徒然草

釣りは「三密」を避ける?<前編>

ついに山陽小野田市でも新型コロナ感染の発生がありました。今回は数日前に感染した方との濃厚接触があり、行動パターンもわかっています。しかも一旦陰性だったにもかかわらず、2週間して再検査したら陽性になったみたいで、無症状とのこと。このような事例を発見するのは本当に困難だと思います。おそらく隠れ陽性者が何人も隠れているのかも。でもそれって軽症もしくは無症状ってことですよね。この件で山陽小野田市民が大騒ぎしてしまうのが心配です。ここは冷静になってほしいですね。

最近、県外ナンバーをよく見かけます。田舎山口にコロナ疎開をされた方が多いんでしょうか?

とある県では県境に監視員を配置して入県を見張っているそうです。これはこれでやりすぎ?

なんだか数百年前の鎖国時代を思い出します。各県が鎖国をしております。

これこそまさに「翔んで埼玉」状態です。

こんな時こそ笑える映画でも見て、暗くなった心を明るくしてほしいです。いずれ沈静化する時が必ずやってくるはずです。もう少しだけ我慢です。

 

今回は私がどハマりしている魚釣りのお話です。

最初に言い訳しておきますが、全国に緊急事態宣言が出る前のお話がほとんどです。あと、魚釣りに興味のない方はスルーしてください。地元ネタになります。

コロナ騒動が始まって以来、三密状態を避けるため、魚釣りに頻繁に出かけるようになりました。

この写真は3月某日、休日診療所勤務が終わった17時過ぎに1人で厚狭港まで行ってきました。新しい仕掛けを買ったのでそれのお試し釣行です。

まだ肌寒い季節で魚影も濃くない感じの雰囲気でした。ちょうど満潮時間と重なったため、今後のお勉強を兼ねて下見に行きました。

堤防の先端に向かう途中、ちょっと大きめのチヌを釣り上げた先客が、タモ入れに困っており、思わずお手伝いさせていただきました。ユムシをエサに使った投げ釣りみたいでした。かなり前からいたけど、たった今1匹目が釣れたとのこと。先客からの情報は釣りをするには大事です。

今回使用した仕掛けは「虫ヘッド」です。

基本的にはルアーではなくエサ釣り用の仕掛けになりますが、エサ釣りにルアー釣りの要素を取り入れた、ハイブリッド釣法って感じです。

リーダーの先にこの虫ヘッドを付け、そしてフルキャスト。底どりしたら、こまめに仕掛けを上下させて誘う釣り方です。

私はまだルアー釣りにあまり手を出しておらず、もっぱらエサ釣りの方が好みで、少々手が汚れるデメリットを差し引いてもルアーみたいな擬似餌より本物の餌の方が釣れるといまだに信じています。

たった1時間ちょっとの釣りでしたが、全くもってアタリなし。ボウズ(1匹も釣れないこと)で帰りました。

まだ水温が寒くて、変温動物の魚類の活性が低かったのだろうと勝手に言い訳し、また次回!とリベンジ釣行を誓い、港を後にしました。

我が家から15分程度の距離にある小さな漁港&堤防ですが、こんなに広い海に向かって魚釣りができるなんて、予想以上の素敵な環境に喜ぶ前向きな私でした。もう少し気温と水温が上がったらリトライします。

その数日後、私が最近メイン釣り場にしている向津具(むかつく)半島の久津漁港に行きました。

一応長門市となっていますが、長門市の中心地からまだ先に向かって20km以上運転しないといけない距離です。

半年くらい前にここで親子釣り大会が開催されたのをきっかけで知り、多少距離がありますが、その後から頻繁に通っている私のホームグラウンド漁港です。

息子もここが好きで、「自分の釣り人生の中で一番多く魚が釣れたのが久津漁港だから!」と、まだ8歳の息子が釣り人生を語っておりました。

久津漁港で一番釣りたい魚は「ヒラメ」です。

もう何度もこのブログ内で書きましたが、ここは大物ヒラメが釣れた実績のある漁港で、冬には大物のカレイも釣れたそうです。もともと魚影の濃い港で、ここに来たときはだいたい何か素敵なお魚が釣れます。

昨年から何度もヒラメを狙ってここに来ていますが、まだ一度もその姿をみたことはありません。そもそもヒラメはこれから夏に向かって最盛期を迎える魚なので、本格的に狙うのは今からです。

ここでにヒラメの釣り方は「アジの泳がせ釣り」が一般的です。

サーフ(砂浜)からルアーを投げて釣る方法もありますが、それはまだ未トライです。

アジの泳がせつりは至ってシンプル。まずは生きたアジを現地で釣り上げ、その活きの良いアジの鼻に針をかけ、そして孫バリフックを腹部に刺し、重りをつけた仕掛けで遠くに投げ、魚が食いつくのを待ち続けるというシンプルな釣り方です。

やはり生き餌は違います。フィッシュイーターと言われるここいらで釣れるヒラメ、マゴチ、マトウダイ、スズキやブリといった青物はアジが大好きみたいです。ということでこの釣り方が大事なのは、いかに餌となるアジを事前に釣り上げておくかが重要になります。餌として好ましいのはやや小ぶりのサイズのアジです。できれば丸呑みしてほしいからです。

いざ実釣開始!

まずはサビキ仕掛けで小ぶりのアジを10匹くらい釣りあげ、泳がせ釣りを開始しました。

来ました!来ました!

見てください、このサイズ!

60cm近い巨大マゴチが釣れました。

まさかのマゴチです。秋に来たときは20cmくらいのマゴチが釣れたことがありますが、今回のマゴチは別格!こんなに大きなサイズが釣れるとは完全に予想外でした。

ズンとした重いアタリだったけど、あまり暴れることなく、もしかしたら仕掛けが底にひかかった根がかりと思いきや、リールがなんとなく巻けるので、とりあえず息子に任せました。

頑張ってリールを巻くとズーンって大きな魚が浮き上がってきました。この日は潮の加減があまり良くなかったせいもあって、周りの人はほとんど釣れていなかったので、この日はこの超大物絵をゲットして久津漁港のヒーローになりました。

流石に息子もこの大きさには驚いたみたいで、大喜びしておりました。サオも仕掛けも餌付けも投げ込みも全て私。そしてしっかり魚が針がかりしたところで息子にチェンジ。そして私がタモをもって待ち構えるというスタイル。でも息子が自分で釣り上げた感が強いらしく、この笑顔を見れただけでも父としては嬉しい限りです。

マゴチ釣り上げの興奮冷めやらぬ時、なんと次の一投でコウイカがかかりました。小さめだったけど、偶然に孫バリに引っ掛かり、そのまま吊り上げることができました。

コウイカは別名スミイカとも呼ばれ、他のイカよりスミを吐き出す量が多いことが知られています。タモで引き上げるときに十分スミを吐かせたつもりでした。

そして調子に乗って、どこかで見たことがある「神経ジメ」と呼ばれる、イカを瞬時にシメて、鮮度を落とさない方法をトライしたところ、間違って墨袋を切ってしまい、私の体や靴にスミが飛び散りました。ま、これも勝利のスミ汚れです。なんだか心地よい感じでした。

流石に我が家だけで消費するには量が多過ぎたので、私の実家にお裾分け。ついでに巨大マゴチもさばいてもらいました。マゴチのお刺身は少しクセがありますが、上質な白身で美味しいお魚でした。コウイカもお刺身で食べたけど、めちゃくちゃおいしかったです。

やっぱり釣って楽しい、そして食べて美味しい魚を狙うのが私の好みです。しかもルアーでなくエサ釣りで仕留めるのが大好きです。

いずれはエギングとかショアジギングとかも覚えようと思いますが、今は息子と楽しく陸っぱり(オカッパリ:船ではなく陸上から釣るやり方)でエンジョイしようと思います。

いやー、釣りって楽しいですね!!! by釣りキチ(素人)新平

 

追伸:ついに(っていうか予想していましたが)山陽小野田市でコロナ患者が発生しました。

ということで小学校の休校が5月24日まで延長されました。

ま、これも仕方のないことです。

stay home!

一番stay home出来ないのは多動傾向の私でした・・・

はぁ、バスケしたい・・・

はぁ、釣りに行きたい・・・