緊急事態宣言が延長決定しました。少し感染者数増加の勢いが弱まっている今だからこそ、気合いを入れ直してもう少しだけ自粛生活を続けましょう。少しでも明るい話題につながると嬉しいですね。暗い世の中ですから。
この綺麗でちょっと気味の悪いヘビ。新種らしいですけど、付いた名前が「スリザリン」。
スリザリンって何か聞き覚えがあります。そうです、あの有名な映画「ハリーポッター」の中で出てきた意地の悪い奴らが暮らす寮の名前です。悪い奴として有名だったマルフォイとかスリザリン寮にいたはずです。しかも寮長はスネイプ先生。うーん、怖い寮です。
妻がハリーポッター大好きだったから一緒に何本か劇場鑑賞しましたが、自分はあまり好きではありませんでした。ちょっとゆるい設定が苦手で、ロードオブザリングのようなゴリゴリの映画の方が好みですから。
ハリーポッターの寮話のついでです。
主人公のハリーはスリザリン寮に入りたくないためずっと頭の中で願っていました。そこで寮の行き先を決める<喋る帽子>みたいなのが、「グリフィンドール!」って叫ぶシーンがとても印象的でよく覚えています。
つい私も帽子を被ったら「グリフィンドール!」って叫ぶことあるけど、理解してくれるのは妻くらいです。いつかUSJに行ったらこの帽子を購入しようと思います。
今回は釣り談義第二弾です。興味のない方はスルーしてくださいね。
とある木曜日の午後、長門まで釣りに行くには遠すぎて時間がないため、地元の漁港ってどんなんだろう?と思い、子ども達を引き連れ地元の刈屋漁港に行ってみました。ここは小学校のスケッチ大会などで何度も来たことがありますが、小さな小さな漁港です。
初めて奥の方まで歩いてみたけど、実は結構奥行きのある広い漁港であることを生まれて初めて知りました。ここには何度も来たことあるのに。それとも最近増設されたんでしょうか?比較的綺麗な堤防でした。
ここで試した道具も前回同様、虫ヘッド。
海はさほど綺麗ではなく、近くに中国電力の大きな発電所があるし、潮通しも良さそうには見えません。まぁいつも行っている長門の久津漁港と比べては行けないんですけど、釣れる気配はほとんどありません。
気分転換程度の釣りと言うことで、のんびり息子と2人でこの釣具を試して遊んでみました。
今回は娘も一緒。何か釣れないと退屈かなって心配していました。
虫ヘッドに青ケビを付け、基本通りにちょい投げしてボトム(海底)をトントンと叩いて誘う釣り方です。
まず最初に釣れたのがいいサイズのハゼです。なかなか美味しそうなサイズで、釣れないと思っていたので嬉しいゲストでした。
ちょっと細くてわかりづらいかもしれないけど、針がしっかりと上顎にかかっており、針掛としては最高の場所に刺さっています。
その後は軽いアタリはあるものの、フッキングにいたらず、堤防のお散歩をしつつ、「もうこの一投で最後にして帰ろうね。」と、帰る準備をしていた時、突然大きなアタリがありました。竿先を叩くような独特のアタリ。これは間違いなくタイ系のアタリだろうと思い、せっかくなので息子に竿を託しました。
そして息子が見事釣りあげたのはなかなかのサイズのチヌです。
正式には「クロダイ」と言いますが、チヌと呼べるのは地域にもよるけどだいたい40cmくらいからなので、これは「メイタ」と呼ばれる小型のチヌです。今回釣れたのは30cmちょっとでしたから。板の目が残っているのでメイタって言うみたいですが、呼び名は地域で全然異なります。
ま、そんなことはどうでもいいんです。あのチヌの独特な激しい引きが楽しかったみたいで、息子は大興奮していました。それよりもっと驚いたのは私。この刈屋漁港でチヌが釣れるって話は聞いていましたが、所詮、山陽小野田市の小さな漁港でしょ?大した魚なんて釣れるわけがないって思っていたから、予想外の事態に嬉しいサプライズとなりました。上顎にしっかり針掛りしており、我ながらバッチリなフッキングでした。
山陽小野田市もまだまだイケてますね!もう少し周りの景色が良くて、海水の色が綺麗だったらなおグッドなのに。
チヌが釣れて調子にのった我々。
その数日後、息子と甥っ子を連れ、再び刈屋漁港に行ってみました。
この日は大潮で満潮もちょうど夕方。釣れる条件としては最適だったので、夕まずめ狙いの5時から糸をたらしました。
狙いは当然、前回同様、チヌです。今度こそ40cmオーバーのチヌを釣り上げるぞ!と、燃える我々。今回も虫ヘッド&青ケビのセットで挑みました。
チヌは釣れませんでしたが、なんとその代わりに釣れたのが大きなマゴチです。
流石に長門で釣り上げた50cmオーバーの大物とはなりませんでしたが、この小さな瀬戸内海の港で40cmオーバーのマゴチが釣れるなんて、正直、めちゃくちゃ驚きました。
最初は「根掛り」かな?って思い、重めのリールをゴリゴリと巻いてみると、根掛かりにしてはゆっくりと巻き上げることができるし、岸に近づいた瞬間、魚がバンバン暴れたので、これは大物が釣れたと思い、いつもなら息子に最後の釣り上げをチェンジするのに、そんな暇はなく、私が魚と格闘しました。
やっぱり魚との駆け引きって楽しいですね。比較的細い糸を使用しているため、強引に巻き上げると切れてしまいます。巻いたり、ちょっとまったり、リールのドラグを緩めたり、あれやこれやしながら釣り上げた貴重な1匹。たまりません。釣れない時も勉強、勉強って楽しんでいますが、やっぱり釣れた時の方が何万倍も楽しいです。大物なら尚更。
一緒に連れてきた甥っ子も、ずっと壁際を狙っていたら、最後の最後に小さなマダコを釣り上げることができました。
タコなので魚のようなグングンといったアタリや引きはないけれど、ズンって重たくなったことを感じることができたみたいです。
前回釣れたチヌは我が家で塩焼きにして食べましたが、甥っ子は今回の釣行でゲットしたタコを茹でて食べたそうで、めちゃくちゃ美味しかったとのこと。やっぱり自分で釣った獲物を実際に食べるって美味しいに決まっています。チヌも美味しかったです。ちなみに今回のマゴチは私の実家にプレゼントしました。
3月4月はチヌの「のっこみ」と言って、産卵に備えて浅場に移動してきます。ビッグチヌを狙うには絶好のチャンスです。次回は大潮の朝まずめ、日の出前からチヌを狙い、あわよくば夜釣りで狙えるメバルも一緒に仕留めようと思います。早く緊急事態宣言が終わり、友人やその家族達と一緒にワイワイ騒ぎながら魚釣りしたいものです。
長くなってしまったので今回はこれで終わります。次回は釣り話後編になります。
魚釣りって最高に面白いですよ!
追伸:5月1日はあの名F1ドライバー、アイルトン・セナ氏の命日です。
小学校後半から中学校の時にどハマりしたF1レース。その時に大活躍していたのが、このアイルトン・セナとかアラン・プロスト、ナイジェル・マンセル達でした。
この時期のF1レースは民放では深夜1時くらいから始まっていたので、眠たい目を擦りつつ、こっそり夜中に応援していたことを思い出します。
実は私、強すぎるセナが嫌いで、しかも強い強いチーム、「マクラーレン・ホンダ」が嫌いでした。
私が応援していたのは「ウイリアムス・ルノー」で当時のエースドライバーがナイジェル・マンセルでした。私は彼の大ファンで、ちょっと荒い運転だったけど、強引に抜いていくシーンが大好きで、このセナとのバトルはいつも大興奮しておりました。
そんなセナが、当時強かったウイリアムスに移籍し、さぁこれからまた大活躍だって思っていた矢先、あの大事故が起こりました。偶然にもこのレースは私もテレビ観戦しており、セナの事故を目の当たりにした時には本当にびっくりしました。もともとクラッシュが少ない天才レーサーでしたから。
ほぼ即死だったそうです。悲しき事故でした。
最近のF1は機械化が進んで、レギュレーションも厳しくなり、なんだか面白くないので見ていませんが、セナの命日になるとついF1レースの素晴らしさを思い出してしまいます。
セナは永遠の天才ドライバーです。彼を超える人はいません。