あっという間に年末です。年賀状を売っているのを見ると年の瀬を感じます。12月は「師走」と言いますが、この「師」はお坊さんのことを意味します。実は小児科医師もこの時期は忙しく、「医師も走り回る師走」って感じですね。
やはり最初はこの話題でしょう!
プレミア12で見事我が日本が優勝して世界一となりました!世界一ってもう10年ぶりなんですね。
宿敵韓国との2連戦でしたが、決勝戦の初回、今回調子の悪かった山口投手がまさかのホームラン2本被弾。そして早々と1回降板。こりゃ厳しいなって思っていた矢先、山田選手の逆転3ラン。お見事でした。コントロールの甘いチェンジップをカットしながら待ち、狙いすましたかのように相手のストレートをレフトスタンド中段に叩き込みました。結果もすごいけど、その駆け引きが面白かったです。
怪我で代表から外れてしまった秋山選手が陰ながらベンチで応援している姿にちょっと涙しました。
あと半年ちょっとで東京オリンピックが始まります。この勢いを維持したまま、金メダル目指して突っ走ってください。やはりそこに立ちはだかるのは韓国やアメリカです。また熱い試合が見れそうです。
今回は広島廿日市市にあるボルダリング施設に行った時のお話です。手短に。
我が子達を連れて、ずっと気になっていた廿日市のチューピーパークに行ってきました。
廿日市市は広島県ですが、お隣は山口県岩国市のため、思っていた以上に近いところにありました。
ここに来て一番驚いたのは、目の前に宮島があるということです。宮島って意外に山口よりなんだなって思いました。九州での生活が長かったので、中国地方の地理関係や観光名所、遊び場に弱い私。まだまだ面白いところがありそうです。
今回ここまでやって来た最大の目的は「ボルダリング」です。
チューピーパークには大きな屋内ボルダリング施設があります。ここは事前予約制で、完全時間指定の施設です。ネットからの予約をオススメします。時間指定予約なのであまり混雑はしていませんでした。ただ、遊戯時間は90分と短め。追加料金で延長は可能みたいでした。
早速、落下防止のハーネスを付け、息子のボルダリング開始です。私は過体重のため挑戦しませんでした。帰りの長距離運転があるため疲れるのも嫌だし。あ、言い訳ですかね?
いくつかのタワーがありますが、高さは7mほど。最初はちょっとビビり気味の息子でしたが、徐々に慣れてきたみたいで、ずんずんと登り始めました。ちなみに監視員の方は多くおられましたが、アドバイザーではないので下から支持は出してくれません。あしからず。
ボルダリングに挑戦できるは「小学生以上」となります。
ということで幼稚園児の娘は登ることができません。でも奥に幼児遊びスペースみたいな場所があって、大きなアスレチック設備がありました。娘はここで大はしゃぎ。奥には飲食の出来る休憩スペースもありました。
朝早めの時間に申し込んだこともあり、祝日だったにもかかわらず、あまり混雑していませんでした。
息子と娘を同時に別の場所で監視するのは困難でしたが、ここは監視員の方がやたらと多かったので、比較的安全に遊ぶことができます。
さすがは子ども。ちょっと恐怖を克服したら、てっぺんまで一気に登っていきます。
自分は登っていないので高さの実感はありませんが、7mといったら結構な高さです。息子も私も高所恐怖症ではないので、高いところは大好きです。
昔からよく言いますよね、「バ◯と煙は高いところに登る」って。
ボルダリングに慣れた息子はハーネスを付けない壁にもトライしました。
息子はそこも軽々とクリア。
さすがに斜めに傾いた上級コースは無理でしたが、中級までは難なく登っていきます。
意外に簡単に登るので私も少しだけ挑戦しましたが、「これは絶対に無理だ!」と思いました。というのも、この巨大体重を指の力と足だけで支えるのってかなりツラいです。痩せ型で身軽な息子だからこそ出来る技だと思います。
やはりボルダリングに必要なのは腕力や勇気ではなく、ダイエットでした。
結局90分きっちり遊んだ時、息子の指の力に限界がきたみたいで、「もう終わっていいよ」と珍しくあがきませんでした。大体は「まだまだ遊ぶ!」とうるさいのに。
それを思うと、90分という時間指定が絶妙だということです。最初はちょっと短くないか?と疑問に思っていましたが、これ以上長い時間遊ぶと怪我や事故につながるんだと思います。色々考えた結果「90分」という時間に行き着いたんでしょう、多分。
この施設の奥には中国新聞の工場があり、無料で見学できます。中国新聞は広島がメインのため、広島カープよりの記事が多いことから購読したことはありません。だってジャイアンツは読売新聞ですから。
(と言いつつ、最近は読売新聞から毎日新聞に変更してますけど・・・)
チューピーって中国新聞のイメージキャラクターなんですね。知りませんでした。
新聞が出来るところから配達されるまでの流れをわかりやすく説明してくれましたが、まだ新聞にさほど興味のない我が子たちは他のところで遊んでいました。新聞の元紙に落書きができたり、自転車をこいで新聞を配る「配達ゲーム」もありました。
私が一番興奮したのは、昔の新聞が閲覧できるブースです。かなり前の記事まで読むことができ、私の生まれた1975年5月30日の新聞を閲覧することもできました。
読めるのは1面とテレビ欄だけなんですけど、このテレビ欄が面白かった!なんとゴールデンタイムにプロレスがあり、出ているレスラーがアントニオ猪木、坂口征二、アンドレ・ザ・ジャイアントなどなど。往年の名プロレスラーがまさかのゴールデンタイム放送で戦うとは。いい時代でした。実は私、隠れプロレスファンですから。
ちょっと遅めのランチタイムは近くにある田舎料理屋さんへ。
山口の「いろり山賊」によく似ていました。メニューも同じ感じ。ということで息子と私は山賊焼きと山賊おにぎりのセットをいただきました。
この日は妻の用事があり、長い時間遊べる日だったので、ここから近くの岩国へ向かうことにしました。久しぶりの錦帯橋見学です。その話はまた後日。
追伸:最後も野球話。
山口投手がメジャー挑戦を表明しました。今大会で評判を悪くした彼ですが、どこかのチームで活躍できたらいいですね。去年の最多勝投手が巨人からいなくなりますが、これって若手からすれば大チャンスです。新たなエース候補が出てくることを期待しております。