ようやく山口県も梅雨入りしました。雨が降ると釣りに行けないけど、夏のことを考えると今の雨は今後にも重要となります。農家の方々も潤うだろうし。線状降水帯とか発生しないといいですね。今月から線状降水帯予測も始まりました。
まずはちょっと経済のお話から。
円安が止まりません。135円なんて数字を見たのは本当に久しぶりです。理由は明確です。欧米諸国が物価上昇、いわゆるインフレ対策のため、政策金利を上げたことが原因です。
世界経済が動き始めたにも関わらず、コロナによる経済状況悪化から脱却できないでいる日本は全然動けず、金利の高い国で為替操作をした方が効率が良いため、日本円が世界中から嫌われてしまいました。今ではロシアのルーブルより価値が低いみたいです。
日銀の黒田総裁は「超ハト派」と呼ばれるくらい穏健派で動こうとはせず、成功したかどうかはっきりしない「アベノミクス」へのこだわりを見せる元首相とその申し子。為替介入はしないと断言しております。
アベノミクスで「無制限の量的緩和」と称した金利政策で政策金利はずっと低いまま。ここで上げてしまえば「アベノミクス失敗!」と野党から叩かれてしまいます。アベノミクス効果で株価は上昇しましたが、国民の所得は全然増えていないのが現状です。そろそろ失敗を認めたらどうですか?
円安が絶対悪のなのか?それはまた違うと思います。
海外に輸出している会社、特に自動車会社などは海外で車が売れれば売れるほど円安の恩恵を受けて儲かります。こんな時こそメイドインジャパンの力を見せつけるチャンスです。
いいものは売れる。日本製は近隣のおバカな某国製よりは優れているのは明確。輸入業者は大変だろうけど、得する企業がいることも確かです。
ただ、日本は食料自給率が先進国の中でも圧倒的に低いことは問題です。小麦などの食材原料のほとんどを輸入に頼っている日本。特に一般市民の家計に大打撃を与える物価の上昇。円安が進めば物価上昇が進むでしょうね。
ピンチはチャンス!
せっかく今月からインバウンド再開となり、世界中から日本観光にやってくるはず。円安だと海外からの日本旅行がお得になります。
観光旅行に行きたい国ランキングの第1位は日本です。ゼロコロナ政策をいまだに続ける馬鹿隣国は日本に来れないと思うけど、他の国の方々は是非とも日本で「爆買い」してください。
個人的な見解ですが、政策金利を上げ続けるとマイナス面も出てきます。企業がお金を借りづらいからです。おそらくもう少しだけ我慢すれば、この急激な円安騒動も落ち着くはずです、多分。そもそも日本の価値が下がって円安になったのではなく、利上げした欧米諸国と「異次元緩和」を続ける日本の格差で生じた今回の円安事件。果たして今後はどうなる?
自分は経済専門ではないので、気になる方は日経新聞を読んでくださいね。
今回は周南にある温泉宿に行った時のお話です。
山口県民割のチケットがまたまた当選したので、今回は未開の地である山口県東部に行ってみることにしました。
今回選んだのは周南市にある湯野温泉「芳山園」です。
なぜこのお宿を選んだのか?
ここの経営者一族の中に、私の10年来のバスケ友人がいるからです。もともと宇部の住宅会社で働いていた彼。その時に知人の紹介から私のチームに練習に来てくれていました。
奥さんの実家が経営する旅館に転職します!と言われ、我がチームから引退した彼。久しぶりに会いましたが、全然太っていませんでした。ずっとバスケを続けている私の方がデブです。残念。
徳山西インターからすぐ近くにある温泉ですが、街中から少し奥まった山の中にあるので雰囲気はいい感じです。里山にある小さな旅館って感じです。
この温泉の存在を知ったのは、実は偶然新聞で読んだからです。
朝からボケーっと朝刊(毎日新聞)を読んでいたら、どこかで見たことがある人がデカデカと掲載されていました。実は彼、ここの湯野温泉協同組合の組合長をしているらしく、新聞記事の内容は「温泉の効能が動脈硬化に良い」みたいな文章でした。
やや血圧高めの私。しかも知人が経営している温泉宿。まだ私は動脈硬化の兆候は全くないですが、自分に効能ある温泉だと確信し、久しぶりに彼にメールしたことがことの発端です。
自分より4歳くらい年上の方ですが、私の方が断然老けてます。
歴史のある旅館みたいで、建物はかなり古い感じでしたが、中は清潔感あって綺麗でした。
今回は離れ個室を予約しましたが、お値段はとってもリーズナブルでした。県民割も使えるのでちょっと贅沢してみました。四人以下であれば部屋ご飯もできるみたいです。でも我が家は五人家族。後述しますが、夕食は完全個室でゆっくり食べることができました。
実は私以上に温泉旅館が大好きな長女。遊園地そばのホテルに泊まるより、温泉旅館宿泊を好みます。まだ7歳なのに。
まずは綺麗なお庭の散策をしました。姉の影響からか、次女も温泉旅館好きみたいで、姉妹揃って大はしゃぎしていました。10歳の兄はちょっとクールな性格で、妹たち二人に比べるとかなり大人びてきました。なんだかちょっと寂しい私。でも、これも成長です。
今回選んだ離れ個室は和室と洋室の混在した部屋で、中はとても綺麗で素敵でした。
しかも今回の部屋には中庭に小さな小さな露天風呂が付いていました。蛇口をひねると温泉が出てきます。せっかくなので入浴の準備をしていたら、私の後ろにスッポンポンの娘二人。さすがは温泉好き。兄が湯加減を調整した少しぬるめのお風呂をしまい二人で楽しんでおりました。
お次は家族風呂です。1時間貸切で家族風呂を借り、家族全員で温泉を楽しみました。
ここにも小さな露天風呂が付いており、中風呂と露天風呂の両方を満喫した我が家。
入浴が終わってもまだ外は明るいまま。だって4時過ぎから入浴してましたから。
やっぱり温泉はいいですね。この湯野温泉も素晴らしい泉質で、この辺りでは珍しく硫黄の匂いも少ししました。なんかだ九州の温泉みたいでした。
入浴後に浴衣姿でくつろぐ美人姉妹たち。次女も子供用浴衣を無理やり折り曲げて着せました。本人は人生初浴衣で大喜びしておりました。
部屋から眺めるお庭も綺麗で、きちんと整備されていました。こういった細やかな配慮って大事です。
夕食までまだ時間があったので、旅館横に流れている綺麗な川までお散歩に行きました。
もう少ししたら蛍が飛び交うそうですが、訪れた時はまだちょっと気温が低めで、「まだ蛍は飛んでおりません」って言われました。残念。
次回は蛍の季節に来ようと思います。
温泉旅館のもう一つの楽しみ。
それは夕食です。部屋食は4名までなので、今回は完全個室で対応してもらいました。
こんな感じでコロナ対応してくれているので、夜の居酒屋さんで騒ぐより、温泉旅館に泊まってゆっくり家族とお食事を楽しむ方が何倍も安全だと思います。楽しいし。
話が長くなってしまったので、夕食&翌朝のお話はまた後日。
山口にはまだまだ知らない温泉宿がたくさんありそうです。県民割使って色々楽しもうと思います。
キャンプも楽しめる季節になってきました。
さてどうしよう?
キャンプ?温泉旅館?
追伸:全国の梅雨入りが発表されました。
毎年思うことですが、山口県だけ「中国地方」とは別に扱われているんですよね。
山口県の梅雨入り発表は九州北部と同じ扱い。でも言い方が「山口県を含む九州北部地方」って放送されるから、県名をアナウンサーが呼んでくれる県は山口だけってちょっと誇らしいですよね。東京超えました。