秋雨前線のおかげで雨ばかり。もう少し息子とプールに行きたかったです。
今回は娘のお食い初め話。
まずは山陽小野田市にある別府八幡宮にてお参り。神主さんが父の知り合いで、もう20年以上のお付き合いですが、入り口に書いてある張り紙を見てびっくり。
別府八幡は1200年も!続いているそうです。知りませんでした。
そんな由緒正しき八幡宮にて娘のお参り。大安だったことに加え、この雨続きの中にもかかわらず、その日だけはお天気でした。さすが晴れ男の息子。娘もしっかり晴れ女です。
4年前に息子も同じアングルで写真撮影したので2枚並べてみました。かなり高貴なお写真です。素晴らしい。我が家の家宝です。
今見ると息子もかなり小さかったんだなって実感しました。当たり前ですけど。
綺麗な着物は妻の実家からお借りしました。何人もこの着物を着てお参りしたそうです。歴史を感じます。本当に感慨深いですね。
この日はあいにく私の父が小野田休日診療所で働いていたので、夜のお祝い飲み会から参戦予定。
息子が正座できることに関心して思わず笑顔の父。お祓いの時間よりも写真撮影の方が長引いてしまいました。いつもいつもご迷惑をおかけしております。
その後お食い初め用の丸石をお借りして帰りました。
4年前の息子の時は、夕暮れ時に一人で境内の中で石を探していたら、さすがに不審者と思われたのか、若い神主さんから声掛けされ、もともと用意されていた丸石をお借りすることができました。
夜は近くの料亭でお食い初め。娘用のお膳はとてもとても立派でした。
お赤飯やお汁、お刺身など、それぞれ意味のある食材を用意していただき、それなりの作法にのっとってお食い初め開始。
参加者の中で一番年上の方が娘を抱っこしなくてはいけないそうで、我が父より少しだけ年上の義父にお願いしました。
緊張の面持ちで娘を抱っこしてくださった義父。いろいろお世話になりました。
一応食べるフリだけするんですが、明らかに迷惑そうな顔をする娘。そりゃそうです。これまで母乳しか飲んでいませんからね。
ご飯やお汁、お魚など、あたえる順番は決まっています。お魚がお刺身だったことと、わさびが付いていたことを考えると、「後でお父さん達で美味しく食べてね」というメッセージが含まれていたのかもしれません。
最後は「石のような硬くて立派な歯が生えますように」と祈願して神社で借りた丸石をくわえました。箸で石を触り、その箸を口に持っていけばいいと聞いていましたが、娘は美味しそうに丸石をなめてました。一同爆笑。
石好きの娘。頑固な石頭になることだけは勘弁を。
帰りがけにお店の人が、「先生の奥さんお綺麗ですね。都会出身のかたですか?」と聞いてきました。自分のことはさておき、妻が褒められるなんてうれしいじゃありませんか!かなり酔っていたせいもあって上機嫌の私。「東岐波出身の田舎もんですよ!」と答えるも、満面の笑みを浮かべていました。今思えばお世辞だったのかもしれませんがうれしかったです。うーん、商売上手。
やっぱり通過儀礼って大切ですよね。いろんな意味が含まれた大事な儀式です。つい簡略化してしまいがちですが、我が子供達を愛する父母として、昔から伝わる伝統儀式を重んじていこうと思います。結局その夜の飲み会が楽しいんですけど。あ、本音出ました。
やはり祝い酒は美味い!とっても楽しい1日でした。ダイエットは明日から!
追伸:以外にもお祓い中おとなしかった息子。空気読んだみたいです。
結局最後はパワー全開。境内を飛び跳ねて遊んでいました。最後の最後に砂利の駐車場でこけて肘から流血。はしゃぎすぎです。まあ男の子はこれくらいが元気があってよろしい。
こんなに可愛い息子も、あと10年もすれば毛深くなって声変わりするんでしょうね。あー、想像したくない!
実は我が一族の中で最も男臭いのは私なんですけどね。息子も私の遺伝子には逆らえません。残念!