徒然草

極寒の中でも温かな我が家の遊び方(前編)

3月に入りました。急に暖かくなってきましたが、まだ油断は禁物です。今後は雨の日が多いみたいです。もう少し暖かくなったらアオリイカやコウイカ釣りが始まります。今からウキウキしています。

さすがにまず最初はウクライナ情勢から。

ロシアの大馬鹿大統領が何を勘違いしたのかウクライナに武力を持って侵略してきました。クリミア半島併合のように簡単に併合できると思ったんでしょう。さすがバカ。これまで西欧諸国に好きなように世界を牛耳られていたのがよほど悔しかったんだと思います。さすがバカ。

実際に武力衝突が始まり、ロシアがどんどん侵攻していきましたが、大きな誤算だったのは思っていた以上にウクライナ軍の抵抗が強かったことです。

そりゃそうでしょう。「我が国の領土を守れ!」と頑張る方が断然士気が高いだろうし、ロシア軍の兵隊さんの中にもこの侵攻が間違っているって思っている人もかなりの割合でいるはずです。戦争が起きれば当然怪我人や死人がたくさん出ます。しかも今回は陸地戦なので一般市民にもかなりの犠牲者が出ます。これって大馬鹿大統領の殺人行為ですよね。殺人が簡単に許されますか?国際法を無視した彼が許されますか?

バカのすることはなかなか想像できないです。だってバカだから思考回路が読めません。

なんと核兵器をちらつかせてきました。さすがにこれはまずいでしょ。こうなれば他の国々は黙っていません。武力行使して第三次世界大戦を引き起こそうなんて誰も思っていないでしょう。ということで繰り出した技はお決まりの「経済制裁」です。

しかし今回はクリミア半島の時とは状況が違うようです。かなり強烈な経済制裁を行うことが示唆されています。で、そうなった時一番困るのは誰でしょう?そうです。ロシア国民の方々です。

経済制裁が実行されればロシア通貨のルーブルの価値が激下がりして紙屑同然になるだろうし、超強烈なインフレーションがロシア国民を襲うでしょう。物価が急騰するってことです。

所詮、ロシアのGNP(国民総生産)ランキングは世界トップ10にも入れないくらい脆弱な経済状況です。中国とは状況が全然違います。

クリミア半島の無血併合の時に支持率が爆上がりしたのを「旨味」として勘違いしたのか、戦争をすれば支持率が上がるという幻想に取り憑かれております。さすがに世界全体からの引き締めがあれば、普通であれば一歩下がって譲歩するのが筋ですが、このバカがその選択をするか不明です。陰で悪い顔して状況を見届けている中国の習近平も不気味です。

果たして今後はどうなる?

日本だって他人事ではないんですよ。経済制裁に協力すれば、必ず経済報復されるし、ロシアから石炭や天然ガスをかなり多く輸入している日本経済にも必ずしわ寄せがきます。まずは現在も進んでいる燃料代の高騰でしょう。まだまだガソリンが値上げしそうです。

さらには恐ろしい議論まで出てきました。

「核共有」の話を元総理が持ち出してきました。

日本には「非核三原則」というものがあります。しかしこのような武力による国土拡大路線が広まれば台湾も中国から侵略されるだろうし、日本だって北朝鮮から核ミサイルが飛んでくる可能性だって出てきます。

核の力に対抗するなら核を持って制すって考えも100%間違っているとは思いませんが、その思考回路が恐ろしいです。ヨーロッパでは普通に行われている「核共有」の考え方からすると、アメリカの核兵器を日本の米軍基地に配備するということになります。そうなれば確実に日本もミサイルで狙われます。

今回のような経済制裁が少しでも早く効果を発揮し、ウクライナが救われ、ロシア国民の経済が破綻しないことを願っています。このままいけばプーチン失脚目的のクーデターが起きるかもしれないですね。

武力より屈せず、我々が一致団結してウクライナを救える日が来るのを願っております。

武力よりも経済力でしょ、今の世界情勢なら。今回の紛争で儲かっているのは、天然ガス(シェールガス)をたくさん持っているアメリカと、世界から総スカンを食らったロシアにこっそりと経済協力するであろう中国だけです。本心が見えないので恐ろしいです。

 

前置きが長くなりました。今回は寒空の中、家族で遊んだお話です。コロナ禍の過ごし方の参考になればと思って書かせていただきます。

もともと外遊びが大好きな私と我が子たち。そんな我々にステイホームっていうのはかなり酷な話です。とういうことで、三密を避けた安全な遊び方を日々研究しております。

まずは「田舎デイキャンプ」です。最近のキャンプブームで有名なキャンプ場は混雑しているだろうと思い、アクセス良好な街中キャンプ場を避け、今回選んだのは「豊田湖畔公園キャンプ場」です。

この日は大寒波が日本襲来しており、朝からかなり雪が降っていました。さすがにテント貼って宿泊は厳しかったので、車を横付けでき、コンセントも確保できるオートサイトを借りることにしました。

初めて来ましたが、なかなか素敵な施設で綺麗に整備されていました。他のお客さんは1組のみで、ガラガラでした。

子どもたちが寒がったらまずいし、ここで風邪ひくとコロナ感染を疑われるため、防寒対策だけはしっかり行いました。ミニテントに寝袋を持ち込み、ポータブル電源を使って布団温め機で中に暖気を送る、まさに「ぬくぬくスタイル」。かなり温かったみたいで子どもたちに大好評でした。

まずは焚き火をして暖を取りました。息子は相変わらずの軽装ですが、2歳の次女は先日私が購入したクマの暖かいフリース着ぐるみをジャンパーの下に着込んで防寒対策をしました。

私もかなりの暑がりで、寒さには強いつもりですが、10歳の息子の寒さに対する耐性力は半端ないです。真冬で大雪の日でも半袖半ズボン、手袋なしで登校していますから。ここかまで来ればもはや「やせ我慢」の息を超えています。

最初は「風邪ひくぞ!」って怒ってましたが、最近では私も妻も諦めモード。せっかく頑張ってるんだし、実際に風邪ひくまでは許容しようってことになりました。

寒い日だからお鍋でも作って温まろうと思い、今回選択したキャンプ飯は「もつ鍋」です。ちょうどふるさと納税で届いたもつ鍋セットがあったので、それを持参しました。

キャンプ料理っていいですよね。子どもたちも積極的にお手伝いしてくれます。

野菜は出発前に妻が家で切ってくれていたので、キャンプ場では簡単にお料理することができました。

この時使ったお鍋はダッヂオーブンです。本当にこのお鍋は便利ですね。ステンレス製で傷にも強いし、頑丈で重い蓋が乗ってるので蒸し焼きや鳥の丸焼きもできるし、蓋の上に炭を置けるのでオーブン料理もお手のものです。

これからキャンプを始めようと思われる方は、我々キャンプ初心者と同じようにデイキャンプからスタートすることをお勧めします。そしてテントを購入するより、まず先にこのダッヂオーブンを購入すると、一気にキャンプ飯の幅が広がること間違いなしです。モンベル専門店のオヤジさんに勧められて購入しましたが、とってもいい買い物しました。

さすがにお肉がモツだけだと小さい子どもたちにはきついと思ったので、ウインナーも投入しました。

お料理の最中も雪が舞っており、超絶寒い日曜日のお昼間でしたが、熱々のもつ鍋はベストチョイスでした。もう激ウマです。もともともつ鍋大好きな我が家で、しかもこの寒空の下で熱々の鍋を外で食べるって超幸せです。家で食べるより2、3倍美味しく感じます。

やはりキャンプの醍醐味はキャンプ飯だな!って再認識しました。これで車の運転がなければビールも飲めたのにって思ってしまう私。でもビールはさすがに寒そうだし、こんな日はやっぱり日本酒の熱燗かなって思いました。飲んでませんけど。

もつ鍋のシメはやっぱり麺でしょう。今回のもつ鍋セットに同封されていたものはラーメンでした。

モツやお野菜からしっかりと旨味が出た後のスープで煮込んだラーメンも超絶美味でした。これならお金払ってでも食べたくなるような素晴らしいシメ料理でした。

さすがに長居すると体が冷えて風邪をひくなって思ったので、滞在時間は3時間くらいで撤収しました。

ここのキャンプ場は素敵なところでした。豊田湖の周りって道も狭いしど田舎にあるし、まさかこんなに綺麗に整備されたキャンプ場があるなんて思いもしませんでした。

もう少し暖かくなって、夜の冷え込みも無くなったら今度は宿泊込みのキャンプをしてみようと思います。

いいところですよ、豊田湖畔公園キャンプ場。

もう一つ、私の三密回避アウトドアがあります。そうです。魚釣りです。

この時期は30cm超えの大アジが釣れることがあり、せっかくなので長門の野波瀬にある釣りデッキに行くことにしました。前日に大寒波と大嵐があったためまだこの日もやや風が強く、しかも極寒だったので息子は連れて行きませんでした。

いつもの釣り仲間おっさんと二人でいざ乗船!

釣りに行くときは毎回そうですが、釣り場に向かう道中は大物が釣れる予感しかしません。今回もそうでした。

大物が釣れた時に困らないようにと思い、いつもより倍の大きさのタモ(魚を取り込むアミ)をセットして挑みました。気合十分です。ブリでも釣れたらどうしようって悩むほどでした。

で、実際の釣果は?

この極寒の中で必死に釣りを頑張るも、釣果も激寒。

全くと言っていいほど釣れませんでした。簡単に釣れるサビキ仕掛けですらなんのアタリもなし。気合い入れてバナメイエビの味の素漬けや、イカ対策に準備した鳥のささみの塩漬けなんてほぼ出番なし。メバル、カサゴ、ベラが釣れたくらいで、お目当てのアジはゼロ。アジの泳がせ釣りでヒラメやマゴチ、青物を狙おうとしても、肝心のアジが来ないと話になりません。

久しぶりに心が折れた釣りになってしまいました。ま、こんな日もあるもんです。ただ、海上釣りデッキに行くだけで結構なお金を支払います。せめて夕食分くらい何か釣れると嬉しいんですけど、料金支払ってこれじゃあ辛すぎです。

でもまだ心は折れていません。これもまた勉強。坊主の日もあれば大漁の日もあります。めげずにまた釣りデッキに行ってリベンジを果たそうと思います。

後で聞いた話ですが、最近長門市近海にイルカの大群が入ってきているという話を聞きました。皆さんは「イルカ可愛い!」って騒ぐかもしれないけど、釣り師にとって魚を食べまくるイルカは邪魔でしかないです。

イルカが来れば魚は逃げます。釣り場で時々、沖の方にイルカの姿を見かけることがありますが、そんな日は「ちっ、イルカかよ。今日は釣れないかもな」って思ってしまいます。イルカは嫌いです。

大学時代に天草で有名なイルカウォッチングに行ったことがありますが、所詮、野生のイルカってジャンプしたり遊んだりしてくれません。だって野生ですから。見た瞬間はテンション上がるけど、数分で飽きてしまいます。イルカは水族館で見るのが一番です。イルカに罪はないですけどね。

もう一つの田舎遊びを話すつもりでしたが、長くなってしまったので今回はこれにて終わります。

豊田町で「どこでもドア」を見つけた話はまた後日。

次回ブログ更新時にウクライナ紛争の平和的解決が行われていることを切に願っております。戦争して得られるものはありません。失うものばかりです。

 

追伸:現在2歳でイヤイヤ期MAXの次女。長男の時も長女の時もイヤイヤ期あったと思いますが、次女のそれは超強烈です。

最近は本気で娘と喧嘩することありますが、少々のことでは負ける気のない次女。父よりはるかに強いです。

でも時々「パパー、あそぼー!」とか「パパー、好きー!」って言われると全てを許してしまう私。完全に次女にコントロールされています。でもそれでいいんです。可愛いから。

この写真は上記のキャンプ場で強烈にコケてしまい、悲しみと怒りでパパを拒絶している時の顔写真です。