今日は暑すぎです。夏は嫌いです。
今回で3回目の香川話。これで終了です。最後はうどんのお話。
香川県はうどん県って呼ばれています。手紙に「うどん県」って書いても届くらしいですよ要潤が偉そうに語っています。まあどうでもいい話ですが。
数年前に香川で医師バスケの大会があった時、早々と負けてしまったのでうどん屋さんを何件もハシゴしたのが良き思い出です。高松と琴平ではうどんの味が違うんですよね。本当に。うどんというシンプルな食べ物だけに奥が深そうです。
昔からあるお屋敷を料理店にしたものです。名前を「郷屋敷」と言います。ものすごく雰囲気のあるお店で、しかも一番奥の席に案内されたもんだから、最初から緊張の夕食。
我が息子が不機嫌でグズグズ言ってるのがちょっと周りに迷惑でしたが、お料理はとっても美味しかったです。
このうどんが絶品でした。讃岐うどんって固い麺のイメージだったけど、このうどんは違います。最初の歯ごたえは柔らかいのに、しっかりと芯があるような食感。決してニュルニュルではありません。柔らかいのにコシがある。こんなうどん初めてです。
つけ汁がまた絶品でした。いりこだしのつけ汁。何杯でも食べられる素敵な味付けでした。さすがうどん県。底力を見ました。
香川最終日に、義兄が遅れて香川入りしたのでうどんを食べていませんでした。
彼の希望もあって、どうせなら香川ならではのセルフサービスのうどん屋さんに行ってみようと思い、ガイドブックで探したお店に行ってきました。
入り口でうどんを注文し、天ぷらやおでんを追加購入するスタイルです。あちらのおでんはからし味噌をつけるのが主流です。
で、お味はというと。初日食べたうどんほどセンセーショナルな衝撃は受けませんでした。どこかで見たスタイル、どこかで食べた味。
そうです。最近凄まじい勢いで全国展開している「丸亀製麺」と一緒です。しかも丸亀製麺の方が天ぷらが美味しかった。お客さんの回転が早いため、だいたい揚げたての天ぷらが食べれますもんね。丸亀製麺は。
しかしこのお店、香川県のお店ではないそうです。香川県民からすれば、丸亀製麺は「外資企業」だそうです。邪道みたいです。山口では大繁盛していますが。
数年前、香川訪問時に連れて行ってもらったうどん屋さんの「生醬油うどん」の味が衝撃的でした。うどんに生醬油とスダチをかけただけの味。しかし最近では気軽に香川のうどんが食べられる時代。
ちなみに、宇部駅の前にある「麺工棒」の店長さんは香川で修行したそうですよ。あのソフトバンクの城島に似た店長さんです。
個人的にはこちらのお店の方が好きですが、天ぷらは少し冷めています。近くに丸亀製麺が出来たので、思いっきりあおりをくらっているようです。なかなか厳しい競争ですね、うどんも。香川で食べた味はこちらのお店の方が近いと思います。皆さん、「麺工棒」も応援よろしくお願いしますね。ちなみに私はその日の気分で両店舗を使い分けています。
香川県話はこれにて終了です。滅多に父の実家には帰りませんが、パワフルなおじさんはいつも楽しいお話をしてくれます。大会社の社長さんですからね。カリスマ性があって尊敬しています。息子がもう少し大きくなったら連れて行こうと思います。
追伸:なんだかんだ讃岐うどんを語っておきながら、やはり一番好きなのは王司サービスエリアの「どか肉うどん」です。幼少期から慣れ親しんだお味。麺はニュルニュルでコシはなし。おつゆも甘ったるい感じですが、これがまた絶品。昨日も息子と一緒に博物館に行く途中に行ってきました。
あ、この写真、あまりの空腹に半分くらい食べてから撮りました。中身が減っているのはそのせいです。本当はもっとお肉たっぷりのっていますよ。ご安心を。
ついでに言うと、同じ王司サービスエリアでも、上りと下りのお店の味が違うって噂があります。ちなみに私は下りの方が好きです。都市伝説?あ、都市ではないから田舎伝説?