新型コロナウイルスって結構脅威ですね。中国や日本の大都会での話と思っていましたが、この山口にもいつ入ってくるかわかりません。やはり感染症が人類最大の敵なんでしょう。
国家を挙げての速やかな対応が必要な時に、桜がなんとか、IR法案がなんとか。こんな時こそ野党の存在感を見せる時なのに。もう国会討論なんてうんざりです。
今回は医師バスケネタ第4弾。久しぶりにレセプションに出た時のお話です。
今回の医師バスケ。何かと派手なイベントやおしゃれなブース(メルセデスベンツ、ワイン輸入業者など)が多く、何やら都会の企画会社と一緒に色々準備したみたいです。
まず最初に驚いたのは、レセプションの司会が「大西ライオン」さんだったことです。実はこの方は代打だったみたいで、当初の予定はバスケ芸人として最近有名な、麒麟の田村さんだったそうです。やはり大西ライオンでは格下感が否めません。
ちなみに横におられる方も現役Bリーガーです。Bリーグの知識が全然ない私。正直この人がどんな人なのか全然知りませんでした。
大西ライオンさんの持ちネタ、「心配ないさぁー!」を話の中で声高々に叫んでいましたが、タイミングを間違えたのか、打ち合わせ不足だったのか、全くもって全然ウケず、ダダスベりしてました。
連れの司会者も、「ヤベェ、この空気どうしよう?」と困惑の表情。
でもそれが自分には妙にウケました。作戦なのかな?
まずは前座に地元ローカルバンドの演奏からレセプションが始まりました。
バンドの名前は「日ノ出サンデーズ」です。横浜の日ノ出町ってところが地元みたいで、そこの名前を拝借したそうです。
最初は着ぐるみを着た変な3人組が普通に演奏しているだけで、最初は「なんじゃこれは?」と懐疑的に思っていました。
いざ演奏を聴いてみると、ちょっとレトロ感溢れる曲調で懐かしい感じ。しかも元々カバーバンドみたいで、カバーする曲が昭和の名曲とのことで、私の世代にはぴったりの選曲でした。
ギター兼ボーカルの方が猫の着ぐるみを着ているということで、歌い方がちょっと猫ちゃん口調で、最初は気持ち悪いと思っていたけど、徐々に「にゃー」という言葉にはまってしまい、プリンセスプリンセスのダイヤモンドを歌った時に「にゃー」と合いの手を入れてしまった我々でした。
結局このバンドに共感してしまった私はCDまで購入してしまいました。その後挨拶に行って、記念撮影までしてもらいました。
ボーカルの方とお話しした時、私はものすごいことに気がつきました。
着ぐるみを着て歌っているので、顔がしっかり見えませんでしたが、至近距離でボーカルの方の顔を拝見したところ、「この人って実はめちゃくちゃ可愛いんじゃないだろうか?」と。
話が横道に逸れますが、帰宅後に調べたところ、私の読みは的中しました。
ボーカルの方の本名は「伊吹留香」さんです。結構本格的なシンガーで、15周年記念ライブもあったみたいです。結構なベテランさんです。
なぜこのようなお方が着ぐるみバンドを?何かきっかけがあったんでしょうか。しかもうさぎの着ぐるみを着た方も結構すごい肩書きでした。どこの国か忘れましたが、日本にある某国大使館のお抱えバイオリニストだったみたいです。ドラムの人?うーん、どんな人だったか全然覚えていません。普通のおじさんだったし。
実はちょっとMっ気のある私。猫の着ぐるみの下にはちょっとクールでSっぽい素顔。私の好みのタイプど真ん中です。ちょっといじめられたい気分になります。
ん?私の変態話は聞きたくないですか?
今回のレセプションの最大の目的が、地元Bリーグチーム「横浜ビー・コルセアーズ」の公式ダンスチーム「B-ROSE」をみることでした。
あ、これは先輩の一番の願いであって、レセプション開始前から「絶対に見ような!楽しみ!」と1人騒いでおりましたが、自分はあまり興味のない話でした。テンション高めのお姉さんたちって自分の苦手なタイプですから。
ん?私のタイプなんて聞いてない?
まぁこれが、予想していた通りの期待はずれでした。せっかく着てくださったのに失礼な話でしたが、自分の予想した範疇を超えることはありませんでした。これは先輩も同感だったみたいで、こっそり私に「全然大したことないよな。」と落胆しておられました。
繰り返しになりますが、わざわざ医師バスケ参加者のためだけに来てくださり、本当にありがとうございました。都会の風を感じることができました。
その後も楽しい飲み会は続きました。
もう一つのスペシャル企画は「Bリーガーに挑戦!」というものでした。
現役プロ選手と実際にバスケットができるという素敵な企画ですが、真面目にバスケをしにきたわけではないので、我々熊大チーム一同誰も興味の湧かないイベントでございました。というわけで不参加決定。
今回のレセプションに参加して一番思ったことがあります。
「えらいお金かかってんなー」
レセプションには時々出ていますが、こんなにコストをかけた会は今回が初めてです。そういえばレセプション担当者から執拗に「参加しませんかメール」が何度も何度も届きました。結果的に会場はほぼ満員だったので、大赤字出すことはなかったと思います、多分。
ほろ酔い気分で会場を脱出し、横浜駅地下の沖縄居酒屋で二次会でした。
東京に家族のおられる先輩も二次会から参加。かなり濃い内容のトークでした。内容は個人情報のためお伝えできません。
試合後だったし、翌日も試合あるし、先輩たちは昼過ぎからずっと飲んでいたはずなのに、無理やり泡盛の5号瓶を半ば強引に注文し、結果、最後まで飲み切った我々でした。ほぼ半分以上は先輩が飲んでいましたけどね。
翌朝は早めの試合開始だったにもかかわらず、無謀にも夜中まで深酒してしまった我々でした。翌日の試合で心から後悔したのは後日お話しいたします。
帰り道に大事件が勃発しました。私の人生の中で感じた恐怖ランキングベスト3に入る事件です。
江ノ電に乗るため鎌倉駅まで行った時のお話です。
なぜか私の後ろにベタ付きしてくる謎のおじさんがいました。50代の薄汚れたおじさんで、明らかに危険香がプンプンしておりました。私が立ち止まれば彼も止まり、私が動くと一緒についてくる、どう見ても不審な動きです。
もしかしたら自分が体でもぶつけて怒らせたのかなって思い、目があった時に「すみませんでした。」と謝るも完全無視。こちらの目を凝視し続けてました。
一緒に先輩一人、後輩二人がいたので、もし何かのきっかけで刃物でも出してきたら助けてくれるだろうと思っていましたが、ずっとずっとついてくるので恐怖でしかありませんでした。
結局江ノ電の改札も一緒に通り抜け、明らかに不審だったのに、駅員さんや他の乗客も完全無視。都会人の冷たさを感じながら、さりげなく私を取り囲んで守ってくれる心優しい後輩二人。
さぁどうなる?と思っていたら、電車の中で急に意味のわからないことを私にずっと話しかけてきます。私が軽く返事をしても完全に無視して、ただブツブツと話しています。
あ、なんだ、そうか、わかった。この人は精神疾患を患っている人なんだ。
ようやく医師のカンが閃きました。これはそっとしておこうと思い、自分たちの目的駅にさっと降りたら、そのおじさんは付いてきませんでした。
無事、駅に辿り着き、怪我なくおじさんの恐怖から抜け出した我々は、ほーっと心を撫でおろしましたが、一番ショックだったのは泥酔していた先輩です。
実は先輩もこの不審者の存在に気付いていたらしいんですが、後から聞くと、「あんな輩は刺激せずにほっとけばいいのよ・・・」と酔っ払って私に伝えてくれました。
チクショウ!だって先輩は精神科のドクターですよ。最初からわかってるなら教えてくれたらいいのに。しかも一番体がでっかくでごっついのに、全然助けるようなそぶり無し。ただただ酔って座っておりました。
やはり小児科医にはこのような人々との接点がないため、なかなか区別できません。まぁ、人前で堂々と不審行為すること自体、ちょっとおかしな感じですよね。私が不審者なら人目のつかないところで行動すると思います。
いざ冷静になって考えてたことですが、先輩はこの事件を覚えているんでしょうか?かなり泥酔されていたので、そこの記憶が残っていない可能性大です。今度聞いてみようと思います。
それにしても不審者って怖いですね。いつも他人事と思っていただけに、いざ自分のことになると肝が冷えました。血圧が少し下がった気がします。
今回のオチです。「皆さん、不審者には気をつけて!」(なんのこっちゃ)
いよいよ次回が医師バスケ湘南大会ネタの最終回となります。今回も長文・駄文で申し訳ないです。
追伸:プレースタイルがあまり好みでなかったコービーですが、いざこの世からいなくなったと思うと、急に寂しくなってしまいました。
今週はずっとコービー11(バッシュ)を履いています。彼が引退の時に履いていた靴です。
現役NBA選手たちが試合前に号泣していたシーンが印象的でした。そしてその試合で、あえて1回ずつ攻撃せず、24秒バイオレーションの反則をわざとしてました。だって彼の背番号は24番ですから。そのシーンを見てまた泣いてしまった私でした。
バスケットボール界の宝物がまた一つ消えました。