スキーの季節なので、どんどん寒くなって雪が降ってほしいですね。息子も今年はスキーを本格的に習いたいとのこと。インフルエンザの方もパラパラと散見されるようになりました。皆さん、お気をつけて。

まずは景気の良い話から。

我がジャイアンツの菅野投手が契約更改を行いました。

実は私、この契約更改はかなり注目していました。というのも2年連続MVPの丸選手がやってきましたが、彼の年棒を菅野投手が越さないと、他のメンバーのモチベーションが下がると思っていたからです。

さすがにそこは空気を読んだみたいで、なんと彼の年棒は6億5千万円也!すごい額です。あの松井秀喜選手を超えたそうです。素晴らしい!ま、彼の今シーズンの成績なら当たり前の評価額です。

ちなみに丸選手と、キャプテンをしている坂本選手の年棒が同じくらいになりました。これがちょうどいいバランスです。フロントもいろいろ考えたんでしょう。

それにしても我が巨人軍の補強はまだまだ続いているみたいです。これで来年優勝できなかったらちょっと寂しいですね。原監督の責任も問われそうです。

 

今回は広島旅ネタ第二弾です。

まずは前回から引き続き、海鳥居の話から。

間近で見る鳥居は思った以上に大きく、その荘厳な姿に感動しました。船の中から見ると小さく見えますけど、実際に真下で見るとすごい迫力です。まさに世界遺産!

柱の下にびっしりついたフジツボもまたいい感じ。干潮の時間しか下に降りることができないので、偶然とはいえ超ラッキーな我が家でした。これでもっともっと幸せになれそうです。今でも十分幸せですけど。

鳥居と戯れた後、本来の目的地、宮島水族館に向かいました。

久しぶりの宮島水族館です。ここに来たのは何年振りでしょうか?

リニューアルされたばかりの水族館はコンパクトながら小綺麗な感じです。

早速我々を出迎えてくれたのは牡蠣の養殖姿を再現した水槽です。こんな感じで養殖されているとは。

でもそれ以上に気になったのは一緒に泳いでいる美味しそうなイカたち。

美味しそうな牡蠣とイカ。まさに夢のコラボレーション!これだけでお酒がグイグイ飲めますな。水族館に行っていつも「どの魚が美味しいかな?どんな料理が合うかな?」と考えてしまいます。お魚たちに失礼ですよね。不謹慎な私です。

実はこの旅行期間中、憎っくきカープとソフトバンクの日本シリーズの真っ只中でした。当然、地元広島はカープ優勝モード一色。

今更ですが、ジャイアンツを心から愛している私にはこのお祝いムードが苦痛でしかないです。しかしこれが現実。この悔しさをバネにして、来シーズンこそ、我が巨人軍がカープをボコボコしてくれることを願っております。

しかし息子はお構いなし。しっかりと記念撮影させていただきました。

悔しいけど、このカープ優勝コラボネタは結構面白かったです。

タコがカープのコップに入っていたり、応援用のメガホンに小さな魚たちがまとわりついたり。

地味な演出ながらちょっと笑ってしまいました。

ま、来年はこんな企画もできなくなるでしょうけどね・・・多分・・・(ジャイアンツ大丈夫かな?)

ここは小さな小さな水族館ですが、さすがは最新式。まだまだ凝った演出がたくさんありました。

感動したのはこの「ペンギン散歩」です。ただ廊下を数メートル歩いて往復するだけですが、間近に見るペンギンはとってもキュートでした。

私の大好きなカワウソが廊下の上に設置してあるチューブを行ったり来たりしている姿にも萌え萌えでした。

ただ、水中でのカワウソの動きの速さが半端なく、何度も可愛い写真を撮ろうと努力しましたが、いずれもカワウソの速度についていけず、ブレブレの写真しか撮影できませんでした。残念。

息子がハマったのは、前回もそうでしたが、手の角質などを食べてくれる「ドクターフィッシュ」です。

たくさんの子供たちが手を入れていましたが、なぜか息子の手に多くの魚が群がっていました。どんなに汚い手をしているんだろう?と爆笑してしまった私。

最後にアシカショーを観ました。

狭い敷地のため、大きなイルカプールなんて作ることもできず。しかしこの小さなプールで繰り広げるアシカショーはとっても楽しかったです。芸人さんのような二人が絶妙な駆け引きを行い、しかも観客参加型のアトラクション。なかなか考えられていました。このショーはオススメですよ!

やっぱり家族旅行って本当に楽しいですね!

何よりも子供たちが楽しんでくれます。現実的には子供たちに振り回されてばかりだけど、こんな素敵な笑顔をしてくれるなら、これからもどんどん旅行に行こうって思ってしまいます。疲れまくるけど、これって幸せな疲労感です。

見聞を広めるために海外旅行なんかもいいけど、まだまだ日本には素敵な場所がたくさんあるし、行っていない場所もまだいっぱいあります。自分の一番行きたいところは東北地方で、奥州平泉とか山形とか行ってみたいです。息子は青森大間でマグロを食べたいとのこと。まだまだ行きたいところ多数。秋田在住の友人にも家族を連れて会いに行きたいし。

宮島水族館はいいところでした。小さな水族館だし、フェリーの桟橋から結構な距離を歩くけど、行く価値あると思いますよ。

私がこの水族館で一番好きだったのはこのウーパールーパーです。我々世代なら誰でも知っているスーパースターです。

しかし実際にこの歳になって冷静に顔を眺めて見ると、結構グロテスクなツラをしています。ま、彼らもしょせん両生類ですから。見るからに肌もヌルヌルして気持ち悪そうです。

小学生の頃には「可愛い!」と連呼していたのに。もしかしたら同時期に流行したエリマキトカゲも間近で見ると怖くて気持ち悪いかもしれません。「わくわく動物ランド」の千石先生を思い出してしまいました。

あ、千石先生って知っています?うーんマニアックな締め!

 

追伸1:タチウオって縦に泳ぐって話は聞いていましたが、実際に縦泳ぎしているタチウオを見て衝撃を受けました。

刀に似てピカピカしているから「太刀(たち)魚」と呼ばれていますが、縦に泳ぐから「立ち魚」とも呼ばれているとか。

実際にこの姿を拝んだのは生まれて初めてです。家族は誰も感動していませんでしたが、私だけ一人大騒ぎ。

タチウオって食べると美味しいし、素敵な魚です。

追伸2:先日開催された同門会で、入局当時に本当にお世話になった(叱り飛ばされた)恩師の先生方と再開できました。

皆さんはもう山口大学を離れていますが、当時は本当によく怒られました。特に教授や准教授にはこっぴどく叱られたし、何よりもめちゃくちゃお酒を飲まされました。とっても思い入れのある先生方で、この方々なしでは今の小児科医としての自分はありません。

「先生は昔から生意気だったからねー!」と、笑顔でお酒を注がれた時、ちょっとだけ涙が出てしまいました。先生方が今でもお元気そうで嬉しい限りです。私はまだまだ未熟者だから、もう少し怒って欲しかったなって今でも思います。当時は本当に怖かったですけどね。

ちなみに一緒に写っている彼は私と同期なんですけど、ずっと童顔で、研修医時代に二人で仲良く歩いていると、私に向かって「先生が指導医ですか?」と聞かれたこともありました。年齢は全く一緒なのに。

先生方、本当にお世話になりました。これからもお元気で!