もう12月半ばです。今年1年も終わりが近づいてきました。今年は元号も変わり、激動の1年だでした。自分もずっと忙しく動き回っておりました。ちょっと最近お疲れ気味の44歳です。
ついに大塚家具問題が、ヤマダ電機に身売りという形で終焉を迎えました。
なんだか壮絶な親子喧嘩で、見ている方もずっと胸を痛めておりました。色々考えた末での社長決断なんでしょうけど、元々の創始者である父親はどんな気持ちなんでしょうか?
以前のような高級路線だけで生き残れるとは思っていませんが、イケヤとかニトリに対抗して値下げするのもなんだかブランドイメージを損なってしまいそうで。
ちょっとだけ経済学・経営学・帝王学に興味を持っていた私はこの出来事を注視しておりました。
なんだか切ない結末です。お父さんの「匠大塚」はどうなっていくんでしょう?
今回は釣り談義の続きです。
海釣りを覚えた息子と一緒にいろんな釣り場に行きました。
特に日本海側は魚影が濃いし、海か綺麗なので頻繁に出かけました。長門の仙崎港がメインの釣り場で、その近くの青海島の大日々漁港や通漁港、萩の漁港にもいくつか行きました。
息子のメインはサビキ釣りでアジ狙いです。私は息子が釣ったアジを餌にしてヒラメやメゴチなどの大物を狙いつつ、メインは投げ釣りでキスを狙っていました。
私のポリシーは「食べて美味しい魚を狙う!」ことです。だからベラとか小さなメジナにはあまり興味が湧きません。息子はどの魚を釣っても大興奮しますけど。
釣り堀ではなく、海釣りに行くと、全く釣れない時もあります。いわゆるボウズってやつです。
息子に投げ釣りを教えてあげようと思い、宇部空港近くの床波の砂浜にキスを狙いに行きました。
潮の加減と時間帯が悪く、多少のあたりはあったものの、全く釣れませんでした。
早々に飽きてしまった息子はテトラポットから砂浜に飛び降りて遊んでいました。やはり釣れないと楽しくないみたいです。
この「釣れない時間」が実は大事で、どこをどう変えればいいのかな?仕掛けや餌の付け方は正しいのか?などなど、色々考える時間が大切であり、それがまた楽しい時間となります。実は魚釣って攻撃的な性格、せっかちで短気な人が向いていると言われています。糸を垂らしてのんびりってタイプの方は向いていません。
妻の実家近くの漁港に場所を変えても全く釣れず。
あたりどころか餌取りの姿も見えません。こんな状況は日本海側ではあまりないと思います。こんなことが何回かあったため、やっぱり釣りするなら日本海って思ってしまいます。瀬戸内海でも場所がよければ色々釣れるんですけどね。
息子の忍耐力が鍛えられたかな?
息子の釣り熱が少し下がりかかっていた時、素敵な釣りイベントが開催されました。先日このブログ内でお話しした、長門市の向津具(むかつく)半島の親子釣り大会です。
ここの港は最高でした。
魚影が濃いのはもちろんですが、釣れる魚の種類が豊富でした。
油谷湾の湾内と言うこともあり、台風一過のシケ状態だったにも関わらず、ここでは風の影響があっても釣りができる場所です。
地元の漁師さんのアドバイスを聞いて、いろんな魚を狙いました。アジは入れ食い状態でした。そのアジを使って泳がせ釣りをしたら、エソ、メゴチなど比較的大きな魚を釣ることができました。
しかしこの漁港の本命は「ヒラメ」だそうで、ヒラメ狙いの釣り人が何人もいました。いいですね、ヒラメ。大学時代に天草でサビキ釣りをしていたら、偶然釣れたアジにヒラメが噛みつき、50cm近い大物ヒラメを釣った経験はあります。
ちなみにここでもキスを狙った私ですが、キスは全く釣れませんでした。
今年中にキスを釣り上げたいと言う気持ちがどんどん大きくなってしまいました。それはなぜだと思いますか?
秋の初め頃、息子の友人2名を引き連れ、萩の三見漁港にキス釣りに行った時のお話です。
元々は菊が浜や嫁泣漁港に入る予定でしたが、その日はあまりにも風が強く、とても釣りにならない状況だったので、風裏を求めて長年寄りの三見漁港に行きました。
小さな漁港ですが、下が砂地のためキスがよく釣れる港みたいです。当然子ども達の指導者である私は小さなキスを数匹だけ釣りましたが、たまたまちょいっと投げた息子の友人が釣り上げたキスの大きさを見て驚きました。
ほんの数メートル先にちょいっと投げた瞬間、竿が思いっきりしなり、私の釣ったキスの1.5倍はある大型を釣り上げました。20cmは軽く超えていました。
息子とその友人達はその後すぐに釣りをやめて遊び始め、一緒におやつタイムしたり、砂浜で追いかけっこしたり。釣りするよりも仲良し3人組で走り回る方が何倍も楽しいんでしょう。
しかしこれでは気持ちの収まりがつかない私。子供に嫉妬するわけではありませんが、彼以上の大きさのキスを釣らないと私のプライドが傷ついてしまいます。
ということで1人ムキになった私は、息子達を横目に必死に投げ釣りを続けました。小さなキスが数匹釣れたのみで、結局その日は惨敗でした。とほほ。
もうキス釣りの最盛期は過ぎてしまったにもかかわらず、いろいろな情報を元に、県内のキス釣りスポットをいくつか回りました。
青海島の大日々漁港で爆釣だったという話を聞いて、朝四時起きして息子と行ってきましたが、その日はあたりすらなし。
小さな小さなヒラメの赤ちゃんが釣れたくらいでした。
このままでは終われない、このまま年を越してしまえばリベンジを果たさぬまま終わってしまう!
と言うことで、12月上旬、もう季節外れとは思いましたが、あの漁港へ、あの大型キスが釣れた三見漁港に最後のリベンジマッチをしに、再訪問する決意を固めました。
前日にクリニック忘年会があり、風邪気味の娘と、やや体調不良の妻が急遽留守番となってしまい、息子と2人で参加してきました。9時くらいまであったのでいつもより寝る時間が遅くなってしまった息子。翌日の釣りは息子と2人で行く約束をしていたのに、朝になって息子から衝撃的な一言。
「お父さん、僕は眠いから、お父さん1人で行ってきて。まだ寝る。」
なんですと!二次会に行かず、翌日の釣り目的で早めに帰宅したのに・・・
1人で行くかどうか、かなり悩みましたが、ここは男の意地。寝ている家族を起こさないよう、静かに準備し、午前中だけ、朝まずめのチャンスタイムだけトライしようと思い、1人で萩の三見漁港を目指しました。
行って大正解でした。キスが釣れました!しかも結構な頻度であたりが来ます。あのキス独特の、竿がビビビッとなるあたりは最高に気持ちがいいです。久しぶりにキスの感覚を思い出しました。最高です!
ちょうどその日は潮の加減が良く、しかも気温もさほど低くなく、天気も曇天で釣りやすい環境でした。さらに言うと、今回はたった一人釣行なので、息子の仕掛け準備も必要ありません。ただ自分のため、ただ自分の釣りに専念することができました。いつも一緒の息子がいないのは少し寂しかったけど、今年最後の釣りで目標を達成しました。
息子の友人が釣り上げたビッグサイズには届きませんでしたが、15cm以上のキスを、2時間ちょっとでこれだけ釣り上げることができました。
天ぷらにするには少し小さかったので、妻が丸ごと1匹を唐揚げにしてくれました。これがまた絶品でした!
白身のお上品な味がキスの醍醐味です。小さなキスは頭から尻尾まで全部食べることができます。やっぱり食べて美味しい魚が大好きな私。キスが大好きなのを再確認できました。キスは「浜の女王」って呼ばれていますからねー。
この時期ってキスは深場に移動しますが、サイズ感は少し大きめになると聞いております。今年最後って何度も書きましたが、冬休みにもう1回だけ三見漁港に行こうかなって本気で考えています。
次こそ息子にキス釣りの楽しさを教えてあげれるかな?
だいたい下心がある時って釣れませんからね。
目指せ、尺ギス!(30cm超えのビッグサイズ)
そしてその次の目標、令和2年の目標はズバリ「ヒラメ」です!来年はヒラメ釣りにこだわってみようと思います。今回は厳しい相手です。まずは冬のカレイシーズンに挑む予定です。
追伸:我が山口県の英雄、かっすんこと石川佳純選手が東京五輪のシングルス代表に選ばれました。なんだか最近グッと大人っぽくなったかっすん。髪も短めからロングに変わりました。
一時期、ショートカットで茶髪スタイルでしたが、今の方が断然可愛くて私好み。
ん?おっさんの趣味なんて聞いてない?気持ち悪い?
さぁ、みんなでかっすんを応援しましょう!
そんな中、新旧交代の波もまた一つ。
伊調選手が落選です。色々と問題がありましたが、あの絶対的王者がこんな形で幕切れとなるなんて。
もう少し安心できる環境で練習して欲しかったです。なんだかレスリング以外の場所で負けてしまった感じがして後味悪いです。
テコンドー協会も大変そうです。