徒然草

医師バスケの思い出〜その2〜

またまた台風が近づいてきました。もう11月になるというのに。

まずはこの話題。

プロ注目の清宮選手が日本ハム入り決定です。それにしても日ハムはくじ運強いですね。毎年毎年パ・リーグばかり有力選手を持っていくことが多いように思えます。

我が巨人軍も清宮選手を希望しましたが、一塁しか守れず、しかも足の遅い選手は我が巨人軍に不要。外れて良かったです。あ、負け惜しみではないですよ。今必要なのは小技のできる足の速いバッターで、守備のうまい選手です。さてどうなることやら。

 

今回も日本医師バスケ(2日目)に関するお話です。内輪ネタかつ、かなりの長文になりますので興味ない方はスルーしてください。

大会2日目。朝から熊本大学伝統の「朝散歩」の始まりです。学生時代からずっと続いている伝統行事ですが、元々の目的は朝にしっかり頭も体も目覚め、さらには朝食をしっかり食べるためだったと思います。

どんなに遅くまでお酒飲んでも朝散歩を欠かしたことはありません。今回は若手Vリーグ参戦メンバーも一緒でした。皆さん自主的に参加してくれました。伝統はこうして継承されていくのです。

今回は長良川すぐ横のホテルに宿泊したため、当然散歩コースは長良川の河原です。

毎年の朝散歩で必ず話題になるのが、後輩の「朝散歩で捻挫事件」です。

もう何年も前の話になりますが、香川で大会があった時、目の前にあった栗林公園に散歩に出かけた時にその事件が勃発しました。

なんと、公園前の工事現場で道路に空いていた小さな穴に足が落ち、まさかの大捻挫。もともと少人数で試合に出ていたのに、しかもスタメンのポイントガードだったのに、まさかの試合に関係のないところで大捻挫です。

怪我した本人も凹んだみたいで、「これくらいの怪我なら大丈夫です!試合に出ます!」と騒いでいましたが、話す先からどんどんどんどん足首がボッコリと腫れていました。アホです。

ということで、今回の朝散歩時も「怪我だけはしないように!どっかの間抜け後輩のようになるなよ!」と、みんなで冗談交じりに話していました。今回はその後輩も参加してましたけどね。

幸い今回は誰も怪我しておりません。

それでは二日目のバスケ試合話です。

2日目はまさかの第一試合。初日は最終試合で、二日目は一番最初。ほぼ連チャンでの試合でした。

年寄り軍団の体はガチガチで動けません。しかも相手金沢医大メンバーはほぼ20代ばかりでヤングなチームでした。

意外にもおっさん軍団の熊大も比較的足が動き、それなりにいい試合ができました。自分はというと、最初の2、3本ミドルシュートが綺麗に決まったせいか、相手のディフェンスが執拗に私をマークし、しかも3人で代わる代わるディフェンスしていました。そんな若者を振り切る力は私にはもはや残っていません。今回も休憩なしでしたから。

ここで活躍したのが、数年ぶりにバスケをしたという後輩でした。なんと10点も取りました。ま、私も負けじと10点は取りましたけどね。

ちょっと不完全燃焼気味の熊大チームでしたが、人の少なさはどうしようもなく、最後の最後まで人海戦術にやられてしまいました。後半の最後の方でメンバー総入れ替えするというずるい戦い方でしたが、熊大には効果てき面でした。最後は走り負けたって感じです。

今回も試合写真を撮ってくれる人はいないため、こんな試合後の写真しかありません。すんません。

今回の2試合の総評ですが、やはり速攻で点をバンバン取ってくれるエースの不在が大きかったです。彼だけで20点は取ってくれるし、おっさん相手だと速攻が一番効果的です。42歳のおっさん(私)が得点王ってのも結局敗因の一つでしょう。試合展開によっては勝てそうな2試合だったので、なんだかモヤモヤした気持ちのまま、今回の愛知大会が終了となってしまいました。

若手のVリーグチームは強かったです!第二試合は西医体の優勝チームである広島大学に僅差で勝利!なんとV3リーグの決勝戦に進出しました。

我々がVリーグにいた時はぶっちぎりのビリでV6リーグでしたからね。

Vリーグにはカリスマ性を持ったキャプテンがいます。プレースタイルはやや傍若無人ですが、試合中はもちろん、大会参加準備時期から積極的に関わってくれ、絶対的な精神的支柱でした。性格も爽やかでいい男です。

彼を中心にチームがまとまっていたため、強豪相手に勝ち進んでいったんだと思います。「笑いこそすべて!」がモットーの我がEチームとはスタンスが180度違います。

そんなVリーグリーダーも来年からオーストラリアに留学に行ってしまいます。彼の意思をしっかり継いだ後輩たちが、今後もこのチームを率いて戦っていきますが、私も陰ながら応援させていただきます。主に宿予約や宴会準備がメインですけどね。それも大事な仕事なんですよ!

さぁ、お待ちかねの観光話です。

試合後は恒例の健康ランド露天風呂で熱く語り合う時間です。今回の試合の総評と、現代社会の問題を真面目に語り合いました。

今回のテーマは「選挙と政治」でした。

その後後輩が食べログで見つけたきったない味噌煮込みうどんのお店に行きました。

やはり汚い店は美味い!というジンクス通り、美味しいうどんでした。山本屋本店が有名ですが、そこより断然美味しかったです。しかも値段が半分程度とリーズナブル。

今回は私がドライバーです。

先輩からの優しい許可にて、後輩たちは試合&温泉後にビールを飲みました。当然私は飲んでなんかいませんよ!

しかも後輩にビールを注いでいる先輩(私)の写真。見ただけで羨ましく思います。

ま、いつもはお酒ばっかり飲んでいる私なので、たまにはこんな気持ちになるのもいいかなって思います。

何よりも初めて通る岐阜の高速道路の運転が楽しみだったんですよね。どんな道があって、どんなサービスエリアがあって、どんな風景が待っているのか、そちらの方がずっと楽しみでした。お酒よりも。しかも運転するのはやかましいディーゼルエンジン搭載の商業用ハイエースです!

そういえば二年前の長崎大会の時は、私が運転する後部座席で先輩と後輩二人で酒盛りしてたのを思い出しました。しかも頻回のトイレ要求のため何度も何度もサービスエリアに止まり、その都度「おい、サービスエリアにお酒は売ってないのか?」と騒ぎ立てる面倒臭い先輩。すでに酔ってましたからね。

「高速道路のサービスエリアにお酒なんか売ってるわけないでしょ!」と冷静にツッコミつつ、健気にお酒を探しに行った私でした。

医師バスケ大会には毎回毎回色々な事件(楽しい思い出)が起こります。熊大バスケ部メンバーが集結すると何か相乗効果があるんでしょうね。普段山口県ではうるさくて面倒臭い男として目立ってしまいますが、熊大メンバーに混ざるといたって標準タイプ。皆さんとつるむとホッとします。

さ、本題に戻りましょう。

その後後輩一人を駅に送ってお別れ。いよいよ岐阜県を北上します。試合後の観光組は3名の精鋭部隊(私と5学年下の後輩2名)です。

試合後数時間のお話だけでもこの長さ。さすがにその後の観光記は次回にさせていただきます。

毎度のことながら、内輪ネタですみませんでした。

 

追伸:ここまできたらここでも岐阜ネタを。

我々が入ったうどん屋さんは本当に古臭くて汚い小さなお店でしたが大変美味しいお店でした。あ、お店の人すみません。

この時はビールを飲んだ後輩たちがおごってくれたので、私は一足先にお店の外へ。

お店の目の前にはものすごく立派な蔵があり、しかもよーく見ると喫茶店になっていました。

しかも店名が「リムジン」です!これは何か匂いますな!と、野生の勘が働いて、後輩無視してお店に突撃することにしました。

面白ネタがたくさん詰まってそうなお店には、ついつい突撃してしまう多動気味の私。

で、ドアを開けようとしたらまさかの定休日!この日は日曜日ですよ、日曜日。なぜお客さんが増えそうな日曜日に定休日?さらにこのお店に興味を持ってしまった私でした。悔しいです!

いやー、面白いですね、岐阜県。名古屋駅からわずか20分ちょっとでたどり着く秘境。また家族連れて再訪問しようと思います。日本にもまだまだ未開の地がたくさんありそうです。