最近の朝の散歩も暑いです。5時半くらいから既に暑いです。もっと早く出発せねば。4時半ですかね。まだ真っ暗です。いよいよ不審者ですね。
今回は香川ネタ第2弾。
旅行期間中、父の実家のそばにあるトレスタ白山というホテルに宿泊しました。ちょっと小高い丘の上にあるので見晴らしの良いホテルです。
旅行中とはいえ、毎日の早朝散歩をさぼることはできません。連日早朝起床して散歩に繰り出しました。
ホテルの裏に小さな山があります。「標高200m。ハイキングに最適です。片道20分程度で頂上に着きます。」なんぞ、軽い感じで記載されていたので、こちらも軽い気持ちで登ってみることにしました。
前日の大宴会の悪影響が残っている最中、短パンとTシャツというラフな格好で登山開始。歩き始めて1分後、大後悔しました。傾斜がかなり急で、階段、階段の連続。早朝にも関わらずご近所の年配の方々が登っているので弱音を吐くわけにはいかず。地獄の登山道でした。
もう全身から汗が吹き出していました。ここは若者の意地。休憩なしで登ったので15分かかっていません。でも地獄の15分でした。
周りを見渡せば、しっかり登山の格好をした方々ばかり。こちらは超軽装。これって富士山で遭難したお馬鹿な若者達と同類です。やはり山はなめたらいけんです。登山する時はしっかり準備しましょうね。せめてタオルくらいは準備して行くべきでした。
頂上で汗がひくまでしばし休憩。自分としては涼しい顔で座っていたつもりでしたが、ベンチの下には汗で出来た水たまり。
周りの方々も少しひきぎみでした。
展望台からの風景です。ここでふと思いました。
せっかく山に登ったのに爽快感ゼロ。そうです。私は登山が大嫌いなのです。
中学時代、高校時代と登山好きの先生が多かったので、九州の名山はだいたい制覇しました。本人は全く希望していませんが。
高校時代には屋久島の縄文杉も見ました。この時も地獄でした。旅行のパンフレットには「縄文杉までハイキング」って書いてあったけど、実際は思いっきり本格的な登山。周りはジャングル。しかも途中大雨。思い出したくないくらい過酷なハイキングでした。
山登りする人の「ハイキング」って概念は「ちょっとした登山」をさすみたいですね。今後は要注意です。
その日は妹の旦那も誘っていたのに、飲み過ぎで寝坊。結局一人で過酷登山。帰り道も悲しい気分でトボトボ下りました。
ホテルに帰って温泉で汗(と涙)を流しました。やはり私は山より海が好きです。間違いありません。
「なぜ山に登るのか?」「そこに山があるからだ。byジョージ•マロリー」
実はこの台詞、周りがうるさいから適当に答えたらしいですよ。
「なぜ山に登るのか?」「そこに山があっても私は決して登らない。by砂川新平」