徒然草

「花の海」満喫方法

まだまだ暑い日が続きます。朝晩の涼しさにちょっとだけ秋の気配を感じますけど。

夏の甲子園は盛り上がりましたね!

山口県代表の下関国際高校があれよあれよと決勝戦まで勝ち進みました。しかも優勝大本命だった大阪桐蔭高校、今年春のセンバツ大会の準優勝高校である近江高校を倒しての決勝戦。

流石に選手層の厚さの違いをまざまざと見せつけられ、決勝戦では惨敗してしまいました。

選手たちは頑張りました。どの選手も打席に立つたび、相手投手の状態やストライクカウントに応じて細かくバッティングスタイルを変え、監督も選手も素晴らしい状況判断を行い、なんだか「頭の良い野球」を見せてくれました。

世の中は「東北初の優勝旗!」とか「白河の関越え」などと仙台育英高校びいきの報道が目立ってイラッとしましたが、山口県民としてはこの準優勝っていう結果を誇りに思っています。前回の決勝戦進出は宇部商業が勝ち進んだ37年前。しかも桑田・清原有するPL学園との決勝戦。さらにいうと、夏の甲子園では滅多にないサヨナラ負け。山口だって悲願の優勝旗でした。

今回の甲子園で分かったこと。それは「中継ぎ投手の重要さ」です。

激アツの甲子園の戦いで、少ない投手陣ではいつかどこかで疲労が溜まってしまいます。準決勝で素晴らしい中継を見せた仲井投手も決勝戦では完全にへばっていました。彼の素晴らしい外角低めにズドンと投げるストレートのコントロールには惚れ惚れしました。

仙台育英高校にはエースクラスの投手が4、5人いたそうです。今後の高校野球は「投手分業制」と「数名の中継ぎ投手育成」がトレンドになりそうです。

近江高校の山田投手の投球も他の試合で見ましたが、外角いっぱいの低めストレートで見逃し三振を取れる投手って素晴らしい投手だと思います。今の日本のプロ野球でもそうですが、ツーシームやスプリット、チェンジアップといったような手元で動くボールを多用する、いわゆる「かわすピッチング」「内野ゴロを打たせてアウトにする」投手が多いような気がします。

かつて広島カープの大野投手が話していましたが、素晴らしい投手の条件、それは「外角低めのストレート」を投げきることが出来る投手だって話していました。これは伝説の大投手、江夏豊さんの教えだそうです。我がジャイアンツの最高バッターと言われた松井秀喜選手も「大野投手の球は絶対に打てない!」って断言していましたから。

あ、長くなりましたが、下関国際高校の皆さん、準優勝おめでとうございます!

 

今回はこのブログ内でたびたび登場する「花の海」のお話です。

山陽小野田市埴生にある「花の海」。もうかれこれ10年近くここに通っております。我が家から車で20分くらいで着きます。

ここはいちご狩りとかブルーベリー狩りで有名ですが、我が家の目的は狩り行為ではありません。だっていちご狩りって元を取ろうと思うと1パック分くらい食べないとダメなのに、我が子たちは5個くらいで「お腹いっぱい」って言うからもったいなくて。更に言えば、その入場料金を支払うくらいなら、そこで売っている高級いちごパックを買う方が断然美味しいので。

ここに来る一番の目的は「動物たちへの餌やり」です。

かつてはヤギしかいなかったけど、数年前に綺麗なウサギ小屋が出来て、可愛いウサギがたくさんいます。横に置いてあるエサを百円で購入し、寄って来るウサギに与えるだけですが、これがまた可愛い!だって私と息子は卯年生まれですから。ウサギが可愛くて仕方ありません。ま、早々とここに飽きてしまった11歳の長男は付き合ってくれませんけどね。

まだ2歳の次女は豪快にエサを食べにくるヤギが怖くて近寄れず、もっぱらウサギ小屋だけで遊んでいます。

ここにくる時のポイント。それは人の少ない平日か、週末の早い時間に行くことです。そちらの方がウサギがお腹を空かせており、エサの食べっぷりがいいからです。観光客が多い日の夕方はもう動物たちはお腹いっぱいで、エサを見せても食べようとしてくれませんから。ヤギはいつでも食べてくれるけど。

二つ目のお楽しみは「おやつ」です。ちょっとしたイタリアンレストランが併設しており、ここでいちごアイスやいちご入りのシュークリーム、ブルーベリージャムのかかったソフトクリームなど、美味しいおやつを気軽に食べることができます。

いちご好きの娘2人にはパラダイスですが、ダイエット中の私はブラックのホットコーヒーを飲むだけにしております。やはりダイエットの基本は糖質制限ですから。

三つ目のお楽しみは「公園遊び」です。

ちょっとした空き地に手作り感満載の小さな公園があります。さすがに小学生半ばになると物足りないと思いますが、2歳の次女は大の公園好きなので毎回大はしゃぎしております。

毎回、毎回よく飽きずに遊ぶなって感心しつつ、必死にシャッターチャンスを伺ってストーカーおじさんになる私。かなりの枚数を撮影しているため、素敵なショットをいただくコツをつかんできました。

いつもワガママで暴れん坊の次女に振り回されてばかりの父ですが、一緒に遊ぶと天真爛漫の笑顔で答えてくれる可愛い可愛い次女。毎回お父さんはメロメロになってしまいます。

でも家ではよく次女とケンカします。「パパがか洗うと激しいからイヤ!」って拒否され、顔を洗う時のみ母が手伝ってくれます。2歳で拒否されたら先が思いやられます。

四つ目のお楽しみは「季節の花」です。夏の暑い季節はひまわりの花が綺麗に咲いています。

このひまわり畑はそれなりに有名になっており、観光客が県外からもやってきます。

ひまわり畑の最大の弱点は「めちゃくちゃ暑い」ってことです。しかも混雑する前の午前中に行くと、ひまわりは全て東方向を向いており、西側しかアプローチできないので、綺麗な写真を撮ろうと思うと、ぐるっと回り込まないといけません。その道中に日除けはなく、ただひたすら暑い!途中でかき氷屋さんがあったけど、あまりかき氷を好まない我が子たち。私は喉から手が出るほど食べたかったけど、ここは我慢、我慢。

汗だくになりながら、楽しそうに歩き回る次女を追いかけながら必死に写真を撮りまくる私。

本当に可愛い娘です。

あ、親ばかでした。

ひまわりを見にきた時は次女と2人っきりでした。兄も姉も夏休みの午前中はお勉強タイムですから。次女が家にいるとお勉強タイムに邪魔ばかりして、勉強に集中できなくなるので、娘を連れ出すのが私の使命です。この時はクリニック夏季休暇中だったので、平日午前に連れ出しました。

地元の楽しい観光名所。数名の友人から「小野田のインフルエンサー」と言われており、花の海の魅力を世の中にお伝えするのも私の仕事です。自称、山陽小野田市観光大使ですから。

皆さんもぜひ遊びに来て下さいね!

花の海から帰る道中にもお楽しみポイントがあります。

ちょっと横道に入ることになりますが、津布田にある「浜のてんぷら屋」です。

ここは午前中に行くと揚げたての天ぷらを買うことができるし、夕方に行くと売れ残りをまとめて「お得パック」みたいになっており安く購入できます。ここの駐車場の奥には関門橋を一望できる場所もあり、隠れた名所となっております。

さらにこの道を我が家方面に進んで行くと、梶漁港の近くに高台があり、ちょっとした展望台になっています。

あと、この道筋にある小さな二つの旅館もかなり気になっています。「井上旅館」と「村上旅館」です。ここから我が家まで10分くらいなので、さすがに宿泊したことはありませんが、リーズナブルなお値段で美味しい魚料理が食べられるって聞いています。一度泊まってみて、客人が来た時に利用できるかどうか確認しようと思います。

以上、山陽小野田市非公認観光大使、インフルエンサー砂川が御報告致しました!

 

追伸1:前述した梶漁港に時々魚釣りに行きますが、ここは潮の干満の差が激しく、満潮時刻近辺でないと釣りができません。秋から冬にかけて大きめのハゼが釣れるのでいいポイントですが、最近釣りの邪魔をする大物に何度か遭遇してしまいました。

あの憎たらしい毒魚です。

犯人はこいつ。

この辺りのアサリやハマグリに壊滅的なダメージを与えたエイです。

最初にこれが針にかかった時はかなりの引きで、久しぶりの大物だ!タモの準備を!って興奮していたにもかかわらず、海面にズオーって上がって来たこの姿を見るとテンションだだ下がり。

はぁ、取り込むのもイヤだな。糸が切れてくれないかなって願っても、バッチリ口の横に針がかりしており、一度堤防にあげないと取れません。ちびすけエイでも尻尾の根元には立派な毒針があります。夜釣りの定番ゴンズイもそうですが、毒魚を取り扱う時は慎重にしないと大怪我に繋がります。ウミケムシもそうです。これだから日本海の魚釣りの方が好きなんだよなって心で思ってしまいました。

追伸2:なんと、我が山口県に、ようやくって感じですがグランピング施設ができました。

場所は秋吉台です。秋芳洞の近辺に宿泊施設がないのは勿体無いなって思っていたから、これは朗報だと思います。でもグランピングって利用するのにかなりお金がかかるから、お気軽にって泊まれないし、そもそもここまで我が家から車で40分くらいで到着するので、わざわざ泊まってもねって思ってしまいます。

いつか県外から友人が遊びに来た時には利用してみようと思っていますが、今のところ、結構先まで予約が埋まっているみたいでした。

山より海好きの私。

秋吉台もいいけど、豊浦とか長門、萩あたりの海の直ぐ近くににグランピング施設ができないかなって思います。それなら頻繁に通うと思います。