徒然草

今年のプロ野球ペナントレースを振り返る

急に気温が下がってきました。そしてすぐに鼻風邪をひいた私。今夜も夜間診療所で仕事なのに。

やはり最初はこの話題から。

すごいですね、ラグビー日本代表。下馬評を覆してまさかの1位通過。最初にAグループのチームを見たら、「こりゃ予選落ちだろうな」って思っていました。予想に反する(まさかの?)快進撃。

ラグビーに興味のなかった方々も、にわかにワグビーファンとなって大盛り上がり。台風&大雨で被災した方々に勇気を与えたのではないかと思います。暗くなった日本を明るくしてくれた日本代表。

こうなれば決勝トーナメントでも大暴れしてください。そして決勝戦でニュージーランド・オールブラックスと対戦だ!

 

ということで今回はスポーツの話題。というより今年の巨人についてのお話です。興味のない方はスルーしてください。

シーズン開幕前から「超大型補強」なんぞ言われ、いろいろ騒がれていた我が巨人軍ですが、ペナントレースでデッドヒートを繰り広げ、見事優勝させていただきました。

クライマックスシリーズも無難に勝ち上がり、これで真のセ・リーグ覇者となりました。勝率5割しかない阪神タイガースに負けるわけなかったんですけどね。

今年のMVPは坂本選手で決まりだろうけど、裏MVPは山口投手と丸選手でしょう。

巨人の大エース、菅野投手が腰痛のため本調子ではなく、結構ポカスカと打たれてしまい、期待されていた活躍ができなかった中、ちょっとダークホース的な存在だった山口投手が見事大活躍。最多勝&最多奪三振と、投手2冠のタイトルを獲りました。

やはり心配なのは菅野投手です。日本シリーズに間に合わせようと必死に調整しているみたいですが、ここはまずしっかり体調が戻るまで無理をしないことです。おそらく今年の不調は勤続疲労だと思います。昨シーズンの終盤戦で体を酷使しすぎたのが原因です。彼は日本を代表する大エース。来シーズンに向けてしっかりと調整してほしいもんです。

今年のセ・リーグ開幕戦を終えて話したことがあります。

今年は巨人が大の苦手としているマツダスタジアムでのカープ戦。ここ数年この球場で勝ったイメージがほぼありません。開幕初戦をエース菅野投手で落とし、しかもその試合で丸選手は4三振。あーあ、今年もダメかぁ・・・と思っていた矢先、その後の2試合は見事ジャイアンツの勝利!しかもあのマツダスタジアムで!

その時私が何をこのブログ内で書いたか覚えていますか?

もしこのままの勢いでジャイアンツがペナントレースを制したら、あの開幕三連戦勝ち越しが今シーズンの全てを物語っていると!(あ、こんな感じだったと思うけど、詳細は忘れました。)

今年一番よかったのは、やっぱり丸選手の加入です。我が巨人軍の得点力が確実にアップしたのと、ちょっとズルイですけど、カープの戦力を削ぎました。

丸ちゃん、本当にありがとう!

この丸ポーズも恒例となりました。原監督の嬉しそうな顔を見てください。そもそもジャイアンツの8番の背番号って原辰徳選手がもともとつけていましたからね。

ここぞというときの勝負強さは凄かったし、その前を打つ坂本選手も気が楽になったし、あとの四番を打つ岡本選手も勇気づけられたと思います。

彼が移籍してきた効果は、いろいろなところで好影響を与えてくれました。

クライマックスシリーズの最後の試合で見せたセーフティーバンドは驚きました。だってあの場面、2アウト3塁ですよ。しかも強打者の丸選手です。誰が見てもここでバントなんて絶対にないだろうと思っていました。

3塁手がちょっと引いて守っていたことをすぐに察知した彼。まさかのセーフティースクイズ!

結局3塁手ではなく、西投手がボールを捌きましたが、不意を突かれた彼は一塁へ暴投。結局これが決勝点となり、ゲレーロ選手のトドメの2ラン。見事タイガースを下しました。西投手のガックリぶりがこのシーンを象徴しております。

思えば今年のセ・リーグペナントレースは荒れていました。どこのチームも大連勝、大連敗を繰り返し、安定感に欠けてました。巨人も負けがこんだ時もありましたが、要所の試合でなんとか気合で勝利したため首位をキープできました。

カープには今年も派手に負け越し、DeNAのソト選手、筒香選手にはホームランをポコポコ打たれ、シーズン終盤に勢いを増したドラゴンズに叩かれ、ハラハラドキドキのシーズンでした。

今年は監督も代わり、私と同じ歳の高橋由伸元監督の恨みを晴らすため、原辰徳監督の再登板。そして激闘を制してリーグ優勝!

今年の優勝はまた一味違って嬉しかったです。

さぁ、日本シリーズが始まります。予想通り、勢いを取り戻したソフトバンク・ホークスが我がジャイアンツの相手となりました。やはり西武ライオンズとは選手層の厚さの違いがありました。頼みのライオンズ打線も沈黙状態。もともと投手力に難ありだったためここで終戦。

個人的にはライオンズが日本シリーズに出てきて、巨人がコテンパンにするところを見たかったです。

西武の辻監督もホークスの工藤監督も、あの西武の黄金時代を支えた名選手ですから。巨人をボコボコにした奴らです。

その当時、四番を打っていた原辰徳選手も今や巨人の名監督となりました。まさに30年ぶりのリベンジをするつもりでしたが、今回の相手はホークスです。ホークスは強敵です。ただいま連覇中の日本一のチームですから。

あの2000年に行われた伝説のON対決の再来です。今度は工藤監督と原監督のKH対決となります。

どちらも策士(タヌキ)監督ですから。果たして勝負の行方はいかに!

日本シリーズの前に気になるイベントがもう一つ。

そうです。運命のドラフト会議です。ドラフト会議と言えば、やはりパンチョさんです。

今年は投手ビッグ3が有名です。佐々木、奥川、森下投手。個人的には即戦力の森下投手を巨人が指名してほしいけど、内野を守れるパワーヒッターも巨人に必要です。

ここは思い切って高校生内野手、東邦高校の石川選手なんぞ選んでほしいです。セカンドかショートに育て、坂本選手を3塁へ。岡本選手と一緒に将来の四番、五番を打って欲しいです。

果たして明日は誰を指名するのか?超楽しみですね!

さぁ、運命の日本シリーズは19日開幕です。

久しぶりにジャイアンツが日本シリーズに出れるので興奮しております。

個人的な願望も含め、4勝2敗でジャイアンツの日本一と予想しておきましょう!

 

追伸:またもやノーベル賞受賞者が日本から選ばれました。しかも今回は化学賞!

この吉野彰さんってお茶目で可愛らしい感じの方です。しかもとっても謙虚なお方。世界一になるってこんな人なんでしょうね。

もう一つ微笑ましい写真が。

彼は愛妻家だそうですよ。

まさに内助の功。

テニスもバリバリ、お酒もバリバリの70代。うらやましい人生です!

おめでとうございます!