なんだか寒暖差の激しい気候です。スギ花粉の飛散も始まりました。アレルギー体質が強い私ですが、花粉症がないのは幸いです。あと、食事アレルギーもありません。
自分自身は全く興味がありませんが、妻は大河ドラマが大好きです。
今回新しく始まった「晴天を衝け」の主人公に抜擢されたのは吉沢亮さんです。なんとまあ綺麗な顔立ちをした俳優さんだこと!と思っていたら、彼はなんとあの懐かしき「仮面ライダーフォーゼ」でメテオ役をしていた俳優さんでした。
仮面ライダーフォーゼの主役は福士蒼汰さんです。
彼の方がいち早く有名になってしまいましたが、一緒に出演した吉沢亮さんも大河ドラマの主役となりました。これで名俳優の仲間入りですね。やはり仮面ラーダーシリーズやスーパー戦隊シリーズは俳優さんたちの登竜門となっております。個人的にはキョウリュウジャーのキングが好きだったけど、テレビで見かけないような気がします。
この話もかなり前にこのブログ内に書きましたが、仮面らイーダフォーゼのヒロイン役は清水富美加さんです。
彼女はとあるバンドマンと不倫騒動を起こしたり、幸福の科学の信者である彼女はそのまま出家して芸能界を引退したりと、何かと世間を騒がせた女優さんです。
それを思うと仮面ライダーフォーゼ軍団は皆さんそれなりに有名になりました。アンガールズの田中さん&山根さんも出てましたし。
もう一つ、新しい大河ドラマで嬉しいキャスティング。
なんと徳川慶喜役に抜擢されたのは草薙くんでした。なんかジャニーズ脱退騒動で干された感がある3人組。まさかの大河ドラマ出演なんてちょっと嬉しいと思いませんか?別に全然ファンではないんだけど、なんかほっとします。
香取くんも稲垣くんも前回の「笑ってはいけない」でものすごい下ネタを繰り出し、大爆笑してしまいました。
「新しい地図」の3人衆がもっとテレビに出てくれることを願っております。
今回はオリンピック組織委員会トップの森喜朗元総理の爆弾発言問題に関するお話です。
さすが「失言王」。今回の女性軽視発言は酷かったです。本人は悪意がないって言ってたけど、悪意がないってことはまさに自分の中の本心なんでしょう。
そして何よりも謝罪会見がマズかったですね。まさに逆ギレ状態。これって日本国民の大半を敵に回したと思います。
ここまでずっと裏方で頑張ってきた森会長。元総理の肩書もあって、かなり色々な世界に影響力を持てたし、コンパクト化や節約方針など、いいこともたくさんしてきたはずです。
しかしあの発言で一気に状況が変わりました。日本国内だけでなく、世界からも非難轟々。これが今の時代の怖さです。ちょっとした失言からSNSを介して大炎上。とても火消しできるレベルではありません。
ただちょっと気になることが一つ。
森会長にお世話になった方も相当数いるはずですが、誰も彼を庇うような態度を見せておりません。一緒になって炎上するのが怖いからでしょう。それはそれで卑怯者です。
この騒動に火を注いだのはまたもやこの方のおバカ会見。
この人も「別のボランティアを探せば良い」って、善意でボランティアに応募した方を小馬鹿にした態度で会見。しかもよく見ると、しっかりと「鼻マスク」状態。
国を挙げて偉そうに「不要不急の外出は控えるように」と叫んでいる割には、夜の銀座に同伴でママと会食する議員はいるし、自分だって高級ステーキ店で何人も集めて会食する始末。
やっぱりこいつらは性根が腐ってますね。早よ辞めろ!
そして最も気持ちの悪い方がこの人です。
さすが都知事。ここぞとばかりに大嫌いだった森会長を大バッシング開始。
人の弱みにつけ込んで自分の人気を上げる天才です。まさに卑怯者チャンピオン。結局この方がIOCバッハ会長との会談をキャンセルしたことがトドメの一撃となり、森会長は辞任しました。そこまで言うならあなたが会長を兼務しなさいよ。自分だって失言多いくせに。今年は都議選もあるため、どうやって自民党を倒そうか野心メラメラなはず。かつては森さんの反対を押し切って自民党総裁選に出馬して麻生さんに負けた黒歴史があります。さて、次の一手はどうするんでしょう?
なんだか愚痴っぽくなってしまいました。
今回最も話したかった話題は、川淵さんのことです。
森さんが後継者として指名した川淵さん。結局組織委員会からなんの承認もなく、政府からも大反対され、幻となってしまった会長候補。
この川淵さんって実はものすごい人なんですよ。ニュースで散々言われていたから知っていると思うけど、日本サッカー協会の重鎮だけではない、ものすごい仕事を成し遂げた方です。かつてはサッカー日本代表としてアルゼンチンに勝利したこともあるものすごい選手です。
しかし私がこの方の業績の中で最も感動したのは、一時期大荒れしていたバスケットボール界をまとめてくれたことです。
日本のバスケットボール界の歴史は浅く、実業団リーグからスタートしました。しかしまだプロリーグとして成立しておらず、選手たちは皆どこかの企業に所属していました。
そこからbjリーグが日本のプロリーグとして派生して行きましたが、日本バスケットボール協会が激怒して、実業団リーグをJBLという組織にして、bjリーグを正式なものと認めておりませんでした。
困惑したのは所属する選手たちです。特に若手選手が「どちらに所属すればいいの?」って感じでモメにもめてました。
そしてついに国際バスケットボール連盟(FIBA)がこの現状に激しく怒り、日本の国際大会出場資格を停止してしまいました。日本にJBLとbjリーグという2つのトップリーグが並存していることが大問題となり、FIBAが提唱する「トップリーグは1国に1リーグのみ」という方針に逆らっていたからです。
資格停止のため五輪予選に出ることができず、当然W杯の予選にすら出場することができなくなってしまいました。
この状況を打破すべく、組織改革を託した人物こそ、この川淵さんでした。
最初に名前を聞いたときには、「えぇ!川淵さんってあのサッカー選手の?」ともの凄く驚いたことを今でも鮮明に覚えています。
川淵さんって「川淵チェアマン」って呼ばれていたことは有名です。皆さんも知っているはずです。
川淵チェアマンはあの「Jリーグ」を発足させた張本人です。
自分が高校生の頃、まださほど人気の高くなかったサッカーを、プロリーグという形にし、ここまでの人気スポーツに押し上げたのは川淵さんの素晴らしい業績です。その手腕を買われて日本バスケットボール協会の会長に選ばれたんでしょう。今思えば、あえてこの畑違いの川淵さんを選んだ先見の明が素晴らしかったんだと思います。
こうして統一されたトップリーグ「Bリーグ」が生まれました。
川淵会長はすでに日本バスケットボール協会会長を後任に譲っていますが、今の会長も女子バレーボールの元日本代表三屋さんです。川淵さんは幹部に女性をたくさん採用したのも有名な話です。バスケ協会のトップが、元サッカー選手から元バレーボール選手へとバトンタッチ。このような新しい感覚が今の閉塞的な日本に必要だと思います。
結局、日本オリンピック組織委員会会長に川淵さんが就任する話は流れてしまいましたが、個人的には彼の手腕を見てみたかったと思っています。
でももう時間がありません。あと数ヶ月後に迫った五輪開催。果たしてこのまま無事開催までたどり着けることができるでしょうか?コロナワクチンがものすごいスピードで普及すればいいけど、このペースだと辞退する国もたくさん出てくると思います。海外からの観客を誘致するのも難しそうだし。
どちらにしても新会長はまさに「火中の栗を拾いに行く」状況での就任となります。
果たして誰が選ばれる?
で、今回の結論ですが、SNSの普及に伴い、世論パワーが俄然強くなってしまいました。一素人が国会議員に文句が言える時代です。それはそれで大事なことだと思いますが、声がでかい人の勝ちみたいな風潮も生まれてしまいました。
日本は間接民主制です。自分たちが選んだ議員を信じるしかありません。民意が強くなりすぎると国は露頭に迷ってしまいます。お隣のおバカ大統領の国を見たらわかると思います。
やはり我々の民意は選挙によって決めるべきです。直接民主制ではないので。
このご時世、「爆弾発言」は原子力爆弾以上の破壊力を持ってしまいました。
正直怖いです・・・
追伸:いよいよ新型コロナワクチンが始まります。
人類が新型コロナに打ち勝つことができるかどうか、このワクチンに全ての期待が込められています。
ただこのワクチンは筋肉注射です。普通の皮下注射よりもずっと痛いです。
痛いのは嫌いです。でも我々医療従事者の私が接種しないで、他の人に接種するなんて全く筋が通らない話です。
自分の順番からすれば3月中旬頃になると思います。年齢は16歳以上となるため私のクリニックで接種することはなさそうですが、今後の状況によっては協力を惜しまないと伝えております。
早く全国にワクチン接種が広まるといいですね。
そしていつの日かマスクを外して堂々と居酒屋さんに行きたいです!