徒然草

家族5人、悲喜交交(ひきこもごも)、第三弾。

なかなか梅雨が明けませんでしたが、ようやく梅雨前線が北上を始め、そろそろ梅雨が明けそうです。

熊本の被害がすごいことになっています。土砂災害のため交通網が麻痺しており、しかもこのコロナ感染第二波の影響で県外からのボランティアが現場に入れず人手不足。

しかもこれから熊本の夏が始まりますが、もともと盆地気候なので、熊本の夏ってめちゃくちゃ暑いですから。熊本大学に通っていた私は、熊本の暑さをよく知っております。まさに二重苦、三重苦です。

1日でも早く復興することを願っております。

 

今回はコロナ騒動下の我が家の過ごし方、第三弾。娘2人のお話です。

<長女編>

今回のコロナ騒動で自粛生活を余儀なくされた我々ですが、長男と長女の違いがここでよくわかりました。

女の子って意外にもstay homeが苦じゃないみたいです。これはいろいろな方から聞いた情報も加味しております。

長男や私は自宅でゆっくり過ごすことが大の苦手で、自粛生活は正直かなり苦痛でした。隙さえあれば外出することを狙っていましたが、娘の場合は違いました。

ママゴトをしたりお絵かきをしたり、お母さんと一緒に遊んだり、自分の中でいろいろな楽しみを見つけて、長い自粛生活を乗り越えたように見えます。

まだ生まれて間もない次女のお世話で母親が大変そうなのを見て、空気を読んだ長女は自分なりに妹のお世話をしてくれたり、私と一緒に遊んだり、姉としての自覚が、兄よりも早く芽生えたように思います。

ただ、そのぶん強くなった長女は、少し意地の悪い長男と激しく喧嘩するようになり、私や妻が仲裁することも増えました。

やはり長女もそれなりにストレスを感じてるのでしょうか?

もともと娘にデレデレの私。先日、久しぶりに長女と私の2人だけでドライブデートに行きました。

今回の遊び場は埴生にある「花の海」です。

娘はここで動物の餌やりをすることが大好きです。最近、自粛のためあまり訪問することがありませんでしたが、動物触れ合いエリアが拡大されていました。

平日木曜日午後に行ったこともあり、曇天だったことも相まって、お客さんはほぼゼロ。三密ならぬゼロ密でした。

さらにこの度新たにウサギ小屋も新設されていました。

ちょっと前まではゲージに入った1匹のウサギしかいませんでしたが、このウサギ小屋には小ぶりのウサギがワンサカいました。

ここのヤギって人慣れしており、エサを持っていくと、ヤギ同士が争うようにしてエサを取り合います。なんだかちょっと怖いくらいです。

しかし小動物のウサギは違います。

ちょっと遠慮がちにエサをもらいにくる姿がとってもキュート。流石に私もこの可愛いウサギの顔にメロメロになってしまいました。

だって私は卯年生まれ。ウサギが大好きなんですよ。

さらにもう1匹、ニューカマーが。

ちょっと図々しいくらい生意気なヤギに混じって、茶色い個体がこちらに走ってきました。

なんと、あの嫌われ者のイノシシ君です。これが意外にも可愛くて、健気にエサを食べる仕草や、床のワラを足で退けて寝床を作る姿など、とてもキュートでした。

最近私はジビエ料理人と知り合いになり、猪肉の美味しさを知ってしまいました。この可愛いイノシシを見て「美味しそう」って思ってしまった不謹慎な私でした。

久しぶりに父を独占できた長女は終始ご機嫌でした。

いくらしっかりしてきたと言っても長女はまだ5歳です。やはり私と同じで甘えん坊の性格ですから。

でもこの2人っきりデートで一番楽しかったのはやはり私。だって超絶可愛い娘ですから。もう恋しております。

<次女編>

生まれたばかりと思っていましたが、次女もすでに生後半年を超えてきました。

今のところ順調に育ってくれており、体もぽっちゃりしてきました。

子どもの成長って早いって言われますが、いざ当事者として育てている我が身からすると、短いようで長く感じる半年でした。そして何よりも、一生懸命頑張ってくれている愛妻に感謝しかありません。

百日のお参りとお食い初めが終わったばかりと思っていましたが、あれよあれよと時は過ぎ、娘は生後6ヶ月を超えてきました。

やっぱり3人兄弟っていいですね。

子どもが増えると色々大変なことが増えますが、3人兄弟だといつも我が家は賑やかで、楽しい雰囲気になります。長男も次女にはとても優しくしてくれており、兄妹2人だけの時よりは少し息子も優しくなったような気がします。

7月20日は娘のハーフバースデーでした。

さすがにこのご時世なので外でお祝いなど出来ません。

妻と長女が一生懸命描いたメッセージも次女にしてみれば楽しいおもちゃにしか見えていないようです。

写真撮影中にも関わらず、本人がすぐに奪い取り、そして楽しそうにグチャグチャして遊び始めました。しかもカメラ目線で。

こんな些細なことでも我が家には大きな笑い声が響きます。何だか更なる幸せを運んできてくれた次女です。それと同じくらいの「大変さ」も運んできましたけどね。

私はもともと早起きですが、次女が時々早く目覚めることがあります。そんな時は「お散歩タイム」です。

まだ眠そうな次女を抱っこ紐で担ぎ、自宅周辺をお散歩します。

娘も外が好きみたいで、お散歩中は楽しそうに周りを眺めて笑ってくれます。流石に朝5時半くらいは他に散歩している人はいないため、感染のリスクも少なそうです。

ま、お散歩の一番の目的は私のダイエットですけど。

長女と次女の顔の形が全然違います。次女は丸顔で私にそっくり。性格まで似ないことを願います。

これにて我が家5人の自粛生活遍歴はおしまいです。

前回のブログでも書きましたが、今回の騒動で思ったことは、「家族力(家族の団結力)」を問われたということです。

普段は家にいない夫がテレワークなどで自宅にいることが増え、そのおかげで夫婦喧嘩が増えたって話をよく聞きます。中途半端な家事参加がかえって妻には腹が立つみたいです。

そんなことを耳にした私は、なるべく荒波を立てないよう、「妻が今何をしてほしいのか?」ということを一生懸命考え、そして実行しました。果たしてそれが正しかったかどうかはわかりません。

そもそも私はクリニック勤務を続けており、テレワークなんてできる職種ではありません。

自粛生活で一番大変だった人、一番感謝しなければいけない人、それは間違いなく妻です。

感染の脅威に怯えつつ、日々のニュースに一喜一憂し、幼稚園や小学校が休校になりstay homeを続ける我が子たち。それに加えて生まれたばかりの次女のお世話。さらには仕事から帰ってきた私の食事のお世話など、その苦労は想像を絶するものだと思います。それでも毎日笑顔で私と接してくれた妻は凄いです。まさに神様の領域になりました。ありがたや、ありがたや。

そんな妻のため、我が子たちのためにも長生きしないといけないですね。

今回の騒動下で私が最も恐れていたこと。それは「コロナ太り」です。

規則正しい生活、そして3食きっちりのおいしい食事、そして体育館やスポーツジム閉鎖による運動不足。そんな生活習慣を1ヶ月以上も続ければ、太らないわけがありません。

不摂生はやめようと思いつつも、それなりにストレスフルな生活を強いられてきた私もお酒の量を減らすことができませんでした。完全なる言い訳ですけど。

予想していたよりは太りませんでしたが、それでも最終体重目標値からさらに遠ざかってしまったのも事実です。

ようやく体育館閉鎖が解除され、バスケットも再開しました。

まずは食事制限が一番ですが、定期的な運動も欠かさず行い、規則正しい生活を繰り返し、そしてゆっくり痩せていくことを目標に日々頑張っております。

できればもう少し飲酒量を減らしたいって思っていますが、まだまだそれは無理みたいです。

外に飲みに行くことはほぼなくなりましたけどね。

(でも時々は外の居酒屋さんでパーッと騒ぎたい気分になる私)

早くコロナいなくなれ!

 

追伸1:ついにあの名車、三菱パジェロが消えることになりました。

私が免許を取得したばかりの頃、パジェロのようなビッグSUVが第ブームでした。もう25年以上前になります。スキーやサーフィンといったアウトドアブームと重なり、パジェロのようなごっつい車にスキー板を載せ、冬山に向かうのがトレンドでした。

しかし三菱自動車も不祥事を発端に低迷し、そして日産との連合軍を作ったと思ったら、あのカルロス・ゴーン氏の間違った拡大路線に振り回され、そして進化も遅れ、今の時代にそぐわなくなったのが消滅の理由だと思います。

パジェロ全盛期は色々なビッグSUVがありました。

日産テラノやいすゞビッグホーンなど、今でもかっこいいと思う大型車がワンサカありました。

奇しくもただいまSUVの大ブームが再来しております。ハイブリッドやクリーンディーゼル車として再び発売すれば売れそうな気がしますけどね。特に我々の世代には大人気になるはずです。

それにしてもパジェロ消滅は寂しいです。

フレンドパークの最後に「パジェロ!パジェロ!」って言いながらダーツを投げていたシーンが懐かしいです。

 

 

 

 

追伸2:あまり政治的なことをここで述べたくありませんが、さすがに朝の新聞でこの写真を見た時は腹が立ちました。

こんなことしてたら永遠に仲良くなれませんよ。

売られた喧嘩は買う主義です。

これは許せません。