地域限定、私だけの「ラーメン総選挙」開催！（前編）

新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大速度は凄まじいですね。今のところ重症化率は低いみたいですが、感染者数がこのまま増え続ければ、数に比例して重症者が増えるのは当たり前です。今回の第６波でコロナ騒動が終わればいいけど、それも難しそうですね。今はじっと耐えるのみ。

まずは衝撃のニュースから。

山陽小野田市の有名舗和菓子店、「つねまつ」が倒産しました。大正14年から続いていた超老舗です。

やはりコロナ禍でかなり悪影響を受けたらしく、今年の1月5日に破産申請を出しだとのこと。小野田駅前の店舗近くを自転車で通過したら張り紙がしてありました。また一つ、新型コロナのせいでお店がなくなってしまいました。

「つねまつ」の代名詞とも呼ばれていた小野田名物がこれ。

「せめんだる」です。

普通のモナカなんですが、昔からずっと慣れ親しんだお菓子です。自分の幼少期にはビッグサイズせめんだるもあり、大きい方を食べると口の中の水分を全て持っていかれます。飲み物なしでは食べることができない、悪魔のお菓子でした。

そんなに頻繁に食べていたわけではないけど、販売店がなくなってしまったらもはや購入することすら出来ません。地元民として悲しい気持ちでいっぱいです。まさか閉店すると思ってもいなかったので、今更ですが、もっと食べておけばよかったです。幼少期の思い出の味ですから。

最近よく購入していたのは、このふわふわのドームチーズケーキと田舎せんべいです。

特に右の写真の田舎せんべいが大好きで、お土産によく買ってました。お値段もかなりリーズナブルでしたから。

この店の名物はまだまだあります。

洞めぐりと伝助シュークリームも大好きでした。特にこのシュークリームは注文を受けてから中にカスタードクリームを入れてくれるシステムで、しかも入れるところまでガラス越しに見えて楽しませてくれました。

最近この町にもいつくかケーキ屋さんは増えましたが、和菓子屋さんの需要って昔ほどないんでしょう。

残念で悲しいお話でした。

今回はずっと温めていた企画をついに発表いたします。その名も「私だけのラーメン総選挙(地元編)」です。完全に山陽小野田および近隣地域限定のグルメ話になります。興味のない方はスルーしてください。

このブログ読者なら、私が変態級のラーメンマニアであることはご存知でしょう。仕事先や友人たちからよく聞かれる質問。「これだけ色々なお店に通っているならナンバーワンってどこなの？」頻繁に聞かれます。私の答えはいつも同じです。「どこのラーメン店も個性的で美味しいです。自分がラーメンを食べる時は、その日の気分で行きたいお店を決めています。どこが一番美味しいとか言えません。」と。

しかし今回ちょっとだけ許せない事件が起きたので、それをきっかけにこの話をしてみようと決意しました。

私が数年前からずっと定期購読している、山口県限定の情報誌「トライアングル」。今年1月号の特集が「ラーメン総選挙」でした。

書店で表紙を見ただけで心が躍りました。一体どんなお店が選ばれたんだろう？自分の贔屓にしているお店は入っているかな？などなど、妄想はどんどん膨らみました。

実際に購入して読んでみると、「うん？」と思うような内容でした。あえて店名は話しませんが、なんとなく選ばれたお店が山口県東部から中央部のお店の割合が多く、宇部小野田地区や下関市区のお店が少ないような。ま、この雑誌の出版社が東部地区周南市にあるので、アンケート調査しても偏りが出ることはわかっていました。しかしこの雑誌は山口県全域で売られています。これじゃ全てを伝えきれないだろうし、この雑誌に掲載されていない美味しいお店もわんさかあるはずです。

一応、今回の総選挙第1位は「宇部ラーメンの一久」だったのでメンツは保てましたが、やはり納得のいかない私。