日曜日の朝、息子とセミとりに行ってきました。
朝からホームセンターで虫取りアミと虫かごを購入。
近所の警察署の前の木にセミがうじゃうじゃいるのを毎日見てたので、セミとり初体験の息子を連れていきました。
いるいる、クマゼミがウジャウジャ、ウジャウジャ。しかも豪快に鳴いています。
こちらも久しぶりのセミとり。子どもの頃はよく行ってたけど、どんな感じで捕獲してたかな?って思い出しながら、いざ挑戦。
最初の2匹は捕獲前におしっこかけられ、まんまと逃亡してしまいました。
ここで自分の中のスイッチ(お父さんスイッチ)が入りました。
私もかつてこの自然いっぱいの小野田市で育ちました。虫とり、魚とりなんて朝飯前って言うレベルの田舎者です。
「セミ、なめんなよ!」
そこから怒濤の捕獲ラッシュ!セミの飛行パターン、木から離れていく時のパターンを読み、木にとまっているセミに対して絶妙な角度からのアプローチ。7、8分程度で虫かごいっぱいのクマゼミを捕獲しました。
最後のとどめは、飛んでいるクマゼミを直接ゲット。まさに「フライングゲット(by AKB48)」って感じでした。すみません。ダジャレです。
虫かご一杯になったセミ。1歳の息子も「パパ、セミとる、セミとる」って、ベビーカーに乗ったまま虫取りアミを振り回す息子。
「息子よ、セミとりはそんな簡単なもんじゃないよ。もう少し大きくなったら、パパの極意を伝授するからね。」と、誇らしげな顔で父の尊厳を取り戻した私。
クマゼミだけではつまんないだろうと思い、帰りの道中でアブラゼミとニイニゼミゲット。ツクツクボウシはいなかったので、今度また捕まえようと思います。
結局最後までセミが怖くて触れなかった息子。自宅に帰ってベランダから逃がしている最中もビビって逃げ回ってました。
まずは博物館でセミの標本を見せて、しっかりお勉強させようと思います。
ただいま「いのちのたび博物館」で昆虫のイベントやってます。今度の木曜日に行く予定です。
大人になって、なんとなく虫が嫌いになっていた自分。セミとりを通じてあの頃の熱い気持ちがよみがえってきました。
「暑い日」の「熱い思い出」でした。