俺ら東京さ行くだ！〜久しぶりの上京物語（前編）〜

11月に入ってずっといい天気が続きます。それにしてここまで雨が降らないと、この時期でも干ばつが気になります。取水制限とかにならなければいいですけど。

アメリカで中間選挙が始まりました。

大体中間選挙では与党苦戦がいつものパターンです。今回もバイデンさん陣営が苦戦しております。こちらの想像を絶するほどのインフレ状態なので、怒りの矛先が与党に向かうのは仕方のないこと。

バイデン大統領も80歳目前で、この状況は心身ともにしんどいでしょうね。今回の選挙ですが、「これは他国のことだから」って、日本人が無関心はまずいです。

アメリカの国政状況が変わると、今の金利政策がどうなるか全然違う道筋を辿るからです。

ただいま絶賛円安中。ドルだけが高騰を続けており、他の国の通貨は軒並み価値が下がっています。インフレ脱却が今回の最大の争点になっており、このままだと強気の金利アップを続けるアメリカ。もしこのままだと金利緩和政策を持続している日本の円の価値は下がり続けます。この選挙結果で、また大きな政策変換があれば日本にも多大なる影響が出ることは必至。果たして結果はどうなるか？

それにしてもアメリカ人はなんであんな下品で大馬鹿のトランプを支持するんでしょうか？共和党にもっとまともな政治家はいないんでしょうか？成金で超絶下品。話し方も頭が悪そうで、陰で悪いことばかりしている。自分勝手でわがまま。おそらく彼が大統領に再任すれば地球温暖化が加速するでしょう。だって自国のことしか考えないから。私はトランプが世界で一番嫌いです。ゴルゴ13が暗殺してくれることを願っております。

日本の経済界に目を向けてみましょう。

最近思うことですが、アベノミクスって果たして成功したんでしょうか？

株価は上昇したけどGDPは激下がり。

あえて強気の長期金融緩和を行い、長年日本でずっと続いていたデフレ（モノ価値や値段が下がること）から脱却させるために円安へ誘導していた初期段階はよくわかります。ただそれで日本の景気はどうなった？円安の速度も予想以上に速くなり、円安が激しくなると輸入に依存している我が国には大打撃で、特に一般市民にには「値上げ」という最も単純で最も辛い事実が突き刺さります。

自動車や半導体産業が強かった頃は輸出が盛んだったので円安は好都合だったでしょうけど今はどう？大手自動車会社は海外に工場移転し、円安のメリットは全然なくなりました。輸出業の衰退と相まって、今回の急激な円安は日本にとって大打撃です。世界の市場が「日本の価値が下がった」と公然に認めているようなものです。

果たして日銀黒田総裁の後釜はどんな政策をとる？アベノミクスって失敗じゃないの？って思ってしまう私。

値上げは何かとツラいです。

今回は久しぶりに東京に行った時のお話です。

１ヶ月以上前の話ですが、日本小児科医会の委員会会議が東京で執り行われるため、久しぶりに東京に行ってまいりました。このブログ内で何度もお話しましたが、私は東京が大嫌いです。それはなぜか？人が多いからです。しかも今回の会議の会場は新宿地区。大好きな新橋、月島、築地地区とは遠く離れております。

と言うことで、今回は会場近くの京王プラザホテルに泊まりました。いわゆる「京プラ」ってとこです。じゃらんを使って早めの予約を入れていたので、割安値段で泊まることができました。

夕方に到着し、いざ夕食でもって思ったら、ホテルに入ってるレストランがどれもこれも超高級店ばかり。都議や国会議員はいつもこんな豪華なディナーを食べているのかって腹が立ちました。有名なお寿司屋さん「久兵衛」も入っていました。無理、無理。

実は今回の東京旅で一度は行ってみたかった高級店があります。

全国展開している有名な高級焼肉店「叙々苑」です。

テレビなんかでしょっちゅうその名前を聞いておりましたが、田舎山口には存在せず。福岡や熊本にあるみたいですけどね。

あまりミーハーなことはしたくないけど、一度は食べてみてから評価しないとなって思い、いくつか店舗を探しました。この新宿界隈だけでも数件の叙々苑が存在します。まずそれにびっくり。

お値段の安い大衆焼肉店には行かないのか？東京人はって、勝手にイラッとしてしまいました。探せば色々あるんでしょうけどね。だってここは東京新宿。あの歌舞伎町のある新宿ですよ。ポン引きのお兄ちゃんに騙されてぼったぐりの詐欺居酒屋なんかに入ってしまえば大事件です。

ここは田舎もんならではの安全策を取り、有名店に行くのがベターだろうと判断しました。だって新宿ってほとんどこない街だから。

以前お話しした、私の大好きな芸人江頭さんが、「自分へのご褒美に叙々苑にいく」って話してたから、ずっと気になっておりました。芸人宮迫さんが経営している牛宮城にも行ってみたかったけど、流石に今回は突然のことだったから予約を取っておりませんでした。

東京在住の友人と、いざ叙々苑へ！

人生初訪問です！

で、まず最初の衝撃サプライズ。なぜだか焼肉店に入ったらすぐに綺麗なお姉さんがグランドピアノで生演奏を披露しておりました。

なぜ焼肉店でピアノ生演奏？田舎もんの私はそこから理解不能でした。しかもピアノが透明です。なぜ？

メニューを見ると、なかなか強気なお値段設定でした。でも想定の範囲内です。宇部にあるじゅうじゅう亭「はなれ」とそんなに差はありません。多分。

出てきたお肉がこれらです。

お肉のお皿にいちいちお花が載せてあったり、盛り付けが子綺麗でなんだかなぁって思ってしまうことも多々ありましたが、やはりここは全国有数の有名店。威張るだけはあります。味はどれも絶品でした。さすがは世界のグルメが集まる東京。正直山口とはレベルが違います。悔しいけどそれは紛れもない事実。

焼肉といえば、やっぱり生ビールでしょ？

焼肉とビールの組み合わせを最初に開発した人はノーベル平和賞ものです。大好きなホルモンのセットを注文し、それを食べながら美味しくビールをいただきました。

どれもこれも美味しゅうございましたが、最後の最後の大きな誤算が。

いつまでも若いって思っていた私ですが、流石に脂っぽいお肉をたくさん食べてしまうと、後からくる強烈な胃もたれに襲われてしまいます。今回も例外ではありませんでした。食べている間は幸せでしたが、帰る道中に、「うぅ、もたれるぅ」と、一人で勝手に苦しみながら、近くのコンビニで特茶を買ってしばらく休憩する羽目になりました。うーん、もう身も心も50前のおっさん、いや、初老です。